新小学校の校歌作曲 ハラミちゃんが児童と交流 若狭町
人気ユーチューバーでピアニストの「ハラミちゃん」が、来年度に統合されて新たにできる若狭町の小学校の校歌を作曲することになり、28日、ピアノを通じて小学校の児童たちと交流しました。
若狭町の瓜生小学校と熊川小学校は来年度から統合され、新たに上中小学校になります。
28日は両校の全校児童およそ100人が交流授業で瓜生小学校に集まりました。
会場の体育館に、町からお願いされて新しい上中小学校の校歌を作曲することになったハラミちゃんがサプライズで登場すると、子どもたちから歓声があがりました。
ハラミちゃんは、子どもたちから曲をリクエストされ、知らない曲でもその場で音源を聞いてすぐにピアノで演奏する特技を披露し、子どもたちは手拍子をしたり、曲にあわせて踊ったりして楽しんでいました。
このあとハラミちゃんは、自身が一度ピアニストの夢を諦めたものの、気分転換で弾いたストリートピアノで一躍有名になったエピソードを紹介し、「無駄なことは一つもない。諦めなければ夢はかなう」と子どもたちにエールを送っていました。
瓜生小学校の4年生の女の子は「校歌ができたらハラミちゃんのことを思い浮かべて歌いたい」と話していました。
ハラミちゃんは「子どもたちの目がとてもキラキラしていた。希望に満ちあふれ、胸を張って歌えるような校歌を作りたいです」と話していました。
校歌は、4月7日の開校式でお披露目される予定です。