9日目
  港町オリアブ 
「カスタギアさんが、またなんか発明したらしいよ。
     
  
  遺跡都市    
   酒場
バーテン「あんた達じゃ
 スピリットくらいでヘロヘロでゴザルな‥
バーテン「そんなにハイになりたければ
 自分でつくればイイでゴザルよ‥
 たしか『まちがいのおちゃ』とかだったでゴザルな。
「この町も、その名がしめすとおり
 かつては遺跡だったらしいでゴザル。
「天空の島が地上に落下して
 ほとんどヒガイがなかったのは
 何らかの力がはたらいていたのでゴザろうか‥
「天空の島などが、地上に落ちては
 地底世界にも少なからず
 えいきょうがあったでゴザろうな。
(家)
「戦いでは、すばやい動きも重要でゴザルが‥
 言霊にはすばやさを上げるものもあると
 ダナンに聞いたでゴザル。
 言霊『フェムル』でゴザル おぼえるでゴザルか?
「では、忘れぬよう書きとめておくでゴザル。
「天空から島が落ちてしまっては
 『ルドラ』に滅ぼされるのを待つばかりでゴザル‥
 言霊『モゼフラム』をとなえても
 逃げきれんでゴザろうな。
「天空の島が落下するとは‥
 これから我らはどうなるのでゴザろう。
 サッカラ砂漠    
サーレント「それじゃレギン、装置を作動させてくれ。
レギン「わかった。 うまく動いてくれたらいーけど。
レギン「やったーっ! 砂嵐が消えたぞ!
サーレント「成功だな、レギン。
レギン「と思ったけど、装置も壊れて消えちまったよ。
 オヤジの奴、また安物の部品を使ったな。
サーレント「とにかく、今のうちに急ごう。
レギン「な、な、なんだ?
ソーク「あれを見ろ! アリジゴクだ。
レギン「でっけー! あいつが砂嵐の原因なんだ。
   (戦闘)
レギン「やっぱりあいつが砂嵐の原因だったんだ。
 
砂漠の遺跡  
 ひらかんとする者、ダナンのしるしをしめせ
  何かをはめるクボミがある‥
 
 アヴドルの町  
「こんな、へんぴな町で一生をおえるなんて‥
「このごろ
 なぜだか回復の言霊が、こわくてたまらないんですよ‥
 なぜでしょう?
「墓場に穴があいて
 何だかわからないものが、ふきだしてきたときは
 死ぬほど、おどろいたよ‥
「わしら年寄りは、死んだっておどろかんよ‥
 年キがちがうわい、年キが‥‥
 ひゃっひゃっひゃ‥
「シーザーどこへ行っちゃったんだろ?‥
「ぼうやは、わかってるのかしら‥
 私たちは、もうこの世のものじゃないってこと‥
「お母さん、もっと元気がなくなっちゃった。
   (家)
「やれやれ、死んでもこの年老いた姿のままじゃとはの‥
「砂漠のまん中に何かあるらしいって 
 わかったのに、これじゃ行けそうもないわね‥
「何だか、くらーい。
 まだ、夜なの?‥
「こんな町、こして来なきゃよかったよ‥
「死んだまま生きつづけるなんて、死ぬよりつらいわ‥
「私も、もっと発掘作業に参加したかったですよ‥
「どうして、こんなことになるの?
宿屋「あ、あんたらゾンビじゃないようだな。
 ふう、どうやらだいじょうぶのようだな。
 いやぁ、おどろいたよ。
 みんなゾンビになっちまうんだからな。
 ‥で休んでいくんだろ?
 金なんか気にするなよ、ゆっくり休みなよ。
   ラゴウ石研究所
「私は、どうしたのでしょう?
 何だか体が重いのですが‥
「おおっ!
 か、体がすけて見える!
 すばらしい研究成果だ!
「『ラゴウ石』を研究しなければ‥
  そう言えば‥
 『ラゴウ石』を発掘に行った者の中で
 火傷になった者がいたんですよ。
  で、調べたんですが、水属性の防具だと火傷には
 なりにくいことがわかったんです。
 それと火傷には
  言霊『クアルアク』ってのが効くそうです。
 おぼえますか?
「火傷には気をつけてくださいね。
  こわれているようだ。 外へは出られない‥
レギン「これが、『ラゴウ石』のかけら!?
 なんか書いてあるぞ。
サーレント「これは、古代文字だ。
レギン「‥‥待てよ。
 それなら、ロロが読めるんじゃないか?
 隠れ里でダナンの力の事を言ってただろ?
ソーク「たしかにな。 ロロ、読んでみろ。
ロロ「うん。 ‥えっと、‥‥この‥‥かけら‥‥
 このかけらを手にした者
 生と死のはざまに生きる者なり。
 その姿、仮の姿にて、たましいと肉体が戦う者なり
レギン「! サーレントのことだ。
ロロ「その者、2人の師をうしなう。
 正義と悪とにおいて、何をもって正義となすかで 
 人のみらいをになう。 ‥‥‥‥これだけだよ。
レギン「何かわからない事の方が多いなぁ。
 2人の師って、誰のことだ?
 1人はミュンヒ博士だな。
ソーク「! サーレント!
サーレント「ソロン様か!?
ソーク「急いで、トール火山にかえろう。
 ソロン様がしんぱいだ。
 ハ虫類族の『ラゴウ石』がある‥
 
