ゲームのセリフ集など

管理人が好きなゲームの台詞などを書きとめ、まとめました。
公式とは一切関係ありません。
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サーレントの章 台詞0~2日
過こくな運命にほんろうされる言霊師の物語


      無量歴3980年
       巨人の塔にて
    表面に生物が埋め込まれた
    巨大な石柱が、発見される 
   
       やがて石柱は
    発見者ミュンヒ博士により 
    滅亡と再生をもたらす化石
    『ラゴウ石』と命名される

    19年後、竜神の遺跡 
    ミュンヒ博士は、再び
    『ラゴウ石』を、発見する






レギン「博士、これが『ラゴウ石』ですか?
ミュンヒ「そうじゃ。ハ虫類族の『ラゴウ石』だぞい。
 表面の化石は『ルドラ』と呼ばれておるぞい。
ミュンヒ「サーレント、君なら感じると思うが
 『ラゴウ石』からは、何か強い力が出ておるぞい。
 『予言者ソロン』は何も言ってなかったかね?
サーレント「いえ、『ラゴウ石』を追えとだけ‥‥
 確かに、何か強い力を感じます。
 特にこの玉から強く感じるんですが‥‥
ミュンヒ「まだ、大した事はわかっとらんが
 石の側面に書かれておる古代文字を調べたところ
 玉は『ジェイド』と呼ばれておるとわかったぞい。
レギン「博士、これを研究所に持ってかえるのは
 危険じゃないですか? 
ミュンヒ「それについては考えがあるぞい。
 エレミア殿の持つ『聖杯』を借りるぞい。
 それを使えば、だいじょうぶなはずじゃ。
レギン「博士、こいつは以前博士が発掘した
 巨人族の『ラゴウ石』とは
 同じ時期に作られた物なんでしょうか?
ミュンヒ「いや、巨人族は8千年前のものじゃったが
 これは1万2千年前。4千年のひらきがあるぞい。
レギン「すると、あの4千年ごとにおとずれる
 種族の滅亡に何か関係が?
ミュンヒ「うむ。それをつきとめねばならぬぞな。
 人間が生まれて間もなく4千年。急がねば‥‥
サーレント「人間が滅亡するなんて
 信じがたい話ですね。
ミュンヒ「いや、現実に世界は汚染によって
 大きく環境を変え始めておるぞい。
 このままでは滅亡は見えておるぞい。
ミュンヒ「サーレント、レギン。
 さっき言った『聖杯』を受け取って来ておくれ。
 エレミア殿には話は通っておるぞい。
サーレント「わかりました。
ミュンヒ「大事な物ゆえ気を付けて借りて来るぞな。
レギン「博士たちはどうするんです?
ミュンヒ「『ラゴウ石』を
 オリアブの町から船ではこぶぞい。
 宿で待っているから、たのんだぞい。
レギン「わかりました。
 行こう! サーレント。 
 レギンが仲間に加わった。
レギン「なんだろう?
 『ルドラ』にうまっていた玉にも
 同じ文字がきざまれてたけど‥‥
発掘隊員「『ジェイド』の紋章ですよ。
 『ジェイド』には、いくつか種類があるという事が
 わかっています。
発掘隊員「『ラゴウ石』のある遺跡には
 『ルドラ』に埋まった『ジェイド』と同じ文字が
 きざまれているんです。
サーレント「紋章によって『ラゴウ石』も違うか‥‥
レギン「おっと、紋章どころじゃなかった。
 サーレント、聖杯を借りに行こう。
 エレミアさんと言えば、このあたり1の金持ちさ。
発掘隊員「エレミアさんの洋館へ行かれるんですか?  
 この遺跡を出て西へまっすぐ行けばすぐですよ。
 レギンさんはオリアブに住んでるからわかりますね?
レギン「このへんで洋館て言ったらあそこだけだからね。  

 (遺跡を出ていく)







      1日目

竜神の遺跡 (外)
  


