今、俺は豊饒の女主人の屋根の上にいる。
「おい、羽虫てめぇなんのつもりだ」
「今宵、豊饒の女主人に
「当たり前だ、
清々しいほどに喧嘩腰の糞猫もといアレン・フローメルは【フレイヤ・ファミリア】副団長にして
「というか、俺なんて無視してシル様の護衛に集中しろよ」
「そんなもんとっくにしてんだよ、テメェこそ女神の意思はどうした」
「それを行うための下準備をしている最中だ」
「あぁん、何を言って・・・」
アレンが詰めてくる途中、声が聞こえる。
「ベルさん!?」
「「!!」」
シル様の声と同時に白髪の少年が店から飛び出した。
「下準備がこれか・・・」
「まだ途中だ」
そう言って俺はベルを追いかけるのだった。
クソッ、クソッ、クソッ、クソッ、クソッ、クソッ、クソォッ!!
僕は甘かった、甘かったんだ!!
『雑魚じゃアイズ・ヴァレンシュタインには釣り合わねぇ!!』
僕は馬鹿だ、変わろうとしてすらなかった!!
僕は一人の少女の前に立つことすら許されない!!
何もせずにただただ与えられることだけを期待していた自分に腹が立つ!!
だから、僕は屹立する塔へと向かい走った。
「ハァアアアアアアアアアアッ!!」
万が一の時のために持っていた護身用の短刀を振るいモンスターを撃破する。
そして、そのまま走り出し体の中で燃え上がる炎の勢いに身を任せてモンスターに襲いかかる。
「・・・・・・・・・・・・」
『・・・・・・・・・・・・』
「かの兎は何故あそこまで戦う?」
『そんなの決まってんだろ。
「そっか」
俺達はベルが倒れるまで見守り続けたが地上に戻ってきた際にうっすらと意識を取り戻した時に
危なかったぁ、これがあるとないとじゃ大違いだったからな。
「遅い・・・、いくらなんでも遅すぎる!!」
ボクの初めての眷属であるベル君が機能ご飯を食べに行ってから帰ってこず朝を迎えた。
「何かに巻き込まれた・・・?だとしたら、早く探さないと!!」
そう考えたボクが廃教会の外へ出ると、ベルくんを背負った
「ベル君!!」
「神ヘスティアですね、俺は【フレイヤ・ファミリア】のヘグニ・ラグナールといいます」
「フレイヤの
疑問に思った僕が問いかけるとヘグニ君は答える。
「実は彼装備もまともに身に付けずにダンジョンでモンスターと戦闘をしていまして最後の一匹を倒したと同時に倒れた所を見たので背負って地上に戻ってきた時にこちらの場所を教えてくれたので直接連れてきました。あと、モンスターとの戦闘時負った傷は俺の持っていた
「うん、細かく説明してくれてありがとうヘグニ君」
「それでは、おれはこれで」
「本当にベルくんを助けてくれてありがとう!!」
ヘグニ君はボクに頭を下げてから自身の