日本維新の会の石井苗子参院議員(71)が、11日未明に都内の病院で亡くなった「選挙の神様」と呼ばれた選挙プランナーの藤川晋之助(本名・藤川基之=享年71)さんを追悼した。
藤川さんは昨年7月の東京都知事選で前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏の参謀を務め、小池百合子都知事に次ぐ2位に躍進させた。石丸現象の仕掛け人としてメディアに多数出演。タレントのデヴィ夫人が代表を務める新党「12(ワンニャン)平和党」の選対委員長に就任し、2月に都内で行われた会見ではデヴィ夫人らとともに登壇していた。
藤川さんは石井氏が2016年の参院選に立候補した際に選挙参謀を務めた。石井氏は「大変残念に思います。ついこの間も病院で『大丈夫だよ』なんて話をしてたんですけど」と語る。
石井氏はキャスター、女優として活躍後、43歳で聖路加看護大学に進学し、病院に勤務していた。
「政治家になるなんて考えてもいなかった。何にも知らないし街宣車をどうしていいのかも分からない。全部、藤川さんがサポートしくれたんです」と政界へ導いてもらった。当選後も政策秘書として支えてくれた〝政界の恩人〟でもある。
一方で藤川さんは石井氏を〝命の恩人〟と感謝していたという。「当選してからすぐに体調が悪くなって。倒れては助けて、倒れては助けてをさせていただきました」と振り返る。17年に藤川さんが大病した際には「人は若返ることはできないけど生まれ変わることはできる」と伝えた。以降、藤川さんはその言葉を大事にして健康に留意するようになり「生まれ変わることができた」と感謝していたという。
石井氏の秘書を6年務め、藤川さんは選挙プランナーとして独立。石井氏は「若い人の指導には熱を入れてました。最近の政治や政治家には一抹の嘆きを持っている方でしたから。藤川さんがお亡くなりになると昭和の政治家の考え、政治家たる者はこうあるべきだと言う人が1人減ったなと思います」と悼んだ。













