今回、田畑を荒らし凶作と悪病をもたらす狸を退治したという、信濃の犬こと「べんべこ太郎」。
その 『 べんべこ太郎の墓 』 に行ってきました。
史跡地:山形県天童市下山口524 妙見神社
赤い鳥居が見えてきました。ここが妙見神社の入り口のようです。
季節は秋。11月でしたが寒くはなくいい秋晴れでした。ここが彼の地、やっと来れました。
詳しい住所が分からなかったのでかなり迷いました。何故か山寺に導かれそうに…。
神社に来た時のワクワク感。下から見上げる鳥居の渋さに圧倒されます。
むむっ?
おおー!!!
どうやら妙見神社で間違いなさそうです。ナビ検索して住所出るようにしてくださいよ、先生。
前回、来ようとしましたが迷って時間切れ(暗くなってきた)で諦めました。再挑戦です。
空気が澄んでます。逆に私が不審者な気がしてきました。やましい気持ちはありません。
青空で良かった。心からそう思います。
ちなみに右の方に石碑や祠が沢山ありました。是非見に行ってください。
「弁戈天」「阿弥陀如来」「稲荷大明神」「正一位稲荷大明神」など。今回は割愛しております。
それと、妙見神社は「べんべこ太郎」の供養と鎮魂の墓と共に建造された神社だそうですが…
一説には「人身御供の場として設けられた神社」とも云われているそうです。
不穏な事を言いつつ、到着。
賽銭箱はありませんでした。それにしても「お墓」はどこでしょうか?
本堂の近辺。お墓は近くにありません。
イチイって赤い実がなる木ですよね。甘くて好きですが、種に毒性があります。気をつけねば。
赤い堂があります。お洒落で綺麗です。お布施で修理などしているのでしょうね。
大切にするのはいいことです。
白い象さんがいました。
あれれーおかしいぞ。目当てのものが見当たらないです。帰るしかないのでしょうか。
妙見神社ですよね、ここ?また迷いましたかね?ナニかに化かされている?
あ
ん?
んん?
これは…
あ
ありました!!! 『 べんべこ太郎の墓 』
※変なエフェクト付けてすみません。ようやく発見しすごく感動した為こうなりました。 お参りもしました。
茶番に見えるかもしれませんが、実際に1時間ほど彷徨いました。「え?え?お墓ドコ?」と。
そのせいかデジカメの電池が切れました。ぷっつん切れてビビリました。おばけ……?
以上が天童市下山口に伝わる「べんべこ太郎」の伝承となります。
伝聞、書籍によって違う筋書きがありますが、基本的に人身御供を要求する猿神、大狸を
犬が退治するという物語が原点になっています。何故か山形県には三件もあります。
よく見ると、最初の赤い鳥居を撮ったところから見上げると普通にありました。節穴過ぎる。
夏草茂る日に行ったら分からなかったと思います。秋で良かったんですね、きっと。
次回、鶴岡市の伝承 『 めっけ犬伝説 』 へと続く…。
伝承によれば、べんべこ太郎と化狸の戦いは麓の山口から谷の奥の田麦野まで及び、
激しく争い合ったそうです。田麦野は別名で「狸野」という意味で、多くの狸が生息し、
狸による害が酷い地だったそうですね。パラダイス、お腹を出して、ぽんぽこぽん。
正直のこのまとめで大変だったのは由来記をまとめる事でした。天童市HPにも記載が無く…。
折角の伝承なので 『 犬の宮 』 のように立て看板をつけて欲しいですね。是非とも。
由来も知られず存在している神社は沢山あります。「知らないから存在しないのと一緒」と
ならないように皆に知ってもらいたい歴史です。観光協会さん!!!設置をお願い致します。