プロローグ 魔法に憧れた少年の話
魔法とは何だろう、奇跡の象徴であり超常的な現象。
火に手を伸ばすは賢者か愚者か。
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『ブオオオォ!!!!』
15
階層主の名は単眼の巨人竜『バロール』迷宮の番人。
迷宮、49階層自体が振動の嵐に包まれる。焦っていた....『単眼の王』は目の前の敵に恐怖していた。
どれだけ攻撃しようが避けられいなされる。地形が変われど侵入者は平然としている息すら切らしていない。
『ブオオオォッッ!!!』
単眼の王、その意味とは正しくその瞳にある巨大な目から繰り出される特大の
周りにいる同族すら焼き払って侵入者に止めを刺す。地層、階層すら突き抜けた一撃。
短剣を構えていたが倒した。
「勝利を確信した瞬間ってのは
『ッッ!?!?!?』
土煙からの真下奇襲その相貌は以前変わりなく少し埃が被った程度だった油断した瞬間を狙った攻撃に遅れを取る。
空中を飛び跳ねながら向かって来る。幾ら神速にも届く
先程の短剣とは違う武器、大剣は異様な威圧感を醸し出す。アレを受ければ死ぬと
回避は不可能と悟った
生まれて間もない己でも分かった目の前のコイツは......
「残念だけど意味ないぜ」
『ッッッッ!?!?!?!?』
怪物より怪物だと。
巨体の両腕は意味をなさなかった。
確かに腕は斬られるだろう、だが触れてもいない己の肉体が両断されたのは何故か。
「
「ハァー深層潜ると独り言が増えて嫌になるなぁ。仕舞いには
崩れる自身を置いて背中を見せ突然、振り返る。
「ああそうだ、お前強かったぜ。次はいい奴に生まれ変われよ」
単眼の王は人間の言葉を理解しない、理解出来ない。
だが死闘を終えた両者に対して別だった。崩れ去る瞬間、頭に過ったのは。
ー『二度と会うか』ーそう思って単眼の王は眼を閉じた。
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「ランクアップだ。司」
所要期間五年・冒険者歴十年
バロール単独討伐
Lv.7→8
その男は天与に愛され呪われた