   トール火山 
ソーク「ソロン様! しっかりしてください!
ソロン「う、‥うーん。 ソ、ソークか?
  サーレントはどこじゃ。
サーレント「ソロン様、私はここにいます。
 いったい、どうしたんです?
ソロン「クルガンじゃ。 おまえの体をぬすんだ奴じゃ。
 うかつにも、おまえが体をとりかえしたのかと思って、
  だまされてしもうたわい。
   (回想)
ソロン「サーレント!
 おぉ、体をとりもどしたようじゃな。
「‥‥
ソロン「! おぬしサーレントではないな!
クルガン「わははははっ。 そのとおりや。
 いかにも、ワイはサーレントやない。
 おまえが生きていては、こまるよってな。
ソロン「『ハウゼン』とかもうす『ルドラ』の手先か?
 そうやすやすとやられはせんぞ。
クルガン「さすがに、この体は強いで。
 サーレントの体がソロンを倒したのはオモロイで。
 わはははははっ。
クルガン「じゃまなソロンも倒してもたし
 古代遺跡にいるらしいリザをシバキまわして
 『ハウゼン』様の手みやげにしてもうたろ。
ソロン「古代遺跡‥‥!?
サーレント「私の体を使って、ソロン様を‥‥!
ソロン「おそらく、『ハウゼン』とかいう
 『ルドラ』のさしがねじゃろう。
 サーレント、ソーク、わしはもうダメじゃ。
ソーク「何を弱気なことをおっしゃるのです。
ソロン「なに、死ぬことをなげくことはない。
 生ある者は全ていつかは死ぬのだ。
サーレント「しかし、ソロン様。
ソロン「よく聞け。 サーレント。
 クルガンは古代遺跡へ行こうと言っておった。
 おまえの体をとりかえすチャンスじゃ。
ソーク「ソロン様、俺、いや私は
 教えていただかねばならぬ事がたくさんあるのです。
ソロン「この年寄りが教えられる事はもう無い。
 後は、自分をしんじてすすむことじゃ。
 ‥‥‥‥みな、がんばるのじゃ‥‥
サーレント「ソロン様ーっ!
レギン「‥‥‥‥
ソーク「行くぞ、サーレント!
 ソロン様のかたきクルガンのいるという
 古代遺跡ルーネへ!
レギン「ルーネに行くとしたらビルシャナからだな。
 ということは、まず冥界からビルシャナへ
 出なきゃ行けないってことか。
 
 古代遺跡ルーネ     
レギン「おまえだな!? クルガンとかってやろうは。
クルガン「お、おまえら、なんでここに!?
 そうか、あのオイボレ予言師の奴っちゃな。
ソーク「きさまは、俺が斬る!
クルガン「けっ、なめとったらあかんで。
 だれが簡単には斬られたるかい。
レギン「おうじょうぎわが悪いぜ!
クルガン「へっへへっ、どうや、とりひきせえへんか?
 ワイが『ハウゼン』様に口をきいて 
 あんたらの望みをかなえてやってもええんやで。
ソーク「なら、俺の望みをきいてもらおう。
クルガン「そうこな。 よっしゃ、言うてみ。
ソーク「おまえを斬る事だ。
(聖杯ない場合)
レギン「サーレント! 奴を追う前に
 まずは『聖杯』を見つけなきゃ!
サーレント「しかし、奴を逃がすわけには‥‥
ソーク「おまえは『聖杯』を探せ。
 奴は絶対、にがさぬ。 
 ロロ、おまえはここで俺たちからのれんらくを待て!
ロロ「うん。 わかった。
サーレント「それじゃ、私は『聖杯』をさがしてくる。
 みんな、たのんだぞ。
サーレント「ロロ、ついてきちゃったのか!?
 おまえはここでまっててくれ。
ロロ「ボクはここで待ってるよ。
 サーレント兄ちゃんは聖杯を見つけてきて。
サーレント「『聖杯』だ!
 これで、クルガンの霊を封じることができる。
      (『ソーク「なぜ、~』へ。)
(聖杯ある場合)
レギン「待ちやがれ!
クルガン「アホぬかせ。
ソーク「なぜ、ソロン様を殺した?
クルガン「へ、へ、じゃ、じゃまやったからや。
サーレント「何のじゃまだというんだ?
 おまえ達のねらいは
私のように『ジェイド』を持つ人間だろう?
クルガン「せや。 せやけど、あのじじいは予言で
 ワイや『ハウゼン』様のじゃまをするにきまっとんや。
 ジグムンド氷山の『ラゴウ石』の事なんかを
 ゴチャゴチャしゃべられるとこまんのや。
レギン「氷山?
 『ハウゼン』は、いったい何をたくらんでる?
クルガン「ホンマのねらいはワイもしらん。
 せやけど、『ハウゼン』様にくっついとったら
 エエことがあるんや。
ソーク「ゲスめ、かくごすることだ。
クルガン「ワ、ワイを殺すつもりなんか?
 ヘヘッ、『ハウゼン』様にたのんで
 何べんでも生きかえったるで。
サーレント「それは、どうかな?
 おまえがぬすんだ私の体をとりかえすために
 おまえの霊体は『聖杯』に封じさせてもらう。
クルガン「おんどれ! いてもうたる!
   (戦闘)
レギン「サーレント、『聖杯』だ。
   (サーレント体に戻る) 
レギン「サーレント、だいじょうぶかい?
サーレント「ああ、やはり自分の体はいいな。
レギン「クルガンの奴も
 これでもう悪事はできないだろう。
サーレント「そういえば
 気になることを言ってたな。
レギン「ジグムンドの『ラゴウ石』がどうのって?
 ジグムンドって何の事だろう?
ロロ「‥‥氷山。 天空のジグムンド氷山。
 長老が話してくれたことがあるよ。
レギン「天空の氷山!?
 天空って‥‥ あっ、『ルドラ』に滅ぼされた
 ダナンの住んだ天と地の間の‥‥
ソーク「そういえば
 前に『ワープエナジー』を探した時
 氷の山へ出たな。
 もしや、あれがジグムンド氷山か?
レギン「そうか! だったら
 あの時に氷山へワープした場所からならいける。
 あの時の場所をさがしてみよう。
  
