クサビフグ属
| クサビフグ属 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Ranzania Nardo, 1840 | |||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| クサビフグ属 |
クサビフグ属(-ぞく)とは、フグ目マンボウ科の属である。
概要[編集 | hide all | hide | ソースを編集]
Nardo (1840) により“Ranzania typus“(=クサビフグ)を模式種として記載された[1]。
マンボウ科の中では異物な形状をしている。
外皮は多角形の板で覆われている。内皮は大部分が軟骨質であるが、前顎骨と歯状骨がそれぞれ、上下の嘴に融合している。
上嘴の後方に歯列・歯斑があり、口蓋の上部に厚い骨の塊と融合する。
中新世中期に現れ、現在でもクサビフグが生存している。
マンボウ属+ヤリマンボウ属+アウストロモラ属クレードと姉妹グレードである。
種[編集 | hide | ソースを編集]
現存種1種と化石種4種が知られ、アルジェリアからは学名未確定のクサビフグ属魚類が発見されている[2]。
| 種名 | 鱗板 | 備考 |
|---|---|---|
| クサビフグ R. laevis (Pennant, 1776) |
規則的な多角形 | |
| † チチブクサビフグ R. ogaii Uyano et Sakamoto, 1994 |
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| † (和名無し) R. grahami Weems, 1985 |
不規則な多角形 | |
| † (和名無し) R. tenneyorum Weems, 1985 |
不明 | |
| † (和名無し) R. zappai Carnevale, 2007 |
規則的な多角形 |
出典[編集 | hide | ソースを編集]
- ↑ Nardo G. D. (1840). “Considerazioni sulla famiglia dei pesci Mola, e sui caratteri che li distinguono“. Annali delle Scienze del Regno Lombardo-Veneto. 10 : 105-112.
- ↑ G. Carnevale & F. Santini (2007). “Record of the slender mola, genus Ranzania (Teleostei, Tetraodontiformes), in the Miocene of the Chelif Basin, Algeria“. C. R. Palevol. 6 : 321-326. DOI:10.1016/j.crpv.2007.04.001.