動画配信中の女性殺害事件 栃木 小山の容疑者の自宅を捜索
東京 新宿区の路上で動画配信中の22歳の女性が殺害された事件で、警視庁は13日、逮捕された容疑者の栃木県内の自宅を捜索しました。
容疑者は「女性が配信するのを知って電車で上京し、歩いているところを見つけて刺した」などと供述していて、警視庁は事件の計画性などについて詳しく調べています。
11日、新宿区高田馬場の路上で、動画の生配信中だった東京・多摩市の佐藤愛里さん(22)が刃物で刺されて死亡しました。
警視庁は高野健一容疑者(42)を殺人未遂の疑いでその場で逮捕し、13日、容疑を殺人に切り替えて検察庁に送りました。
また、警視庁は、栃木県小山市にある容疑者の自宅アパートを捜索しました。
これまでの調べで、容疑者は、凶器に使ったサバイバルナイフを含む2本のナイフを現場に持ち込み、佐藤さんの頭や首などを数十回にわたり刺したとみられています。
捜査関係者によりますと、「佐藤さんを殺すつもりはなかった」と殺意を否認する一方、「ナイフは2、3か月前にネットで購入した。佐藤さんが動画配信を告知しているのを見て、当日の朝、電車で上京した。『高田馬場駅に着いた』と配信していたので服装を頼りに周辺を探し、歩いている佐藤さんを見つけて刺した」などと供述しているということです。
容疑者は「金を貸していたが、返してもらえなかった。2つの消費者金融から100万円の借金をし、佐藤さんに振り込んでいた」などと供述していて、13日の捜索では、部屋の中から、振り込みの際の明細なども見つかったということです。
警視庁は金銭などをめぐり恨みを募らせていたとみて、事件の計画性などを詳しく調べています。