 滅亡まであと 7日
  
 (外へ出る)
10日目
レギン「こ、こりゃあ、どうなってんだ?
ソーク「海が‥‥ 浄化されてる!?
レギン「そうだ。 海が浄化されたんだ。
サーレント「大気、大地、そして海か。
 いったいどうなってるんだ?
レギン「サーレント。 とにかく氷山へいそごう。
 たしか、古い廃城みたいな場所からワープだ。
  
 ロマの町     
「海がきれいになったから
 およいで『ライラ』に行けるダシかなぁ‥
「海がきれいになったのは
 水の守り神『ヘグ』と救世主の、おかげダシ!!
「水の守り神『ヘグ』のおかげで
 海がきれいになったダシ!
「地上の海もきれいになったんダシね。
   (家)
「海が、急にきれいになったダシ。
 これで海底の町『ライラ』に行けるダシ!!
 
 フレイの遺跡      
オプシス「『真実を解き明かし者』よ。
 そなたの追う『ハウゼン』は、種族の歴史を越えて
 言霊に精通しておる
 奴と戦うなら
 攻撃より守りの装備をかためるのだ。
 忘れるでないぞ‥‥
 
 海底ピラミッド      
「『ホーリージェイド』を持たぬ者を
 ダナンの聖なる地に入れるわけにはイカン!!
 
  ルグのほこら     
「おお、神サマがあらわれてくださったぞ!
サーレント「神サマ!?
「このあいだ『ルドラ』教の人たちが言っていた
 『ルドラ』様って神サマにちがいないぞ。
「しかしルドラ様にしては、『いげん』がないような?
「これ、めったなことをいうではない。
 よーくみれば‥‥やっぱりないのう。
「何をいっとるか。
 あの変なぼうしや黒いマントなどを、見てみい。
 ただモノではないしょうこじゃ。
レギン「変なぼうしってどういういみ!?
サーレント「黒マントって私のことか!?
「紋章の真ん中から突然あらわれたんだ。
 たぶん、『ルドラ』様にまちがいなかろう。
「おぉ、そうじゃそうじゃ。
「ルドラ様というのは願いごとをかなえてくれるのか?
「そりゃそうだろう。 神サマなんだもの。
「でも、ルドラ教の人たちは、イケニエがどうのと
 言ってたぞ。
「おそなえでいいんじゃないか!?
「そうだな、それでいいだろう。
「パンのミミでもいいのかな。
「ひまわりの種なんかいいんじゃないか。
レギン「おいサーレント! へんなことになってるぞ。
サーレント「何かの神サマとかんちがいしてるんだ。
レギン「おーい!俺たちは神サマなんかじゃないぞ!
 だから、パンのミミやひまわりの種なんか持って来ても
 ごりやくなんかないからな。
「おい、ルドラ様がパンのミミじゃいやだと言ってるぞ。
「ジャガイモのスープの残りだったらどうかな?
「最近の神様ってのはぜいたくだのう。
「そのかわり、うんとこさ願い事をきいてもらうぞ。
「よし、そんなら俺はすっぱくなったワインをそなえる。
「パンのミミとひまわりの種、おまけにジャガイモの
 スープの残り、それにすっぱくなったワインか。
 こりゃごうせいじゃ。
レギン「ルドラ様って、ロロ達をさらったヤツラの教団 
 じゃないのか?  
サーレント「どうやら、ヤツラがこの近くで信者を
 増やそうとしたらしいな。
レギン「でも、パンのミミだとかひまわりの種だとかって
 いってるところをみると、だいじょうぶそうだな。
「ルドラ様を見たっていったら、みんなビックリするぞ。
「しかも4人もいっぺんにだからな。
「小さいのもいるしな。
「教団の人にしらせたらどうかな?
レギン「なんかとんでもないこといってるぞ。
 さっさとワープしちゃおうぜ。
サーレント「そうだな、このままここにいたら、本当に
 ルドラ様にされてしまいそうだ。
 (ワープする)
「ルドラ様がきえてしまったぞ!
「なんじゃ、ルドラ様というのは俺たちの願いごとを
 きいてもくれなかったぞ。
「ルドラ教団の人の言ってた事とはえらいちがいだ。
「そうだな、せっかくパンのミミをそなえたのにな。
「ひまわりの種もだぜ。
「俺はもうルドラ様のことなんぞしんようしないぞ。
  
