ばくわな実戦ファイル
file08 ワインドアップ作戦(三) 対キリコ戦
■ 2回の失敗からのリベンジ
さて、ばくわなによる捕獲後の確保の問題である。いかにしたら安全で確実な確保を実現できるか?
前々回file06では、ポールを地面に突き立ててそれに紐を巻き取らせて猫の可動範囲をせばめてはどうだろうか?と試してみたが、しっかりとポールを地面に突き立てるということ自体が実際には難しいという問題に突き当たってあえなく失敗。
前回file07では、それなら重い敷石に括り付けた鉄の三脚を置いてそれに巻き取らせてはどうか?と試してみたが、どうも思ったほどスムーズにはいかないな、という半端な失敗に終わった。
しかし、この2回の失敗からひとつ思いついたことがあった。
地面に一本ポールを突き立てるのは確かに難しいが、前回の重い敷石に括り付けるという方法をとれば、それも割と簡単にできるんじゃないか、ということである。
早速やってみることにした。
例によってダイソーで材料をそろえる。
これを組み立てて石に括り付けて置いてみたらどうか、というわけである。
結果こんな感じになった。
あとはネコを待つだけである。
■ ネコも様々
結果の動画がこちら。
一言で言えば「失敗」・・・・を通り越して「敗北」であったw
上の画像の通り捕獲までは申し分のないものだったが、肝心の作戦の方が…
置いたポールは完全にムダに終わった。今回のネコはまわりをうろつくなどというようなムダな動きをまったくせず、紐をただ直線的に引き続けたという感じでしょうか。
しかも、たびたび紐を噛み続けていました。
そしてそれが起こったのは30分後のこと。なんと、紐を噛み切って逃げてしまったのでした。
いっこうにポールに巻き付くような動きがなかったので人間が近づけば何か行動が変わるだろうかと試してみたのだが特に変わらず。
さらにネコの顔に向けて直接ライトを当ててみたもののそれでも動じず、むしろなんとか紐を噛み切ろうと必死に噛み切り作業に専念したようでした。
妙に冷静な反応で…ちょっと驚きましたね。
これが実際の噛み切りあと。
今回の実験でよくわかったのは結局ネコも様々、捕まったあとの行動にしてもかなり個体差があるということです。
そこを想定して何かを仕掛けるというのは、極めて困難であるということ。
そしてもうひとつ、ナイロン紐もある程度時間をかけて噛み続ければネコの力でも噛み切れるということです。
紐をナイロン紐に変えてからは今まで切られたことは一度もなかったのですがね。
もっと言えば、少なくとも2022年2月22日から2025年2月22日現在に至るこの3年間で、私の庭でいったんばくわなに掛かったのちに逃げのびたネコは今回のこの一例のみなのです。
■ 再戦…ならず
紐を切られて逃げられるとは、思わぬ失態である。
とりあえず応急的な噛み切り対策をした上で次こそはと翌日から罠を仕掛けなおしたのだが、件のネコが再び我が家の庭に姿を現すことはなかった。
人間に動じず冷静に紐を噛み続けた姿といい、やはり意外に賢いネコだったということなのかもしれません。
であれば仕方なし。
今回の一連のファイルを納めたPCフォルダに「20240418キリコ」と名前を付し、キリコとの戦いは終わったのでした。
2025年2月22日
by 皆ショ計画