アウストロモラ・アンゲルホフェリ
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アウストロモラ・アンゲルホフェリ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Austromola angerhoferi Gregorova et al., 2009 |
アウストロモラ・アンゲルホフェリとは、マンボウ科に分類される化石性魚類である。アウストロモラ属の唯一の種である。
形状[編集 | hide all | hide | ソースを編集]
胸鰭はマンボウ属やヤリマンボウ属のように丸みを帯びており、クサビフグ属の細長い形状とは明らかに異なる。
仮尾鰭の基底翼骨の遠位端に骨棘は持たない。最下部の基部翼足が背部翼担鰭骨の3倍長い。
尾鰭はなく、代わりに舵鰭がある。 舵鰭軟条は7本の背鰭基底棘と9本のに支え担鰭骨に支えられる。
背鰭と臀鰭は広くて長く、合わせて体高の3分の2以上を占める。 歯や三枚板の部分の化石は発見されていない。
生態[編集 | hide | ソースを編集]
オーストリアのプッキングにあるエーベルスベルク層の地層で化石が出土している。
中新世のアキタニアン・エゲル紀上部に生息していた。
発見[編集 | hide | ソースを編集]
化石はブレヒト・アンゲルホーファー (Bercht Angerhofer)博士が発見し、Gregorováらが新属・新種記載した。
種小名は、発見者への献名である。
外部リンク[編集 | hide | ソースを編集]
- Gregorová R., Schultz O., Harzhauser M., Kroh A. & Coric S. (2009). “A Giant Early Miocene Sunfish from the North Alpine Foreland Basin (Austria) and Its Implication for Molid Phylogeny“. Journal of Verterbrate Paleontology. 29 (2) : 359-371. DOI:10.1671/039.029.0201.