前世の隠れ里       
「汚染されていた全てもののが浄化された。
 次は種族の浄化か‥
「水棲族のヤツが水がきれいになったと
 はしゃいでおるが、そんなにかわったでゴザルか?
 ワシにはわからんでゴザル。
「水がきれいになったダシ。
 どうしてだかわかんないけど、うれしいダシ。
 
 ジグムンド氷山       
 (剣さわる)
サーレント「う、うわっ!?
「グハハ!オラノワナニ、カカッタダナ!
   (戦闘)
サーレント「消えた‥‥。
ルドラ「われの眠りをさまたげるのは何者だ?
 われはダナンの『ルドラ』なり。
レギン「しゃ、しゃべった!?
ルドラ「『ジェイド』を持つ者がいるな。
 われを眠りからさまし、何を聞きたい?
サーレント「『ルドラ』よ
 私はハ虫類の『ルドラ』に、師を殺された。
 人間の『ルドラ』は、人間を滅ぼすために
 私を妖刀に封じ、肉体をうばった。
ルドラ「‥‥知っている。
サーレント「それなら、こたえてくれ。
 なぜ、『ルドラ』がそのようなことをおこなうのだ?
ルドラ「『ジェイド』を持つ者よ。
 われが答えるのは、次の『ルドラ』のみ。
サーレント「私は『ルドラ』ではない。
 だが、人間の『ルドラ』が人間をほろぼすわけを
 同じ『ルドラ』のおまえいがいに誰に聞く?
ルドラ「ふふふ、おもしろい。
 よかろう、ならばわれに資格をしめせば
 話してやろう。
レギン「どんな資格だよ。
ルドラ「今、地上には、われダナンと
 ハ虫類、巨人の3つの『ラゴウ石』がある。
 そのかけらをわれの前にしめせ。
レギン「ハ虫類と巨人の『ラゴウ石』のかけらを
 持って来いってのか。
  (ない場合)
ルドラ「おまえは、まだ巨人の『ラゴウ石』のかけらを
 手に入れていない。
  (ある場合)
サーレント「いいだろう。
 私たちは、すでに巨人とハ虫類の『ラゴウ石』の
 かけらを手に入れている。
 (ルドラ「『ジェイド』を持つ者よ
   おまえを『ルドラ』につぐ者とみとめよう~へ)
『2度進まれよ そして2度もどられよ‥
 さすれば 聖剣のある地にたどりつくであろう‥』
「ウホッ!ヒサビサノエサジャ!!
   (戦闘)     
サーレント「‥‥これは‥‥?
サーレント「へえ‥‥。
 なかなか、いい剣みたいだなあ。
 ‥‥もらっておこうかな?
 『アイスソード』を手に入れた!!
 
 レンの都     
   (家)
「『ジグムンド氷山』の魔物は
 その攻撃によって相手を凍らせてしまうそうだ。
 凍った者は火の言霊で、とかしてやればよいのだ。
「じゅもんで封印された自滅の言霊‥
 お主にこの封印がとけるのならば、使いこなせよう‥
 じゅもんを聞いてみるか?
「ならば、よいのだ。
「あれてず、聞くのだ。
 ‥テンポをみだす語を組み合わせよ。
  さすれば、言霊あらわれん‥
  ヤムサトラガホイアクレゴミガホイアドサブラファ
  ベクサンドロゲスシゲッスラニヤンタミナワンワネ
「わかったか?
「海が浄化されたようだな。
 『ダナンの予言書』は真実であったか‥
「地上の海が、突然きれいになったダシ。
 でも、外には出られないダシ‥
 外に出たら、みんなみたいに消されるダシ。
 
ダナンの宮殿        
「『ルドラ』が現れる日は近い‥
「宮殿が地上に落ちてしまっては
 『ルドラ』から逃れる手だてはないであろうな。
~ダナンの予言書・勇者の書~
『世界に魔物がはびこる時
 その者 体に光る印を宿す選ばれし者の一人として
 魔をうちほろぼし剣をたずさえ現る』
~ダナンの予言書・創造の書~
『10種神宝を手にいれし者にのみ創造はゆるされる‥
 その者 体に10種神宝の1つ光る印を宿し
 選ばれし者の一人として 神宝を手にいれんとする』
~ダナンの予言書・賢者の書~
『選ばれし者の一人として光る印を宿しその体は
 生と死のはざまを行き交い
 生命の根源の真実にせまらんとする』
  
