スキャニングライダー風計測で海岸線付近の洋上風況調査を効率的に
2025.03.13
大船渡山林火災で養殖魚研究に打撃 試験池停電、飼育7割死滅か
岩手大三陸水産研究センター(平井俊朗センター長)がサケ・マス養殖研究に活用する大船渡市三陸町綾里の試験池が、大規模山林火災で深刻な打撃を受けた。停電で水をくみ上げるポンプが止まり、飼育していたサクラマスとニジマス計約2万匹のうち7割程度が死んだとみられる。養殖魚の品種改良へ研究を担う基幹施設。不漁が続く秋サケの代替として、成果が期待されていただけに影響の広がりが懸念される。
東日本大震災発生から14年の11日、平井センター長の研究室に所属する学生は、腐敗した魚の片付けに追われた。農学部3年の西村希美さん(21)は「衝撃的な被害の大きさ。研究テーマを変えざるを得ない学生が出てくるかもしれない」と不安を口にする。
試験池は地元で使われていた養魚場の閉鎖に伴い、研究施設に転用した。周辺の井戸と川からポンプで水をくみ上げて管理しているが、停電で止まり、酸素不足に陥ったとみられる。綾里の避難指示が解除された10日に状況を確認すると、ふ化室の稚魚も含め大半が死んでいた。
◇ ◇
記事全文は、3月13日付の岩手日報本紙をご覧ください。