今年度で閉校する中学校で最後の卒業式 みなべ町
生徒数が減少し、今年度(令和6年度)で閉校するみなべ町の中学校で、最後の卒業式が行われました。
みなべ町の山間部にある高城中学校は、少子化の影響で10年前(平成26年度)に別の中学校を統合したあとも生徒数は年々減少し、今年度は全校生徒が27人と部活動が維持できない状況になりました。
このため、町内の別の中学校に統合されることになり、6日は、在校生や保護者が見守るなか、最後の卒業式が行われました。
式では、名前を呼ばれた13人の卒業生が大きな声で「はい」と答えて壇上にあがり、一人ひとりに卒業証書が手渡されました。
このあと、高台浩 校長は「最後の卒業生として、立派に成長しました。何事も恐れずさまざまなことに挑戦してください」と卒業生にはなむけのことばを送りました。
これに対し、卒業生代表の岡崎秀翔さんは「どんなに時間が流れても、中学時代を思い出すとき、心はこの場所に戻ってきます」と述べました。
式のあと卒業生は、校舎の前で在校生から花束を受け取ったり、写真を撮ったりして、別れを惜しんでいました。
卒業生の男子生徒は「人数は少ないですが、みんな明るくとても楽しい中学校でした。閉校はさみしいですが、新しい場所で夢に向かってがんばりたいです」と話していました。
和歌山県内の少子化は深刻で、みなべ町では、20年前の平成16年度に551人いた中学生が今年度は291人となっています。
県内の中学校では、ほかにも、紀美野町の2校が今年度で閉校します。