  人工島バベル   
   酒場
「命とひきかえに敵を倒す言霊『アドスン』
バーテン「あんた見たかい? さっきの光を!
 また市長ビルで、何かやってるのかな?
   宿屋
バーテン「おきゃくが、へっちゃったわね‥
   武具屋
「あの光が何なのか、ワシにはさっぱりわからんわい。
   (家)
「家族がとつぜん消えてしまったの‥ナゼ?
「さっきの光はいったい何なの?
 ウチの子はドコへ行ってしまったの?
   (スラム)
「キレイだけど、こわい‥
 さっきの光は、そんな感じだったわ。
「アタシの家族はぶじみたい‥‥よかった‥
 また、ひとりぼっちになるのかと思ったわ。
「町がスッゴクまぶしかったよ。
「おまつりでもはじまるのかしら。
「アンタ、なかなか強そうだね
 一度、俺と勝負しよーぜ!
「イヤな予感はしてたんじゃが
 まさか、人がいなくなろうとは‥
 ‥スヤ‥スヤ‥
「天からの、ふしぎな光をあびたせいで
 たくさん、町の人が消えてしまった‥
「さっき町の方が、光ってたみたいだけど?
 ま、スラムは屋根があるから、かんけいないけどさ。
「さっきの光は、ありゃいったい何だったんだ?
 そういや、ずいぶん町がしずかだな‥
「ね、ね、さっき町の外がすごく明るかったけど
 なにがあったの?
「ダレか、ハナビでもやってたのかな?
  
  港町オリアブ   
「海がきれいになったんだから
 この港町も、もっとにぎやかな町になるだろうね。
「ああ‥ とつぜん、海がキレイになるなんて‥
  これは、世界が滅びる前ぶれです。
 助かりたければ、『ルドラ』様をあがめるのです。
「ひゃっほぉ!
 空気がきれいになってから
 俺はいつかこの日がくるんじゃないかと思ってたんだよ
 なにがだって?!
 あんた達も見ただろ、海がきれいになったんだよ!
 船乗りにとって、これほどうれしい事はないねぇ
「船乗りにとって、これほどうれしい事はないねぇ
「このすんだ水を見てみぃ
 これこそ自然のうつくしさなのじゃ。
   (家)
「こんなにきれいな水だったら
 そのまま、のめそうね。
「水がきれいになりおった!
 空気の時が蝶なら
 今度はサカナの大群がきれいにしたんじゃろうか‥
「ああ、サーレントさん
 あなたのおかげで、うちの子はたすかりました。
 本当に、ありがとうございます。
「ありがとうございました。
「あっ、サーレントのおにいちゃん!
 このあいだは、どうもありがとう!
エレミア「おぉ、サーレントさんじゃないですか。
 何かようですか?
サーレント「おそくなりましたが、なんとか聖杯を
 とりもどすことができました。
エレミア「そうですか。
 いや、ぐうぜんだと思いますが、あれから館に
 魔物は出るはなんだで、ごらんのとおりですよ。
サーレント「それで
>・「聖杯を返そうと思ってる。
 ・「もうしばらくかしてもらおうと思ってる。
(上)
エレミア「そうですか。 ありがとうございます。
エレミア「サーレントさんも魔物には
 気をつけてください。
(下)
エレミア「そうですか。 えぇかまいませんよ。
  
  遺跡都市    
「汚染された海が浄化されたようだが
 しかし、それは一時的にすぎないでゴザル‥
 精神が成長しないかぎり
 おろかな歴史はくりかえされるのでゴザル。
  
言霊山     
レギン「ばあちゃん、たずねたい事があるんだけど。
ゾラ「だれが『ばあちゃん』なのかな?
 わしのことなら『ゾラおねぇさま』か
 『ゾラちゃん』とよんでほしいのぉ。
ソーク「ゾラ!? ソロン様の先生のゾラ様ですか?
ゾラ「なんじゃ、おぬしらソロンの知り合いか?
 わしに何をききたいのじゃ?
レギン「俺たちは『ラゴウ石』をしらべてるんだ。
ゾラ「なんと!?
 では巨人族の『ラゴウ石』をしらべに行く気か?
レギン「巨人族の『ラゴウ石』って、ミュンヒ博士が
 さいしょに見つけた『ラゴウ石』だよね。
ゾラ「それなら、小舟をかしてやるから
 先ずはダヌルフまで行くことじゃな。
 ヴァドの町のさらに南に巨人の塔がある。
レギン「ありがとう。 ばあちゃん。
ゾラ「小舟はいつでもつかってよいぞ。
  (右の洞窟に入ろうとすると止められる)
サーレント「?!
ゾラ「ここは、立入禁止じゃ。
 入ってはならんぞ!
 
