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3月閉校の小学校で最後の卒業式 県内の小学校で最も早く 学び舎巣立つ【岩手・九戸村】
3月で閉校となる岩手県九戸村の小学校で、最後の卒業式が行われました。県内の小学校で最も早い卒業式です。
全校生徒29人の戸田小学校は創立146年の歴史がありますが、3月で閉校となります。
このため12日が最後の卒業式となりました。
卒業を迎えたのは男子3人、女子4人のあわせて7人の6年生です。
式では、佐々木伸也校長から名前が呼ばれ、一人ひとり卒業証書を受け取りました。
この後、卒業生は、保護者や在校生が見守る中、6年間を過ごした学び舎に、旅立ちの言葉を贈りました。
式が終わると、担任の先生と一緒に最後のホームルームです。
児童たちの表情に涙はなく、教室内は最後まで笑顔と明るい声に包まれていました。
卒業生は、春から全員が同じ村内の中学校に進学します。
また在校生22人は、4月から統合先の九戸小学校に通うことになります。