「やっと『ラゴウ石』の研究ができそうです。
「しかし、この『ジェイド』の紋章のにぶい光は
 神秘的ですね‥‥
「これで、やっと家に帰れるんですね。
 もうクタクタですよ。
   (遺跡内)
ミュンヒ「エレミア殿のおやしきはここから
 まっすぐ西に行った所だぞい。
「12000年も前に作られた『ラゴウ石』を
 この手でさわっているなんて、夢のようですよ。
「確かに『ラゴウ石』の側面に、文字のようなものが 
 刻まれてはいますが、何が書いてあるのか?
 私には、まったく理解できません
「これがハ虫類族の祖先となる『ルドラ』ですか‥
 今にも石から飛び出して来そうに見えますね。
「『ラゴウ石』の解明を急がないと
 われわれ人間は滅亡してしまうそうです‥
「『ラゴウ石』の謎は解明されるのでしょうか‥

港町オリアブ
  

  
「港町『オリアブ』へ、ようこそ!
「南西の『エレミアの洋館』ってすごいよなあ‥
 なんたって、門からおやしきまでが長いってんだから 
 よゆうのあらわれってやつか?
「そこにある、けいじ板は見たかい?
 西の大陸で『武人の塔』が開かれるらしいぜ。

きたれ!

10数年ぶりに、「武人の塔」への挑戦が復活!
勝者にはクリューヌ兵隊長の任務が待っている。
 試合は、ダヌルフの町にて。
「(‥‥‥‥)
 ‥彼女おそいなぁ
 ‥待ち合わせは、けいじ板の前でって言ったのに‥
「エレミアさんのおやしきなら、町の中じゃないぜ。
 町を出て、南西の方にみえる洋館がそれだぜ。
「カスタギア博士のお店には、行ってみた?
 ヘンテコなものが、イロイロとあるのよ。
 お店はね、町の北のほうにあるよ。
「世界は、もうすぐほろびます。
 助かりたければ、『ルドラ』様をあがめるのです。
「カスタギア博士の家は、ここだよ。
 出入口は、ヨコにあるから気をつけてね。
「なんと汚れた水なんじゃろうなあ‥
 水は命のみなもとじゃ。
 こんな水では長生きもできんわい。
カスタギア研究所
カスタギア「ワシの研究はやくにたつものばかりじゃ。
 いくつかは店でも売っとるよ。
店主「おいおい、どこから入ったんじゃ?
 モノを買うなら、店の入り口から、入って来てくれい。
 引き出しの中に‥ 
 『なつのおもいで ~れぎん5さい~』
 ‥と書かれたかみきれがある。
 読んでみようか?
 >・「読む。
  ・「読まない。
 おやじが、かいはつした『ことだまぶくろ』を
 きゅうせんきゅうひゃくはちじゅうラグでうったら  
 おやじに、めちゃくちゃおこられた。
 もうかったのに、おこられて、あたまにきた。
 それに、いとこの、みーみるには、
 からだをなおすのに『レプルス』ってとなえろって
 おしえられたのに、つかってみたら、しにそうになった。
 あとできいたら『レフルス』のまちがいだっていわれた。
 ほんとに、ことしのなつは、さんざんだった。
店主「コリャ!
 最近の若いもんは、どこでおぼえてきたんじゃか‥
 勝手に人様の家にあがりこむばかりか
 物まで取ろうとしおる‥
 そんな事では、立派な大人になれんぞ。
店主「コリャ!
 お主らしつこいぞ!
店主「『カスタギアざっか店』へようこそ!
 他では手に入らないモノが、たくさんあるぞい。
店主「また来とくれい!
   酒場
バーテン「かつて、この世界にそんざいしたという
 うつくしい海の復活をねがって、つくりました。
 カクテル『青きアクムル』です。
バーテン「それが、『青きアクムル』です。
 お気にめしましたか?
「傷をいやす言霊『レフトーム』
待合室
案内「ここ『オリアブ』からは
 『オムパロス』と『アヴドル』行き
 定期船が出ています。
 西の大陸にある『ダヌルフ』へ行くには
 『オムパロス』で、のりかえなければなりません。
受付「すみません、まだ出港の準備中です。
「わーい!おフネだ、おフネだ!
「そこのけいじ板で地図を見られますよ。
「次の出港準備でいそがしいんだ。
 ジャマしないでくれよ。
「こちらはにもつ用のさんばしです。
   船着場
「出港の準備中だ。
 もう少し待ちな。
「出港の準備中だよ。
「すまねえ、まだ出港の準備中だが‥
 次の船はとうぶん出ないぜ。
「出港の準備中だぜ。
  (家)
「町の南西にある、大きなおやしきを見ました?
 このあたりの実力者、エレミアさんのモノですの。
「確か、魔物が、火、水、雷、風、陽、陰の
 属性のついた言霊攻撃をしてくる時は
 なんとかって言霊をとなえれば
 ダメージを半分にふせげたんだよなぁ
 どうやって作ったっけ‥
 ちょっと、今思いだせないや
 また、思いだしたら教えてあげるよ。
「言霊攻撃のダメージを半分に減らす言霊‥
 どうやって作ったっけ‥
「町の東にある『トール火山』には
 火を吹く魔物がいるという話じゃ。
 火傷をしたら
 体が赤くなって弱っていくそうじゃから
 気をつけるんじゃぞ。
「最近、ヘンな人たちが、町にきてるらしいの。
 この前も男の子がさらわれそうになったんだけど‥
 南西にある『エレミアの洋館』の
 フォクシーさんが助けてくれたのよね。
うちの子も心配だわ。
「ヘンなヤツがきたって、ボクがやっつけてやるもん!

