ニシローランドゴリラ

ニシローランドゴリラとは、ニシゴリラの亜種である。

形状[編集 | hide all | hide | ソースを編集]

体高 1.2 ～ 1.8m。体重70 ～ 180kg。ゴリラの中で最も小さい亜種である。

全身が黒い。オスの背中と尻は灰色で、高齢のオスはそれが抜けてゆき、「シルバーバック」と呼ばれるようになる。

尻尾はない。

分布[編集 | hide | ソースを編集]

アンゴラ、カメルーン、中央アフリカ共和国、コンゴ、赤道ギニア本土、ガボンに分布する。

多くの個体が標高500m以下で生息している。然し、ガボンの山間部では標高600～800mに達するものもいる。

人間との関係[編集 | hide | ソースを編集]

世界中の動物園で飼われているゴリラの99.9%がニシローランドゴリラである。

保全[編集 | hide | ソースを編集]

ゴリラは生息する国全てで保護されており、殺したり、捕獲したり、取引したりすることは違法である。ワシントン条約では最も厳しい附属書Iに指定されている。

ニシローランドゴリラはゴリラの中でも個体数が多い。