ダヌルフの町      
   (家)
「じいさんも、せっかく海がきれいになって
 思いきり、魚つりがしたかろうにのぉ‥
「こんな事がおこっては、外に出るのもおそろしいからな
 外にある小舟は自由に使ってくれていいからの‥
「今度のことは、言霊ではどうにもできないみたい。
 ‥って伝道師さんが言ってたわ。
「どうして、人が消えちゃうの?
 だから、南西の『ヴァド』に住みたかったのよ。
 あそこにいれば『クリューヌ城』の兵隊さんが
 守ってくれるはずだもん。
「こんな事が起こってるのに
 南西にある『クリューヌ城』は無関心なのか‥
「外に出られないからつまんないや‥
「家の中で遊べばいいよ‥
「外で遊びたいよぉ‥
「いったい、何が起ころうとしとるんじゃ。
「『武人の塔』への挑戦も終わったし
 南西の町『ヴァド』の友人の所へでも
 行こうと思ってたんだがな‥
 消されてしまうのは、カンベンしてほしいからな。
 『ヴァド』の方は無事なのかな‥
「せっかく水もきれいになったっていうのに
 どうして、こんな事になるの?
「あんた達、あんまり外を歩いてるとあぶないぜ。
 なに? 巨人族の『ラゴウ石』をさがしてる?
 なんだい、その『ラゴウ石』ってぇのは。
 でも、それがあるかどうかは知らねぇが
 この大陸の南西に『巨人の塔』ってぇ
 巨人族の遺跡があるらしいぜ。
「南西の『クリューヌ城』の兵士たちって
 ふだんはえらそうにしてるのに
 かんじんな時に役に立たないのよね。
「お、おそろしいことが起きるもんじゃ。
 空からのあやしい光で、人が消されてしまうとはのぉ‥
 長生きはするもんじゃないわい。
日記がある、読んでみようかな?
 ‥私はこれから、今世間をさわがせている
  人が消されると言う現象を調べに出るつもりだ‥
「人が消えてしまうなんて事が起こってるのは
 この町だけなのか‥
 南西にある町『ヴァド』や、世界中で起きてるのか?
「あの子、チョビのこと
 ずいぶんかわいがってたから、かわいそうだわ‥
「えーん、チョビがどっかへ行っちゃったよー
   酒場
バーテン「町から町へあてもなく旅をつづける
 旅人をイメージしました。
 カクテル『風来のテオナテース』
 それが、『風来のテオナテース』です。
 お気にめしませんか‥
バーテン「できたわ、神聖なる炎のカクテル‥
 『もえよイグナテース』、ためしてみて。
バーテン「それが『もえよイグナテース』よ。
 気にいらないって言うの?
   
 
  小さな教会     
ミラー「教会に何かごようですかな?
きれいな女神像だ‥
引き出しの中に‥
『てづくりうらない  ~ダグ~』
‥と書かれた、きたない箱がある。
箱をふってみようか?
>・「ふってみる。
 ・「ふらない。
ふってみると、中からかみきれが出てきた。
『カキーン』という言葉がにあう 
今日のあなたのうんせいは、ふつうです。
はねかえりもほどほどにしましょう。 
ふってみると、中からかみきれが出てきた。
『ドカン』という言葉がにあう 
今日のあなたのうんせいは、最高です。
ダイタンになってみましょう。
「このドアいつもカギがかかってるの。
 中に何があるんだろう‥
  
   クリューヌ城   
レギン「ここ、俺たちが入ってもいいのかな?
サーレント「とりあえず、きいてみよう。
サーレント「? どうしたんだ、ソーク?
   (回想)
ターレス「どうしても行くのか?
ソーク「うむ。
ターレス「おまえは、確実に次の隊長になれるのだぞ。
ソーク「‥‥いや、俺は隊長にはなれぬ。
ターレス「ばかな!
 剣の腕で、おまえにかなう者はいない。
ソーク「俺の剣は、人を殺すためだけの剣だ。
 おまえの様に、人を導くことのできる剣ではない。
 わかっているだろう?
ターレス「‥‥‥‥
 これからどうするつもりだ?
ソーク「滅亡大陸にトール火山という山がある。
 そこにソロンという予言者がいるらしい。
 その人に教えをこうつもりだ。
「タ、ターレス殿!
 王様がおよびであります。
ターレス「おまえは!?
「はっはい! 
 俺、いや私は、新しく兵士になった者であります。
ソーク「おい、小僧。 
 そこのターレスをおいこすことをめざしてがんばりな。
 そうすりゃ、ひとかどの兵士になれるぜ。
「は、はい。 わかったであります。
ソーク「それじゃげんきでな、ターレス。
「今の方は?
ターレス「‥‥おそらく
 このクリューヌでもっとも剣の腕がたつ男だ。
サーレント「? どうしたんだ?
ソーク「‥‥いや、何でもない。
「あやしい者を通すわけにはゆかぬ‥
   
  
 ヴァドの町     
「‥うーむ
 南の『巨人の塔』の警備はしなくてもいいのだろうか‥
 ま、あんな魔物の出る遺跡には
 誰も近づかないだろうから、いいか。
「お水の色もきれいになったね。
「あの時はビックリしたわぁ‥
 いつも通り、空をながめてたら
 空から島がふってくるんですもの。
「空から島がふってくるとはねぇ‥
「町も城も見あきたし
 今度は『巨人の塔』たんけんツアーに行こうかな‥
「これより南は町がないゆえ、行くこともなかろう‥
 『巨人の塔』と呼ばれる遺跡ならあるがな。
   (家)
「水もきれいになって
 わしゃ、ますます元気じゃ!
「町の南には『巨人の塔』っていう
 巨人族の遺跡があるんだけど‥
 あそこはなんかヤバイんだよ
 最近もそこで、ひどい目にあったヤツがいるんだ。
「とにかく、南の『巨人の塔』には近づかないことだな。
「水がきれいになっても
 魔物がへらないんじゃ、気がやすまらないわ。
  
