浅田真央 前編「四季を感じながらスケートを楽しんでもらいたい」 | フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋
KENJI:でも、ノービス時代もすごかったもんね。真央ちゃんが笑えば、周りの人もみんな笑顔になるし。ジャンプをぴょんぴょん、ぴょんぴょん飛んで。 浅田:頑張っていましたね。本当にジャンプはぴょんぴょん飛んでいましたし。全日本選手権にも小学6年生で出させてもらっていて、ありがたかったですね。 KENJI:今のルールだと難しいことがあるけど、当時は「真央ちゃんっていうすごい子が出てきた」ってみんなが言っていたもんね。 浅田:すごく期待してくれて。「すごい、すごい」ってたくさん言ってもらっていました。
スケートを始めたきっかけ
KENJI:そもそもスケートを始めたきっかけは? 浅田:母がバレエダンサーにさせたかったようで、3歳からクラシックバレエをやっていました。有名なバレエダンサーが、バレエのためにフィギュアスケートを始めたことを知って、5歳の時に始めました。 KENJI:そうなんや。フィギュアスケートの人って、スケートのためにバレエの基本的な練習をすることがあるけど、その逆もあるんだね。フィギュアスケートを滑ってみて、どうだった? 浅田:もともとバレエがそこまで好きじゃなくて。ずっとバーを使ってゆっくりな動作をするのが苦手だったんですけど、スケートは日常じゃ味わえないような感覚だったり、できないことが早くできるようになっていったりするので、すごく楽しかったんです。技ができて、それを試合で発表してメダルがもらえたり順位がついたりするのも、達成できる喜びになっていたんじゃないかなって思います。 KENJI:ジャンプは難しく考えず、本当に楽しくて飛んでたの? ダブルアクセルはいつ頃に飛べるようになった? 浅田:小学校2、3年生ぐらいですかね。 KENJI:これは、みんなに聞いているんだけど、ダブルアクセルが最初の壁というか3〜5年くらいかかることが多いみたい。真央ちゃんはさらっと?