コンテンツにスキップ
現在第四回執筆コンテスト開催中。/流行記事大賞2024の結果が発表されました。

KMNH VR 100,123

提供: 知木ペディア
Last 5 Pages Viewed: KMNH VR 100,123

KMNH VR 100,123とは、北九州市立自然史・歴史博物館で保管されているウシマンボウの剥製標本である。

概要[編集 | hide all | hide | ソースを編集]

1999年8月8日に茨城県日立市会瀬町沖(36˚34'N, 140˚39'E)で定置網かかっていた個体の剥製である。生鮮時の全長は325 cm、体重は 2tであった。

全長325cm。性別はメス。頭が隆起しており、舵鰭は丸い。当初は性別不明であったが、卵巣があったことからメスと判明した。

相良ほか(2005)及びYoshita et al. (2009)では‘‘OI-1’’ と表記されている。東京大学海洋研究所で保管されている ORIUT-910 は同個体の組織標本で、国立科学博物館筑波 研 究 施 設のNSMT-P 75072は本個体の卵巣である。

DDBJ・EMBL・GenBankに登録されている本剥製のmtDNA D-loop領域配列 登録番号はAP006238 と NC005836。

山野上ほか (2010)は、本標本を基準としてマンボウ属A種に「ウシマンボウ」と命名した。

Cookieは私達のサービスを提供するのに役立ちます。このサービスを使用することにより、お客様はCookieの使用に同意するものとします。