   巨人の塔   
  (頂上のラゴウ石に触る)
サーレント「ど、どうしたんだ!?
 (穴に落ちる→アビリジャのいる扉開けた場合へ)
壁の高い位置にスイッチがある‥
 (扉開けた場合)
レギン「‥‥これ、巨人の『ルドラ』!?
ソーク「いやな感じだ。 気をつけたほうがいい。
レギン「うわっ! 『ルドラ』が!?
ルドラ「わが『ジェイド』をうばった人間め!
 ゆるさぬ! ゆるさぬぞ!
サーレント「待て!
 おまえの『ジェイド』をうばったのは
 私たちじゃない!
ソーク「よせ! サーレント!
 言ってもムダだ!
   (戦闘)
ルドラ「‥‥なぜだ? なぜ人間ごとき小さな種族に!?
 巨人族は人間族におとるというのか?
サーレント「教えてくれ。 巨人族の『ルドラ』よ。
 誰に『ジェイド』をうばわれたのだ?
ルドラ「‥‥教えてやろう。
 最初に『ジェイド』をうばったのは巨人族だった。
 だが、その巨人族は『ジェイド』の力にまけ
 自制心をうしなった。そして人間どもをおそい始めた。
レギン「そんなら、『ジェイド』をうばったのは 
 その巨人族じゃないか!?
ルドラ「巨人族の手にわたるなら、かまわぬ。
 だが『ジェイド』は
 奴のおそった人間をえらんでしまった。
レギン「そんな! それじゃ
 その人間がうばったわけじゃないじゃないか!
ルドラ「巨人族のための『ジェイド』なのだ。
 人間の理由など知らぬ。
ソーク「ふん、なるほどな。 
 『ルドラ』というのはそういうものかもしれぬな。
ルドラ「だが、私はおまえ達人間にまけた。
 もはや、巨人族がこの世界で
 再び栄えることは無いのだろう。
サーレント「私たちは隠れ里の口伝師から
 『ラゴウ石』のかけらの事を聞いた。
 とってもいいだろうか?
ルドラ「‥‥好きにするがよい。
レギン「消えちゃった。
   (ラゴウ石前)
レギン「これが巨人の『ラゴウ石』か。
 ここに『ルドラ』がうまっていたんだな‥‥
ソーク「なぜ、こんなところにあるんだ。
サーレント「わからない。
 もしかしたら、この塔は巨人族の遺跡かもしれない。
レギン「さっさとかけらを取っていこうぜ。
レギン「ロロなにか、書いてあるかい?
ロロ「うん‥‥‥おおいなる‥‥者‥‥冥界の上
 地にあらず、天空よりさらに上にあり。
 いかなる者もそこへ行くことおよばず。
レギン「あいかわらず
 よくわからない事がかいてあるんだな。
 巨人族の『ラゴウ石』だ。
  
 ダヌルフの町     
   酒場 
「傷をいやす言霊『レフトーム』
   (家)   
「おいおい、船乗りのオイラが
 いつまでも家ん中でくすぶってられっかよ。
 
