今回は四桁の数の引き算に挑戦します。桁数がここまで大きくなってしまうと、暗算はできないだろうと思っていませんか。
しかし、工夫をして計算することで繰り下がりなどの難しさを解消することができます。どんな工夫をすると良いかを考えてみましょう。
問題
次の計算をしなさい。
5293−2235
筆算はせずに解いていきましょう。
解説
この問題の答えは「3058」です。
楽に計算をするためのポイントは結合法則をうまく使うことです。
<結合法則>
計算順序を変えても結果が同じになるという法則。
(a+b)+c=a+(b+c)
※この結合法則は、すべてが足し算の場合のみ使用できる。
この法則を使うために、5293を分解してみます。ただし、何と何に分解するかが、その後の計算のしやすさを大きく左右するのでよく考えていきましょう。
その後の計算では、2235を引かなければいけません。そこで、5293を「2235を引きやすい数」と「その残りの数」のように分解することにしましょう。
2235にできるだけ近く、分けやすい数として2290を採用してみましょう。すると、5293は「3003+2290」とすることができます。
5293−2235
=(3003+2290)−2235
=3003+2290−2235
=3003+2290+(−2235) ←2290+(−2235)を結合
=3003+{2290+(−2235)}
=3003+55
=3058
計算しやすい数を意図的に作ることで、繰り下がりの計算をすることなく、簡単に計算することができました。
まとめ
今回の計算では、5293を3003と2290に分解しました。しかし、計算しやすさは人それぞれ異なるので、自分なりに解きやすい方法を模索してみると計算力アップにつながります。
ぜひ他の問題でも計算しやすい形を模索してみましょう!
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。
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