   ジグムンド氷山    
(ルドラに最初に話しかけたときラゴウ石がそろって  
 いたらそこからこのイベント連続で発生)
ルドラ「『ジェイド』を持つ者よ
 おまえを『ルドラ』につぐ者とみとめよう。
サーレント「ならば、『ルドラ』とは何かを
 教えてくれ。
ルドラ「『ルドラ』は、大いなる者が
 より強い種族をつくるひきがねとなるそんざいだ。
サーレント「大いなる者とは?
ルドラ「『ミトラ』・『メイファ』
 『ハウゼン』・『サイゾウ』。
サーレント「『ハウゼン』!?
    『ハウゼン』は人間の『ルドラ』ではないのか?
ルドラ「そうだ。 だが大いなる者でもある。
 大いなる者についてのくわしい事は、われも知らぬ。
 大いなる者とつながるのは、『ゴモラ』のみ。
サーレント「『ゴモラ』が‥‥
 だが『ゴモラ』は
 『ハウゼン』を人間を滅ぼそうとする者だと言ったぞ。
ルドラ「大いなる者について知りたければ
 『ゴモラ』にきくがよかろう。 『ゴモラ』は
 次期『ルドラ』になら、おしえてくれよう。
サーレント「次期『ルドラ』!?
 だが私は次期『ルドラ』ではない。 どうすればいい?
ルドラ「われにしめしたことと同じことをすればよい。
 全ての『ラゴウ石』のかけらをしめせば、『ゴモラ』は
 おまえを次期『ルドラ』としてみとめるだろう。
ルドラ「ダナンの『ラゴウ石』のかけらをあたえよう。
サーレント「ロロ、何がかいてある?
ロロ「えっと、‥‥5つの『ラゴウ石』あり。
 そのかけらを持ちたる者
 あらたなる未来をにない、大いなる者と戦う。
レギン「『ラゴウ石』が5つもあるってのか。
   (ラゴウ石3つの場合)
サーレント「私は、ダナン、巨人、ハ虫類の
 『ラゴウ石』のかけらを手に入れた。
 その他にどんな『ラゴウ石』があるのだ。
ルドラ「おまえは『ハウゼン』を
 人間の『ルドラ』とよんだではないか。
サーレント「そうか、魔導博物館に
  『ハウゼン』がぬけだした『ラゴウ石』があった。
 それで、全てなのか?
   (ラゴウ石4つの場合)
サーレント「私は、ダナン、巨人、ハ虫類、人間の
 4つの『ラゴウ石』のかけらを手に入れた。
 その他にどんな『ラゴウ石』があるのだ。
   (以下同)
ルドラ「あと1つ、水凄族の『ラゴウ石』がある。
サーレント「それは、どこにあるのだ?
ルドラ「海底だ。 ライラの町という水凄族の町に行け。
 海底へは、方舟にダナンの秘宝を使えば行ける。
 ダナンの秘宝は、宝物庫にある。
サーレント「宝物庫!?
ルドラ「ながき間、砂にうもれし場所だ。
 そこに宝物庫への入り口があるはずだ。
 ダナン神族の『ラゴウ石』がある‥
11日目
   (冥界へワープ)
レギン「どうしたんだよ? サーレント?
サーレント「冥界が‥‥ かわってる!
レギン「別にかわってないぜ!?
サーレント「何だって!?
 前はもっとドロドロした感じの世界だっただろ?
 町には死んだ人間の霊がいたし。
ソーク「ドロドロとした世界!?
 死んだ人間の霊体だと?
サーレント「どういうことだ!?
 私の見ていた冥界と
 みんなの見ていた冥界が違うということか?
ソーク「おまえは肉体をうばわれたじょうたいだった。
 だから死人と生きている人間との間だったわけだ。
サーレント「私だけが死人の世界を見ていたのか‥‥
  
 魔導博物館      
レギン「これが、人間の『ラゴウ石』のかけらか。
 とはいっても、他のかけらといっしょだな。
サーレント「ロロ、たのむ。
ロロ「うん。
 ‥‥4勇者のひとり『ハウゼン』は
 みずからを『ルドラ』とし
 さらなる種族の進化を進めた。
 しかし、さらなる進化のためには
 人間の『ルドラ』たるハウゼンは
 次の種族のために人間をほろぼす。
 (人間族を最後に手に入れた場合)
レギン「これで
 5つの『ラゴウ石』のかけらがそろったな。
サーレント「うん。
 
  砂漠の遺跡      
レギン「何かはめるところがあるぞ。
ソーク「何かかいてある。
 古代文字だ。 ロロ、読んでくれ。
 (字を先に調べた場合ここから)
ロロ「えっと。 ‥‥これは、ダナンの扉なり。
 これをひらかんとする者、ダナンのしるしをしめせ。
レギン「ダナンのしるし!?
 ダナンの『ラゴウ石』のかけらで、いいのかな?
サーレント「はめてみよう。
  
   宝物庫     
サーレント「何だろう。 これは?
レギン「何かの大型の機械のパーツみたいだ。
サーレント「ダナン神族が作った大型の機械!?
レギン「乗り物だと思うけど。
   (部屋を出る)
レギン「あ、コソドロやろう!
キッド「コソドロじゃないってのに。
 ト・レ・ジャー・ハ・ン・ター!
レギン「何しに来やがった? 
キッド「パーツが、あわわ、しゃべるもんか!
サーレント「パーツ?
デューン「へへっ、俺たちがコソドロじゃ
 ないってことをおしえてやるよ。
 俺たちは、空を飛べる乗り物を持ってるのさ。
ロロ「! 空を飛ぶ‥‥ダナンの方舟だ!
デューン「よくしってるなチビ。
 そのとおり、方舟だ。
レギン「うそだ! はったりだ! ペテンだ!
キッド「うそでもはったりでもペテンでもない!
サーレント「ちょっと待った。
 それが本当なら、とりひきしないか?
デューン「何のとりひきだい?
サーレント「おまえたちがねらったのは
 水にもぐるための方舟のパーツじゃないのかい?
デューン「! なんで知ってる? そのとおりだよ。
 おまえ達にはひつようないハズだ。
サーレント「たしかに
 これだけじゃなんのやくにもたたないガラクタだ。
 だが、ただでおまえ達にやるつもりもないよ。
キッド「なにーっ、そんならとっちゃうまでだい。
ソーク「やめておけ。 二度はしそんじぬ。
レギン「おい、ほんとうだから、やめとけ。
デューン「‥‥ムリはしないほうがよさそうだな。
 いいだろう。 とりひきの条件は?
サーレント「私たちを海底まで、つれていってほしい。
 海底にライラの町というのがあるそうだ。
デューン「お宝さがしか?
サーレント「私たちは、『ラゴウ石』をさがしている。
 海底にはおまえたちのほしがってる宝もあるかもしれ
 ないけどね。 
デューン「悪くない条件だ。 いいぜ。
 この遺跡を出たところに方舟をとめてある。
 後からきな。 とりひきせいりつだ。