サッカラ砂漠
  


砂あらしがひどくて、進めない。

エレミアの洋館



「ここは『エレミアの洋館』
 エレミア様なら、2階の部屋におられます。
「お客様ですか?
 エレミア様は2階の部屋にいらっしゃいます。
 どうぞ、ごゆっくり。
「ここは、エレミア様の洋館。
 エレミア様が聖杯を手に入れてから
 魔物がやかたに、よりつかなくなったのじゃ。
「ここは、フォクシー様のお部屋です。
~やさしい言霊入門~
 まず、思い付いた言葉を入力。そして実行。
 気に入ったらキープして、少しひねってみよう。
~言霊使いへの道~
文字数の少ない言霊が2つできたら、組み合わせよ。
 さすれば、新たな効果が得られん。
「ここは、エレミア様の寝室です。
「聖杯?俺は信じちゃいねぇが
 魔物を封じる力があるそうだ。
「ここだけの話だが、エレミア様は
 この大陸にあるビルなんとかって遺跡で
 聖杯を手に入れて、今日の成功をおさめたそうだ。
  カギが、かかっている‥
エレミア「おぅ。 サーレント君だね。
 話は博士から聞いておるよ。 『聖杯』だったね?
サーレント「えぇ、そうです。
 博士の研究も、いよいよおおづめです。
エレミア「しかし『ラゴウ石』は
 大変なエネルギーを秘めているそうじゃないか。
 危険ではないのかね?
レギン「だから、『聖杯』です。
エレミア「なるほど!たしかに『聖杯』には
 エネルギーを封じる力があるとは聞いておったが‥
 まさか『ラゴウ石』のエネルギーを
 封じるのに使おうとはな。
サーレント「お借りできますか?
エレミア「いいだろう。
 しかし、あつかいには気をつけてくれたまえ。
 『聖杯』に強いショックをあたえると
 とんでもない事が起こると言われておる。
サーレント「わかりました。
エレミア「『聖杯』はこっちだ。 ついて来なさい。
   (ドアを開け、聖杯のある部屋へ)
???「いただき!それじゃーな!
(エレミア突き飛ばされ、聖杯奪われる。)
サーレント「だいじょうぶですか?
エレミア「だ、だいじょうぶだ。
 しかし、『聖杯』を取られてしまった。
レギン「え?! そりゃ大変だ!
エレミア「警備の者につかまえさせます。
 ドロボウだー! ドロボウをつかまえろーっ!
(逃げる二人)
エレミア「すばしこいヤツらだ!
 すまない、サーレント君。
 ヤツらを見失ってしまった‥
「今、ドロボーって聞こえたような‥
 まさかねぇ、このおやしきにドロボーなんか 
 入れるはずないわよねぇ‥
「何だかさわがしいようですけど
 何かあったのですか?
「ドロボーは、こっちに来んかったが‥
「なにやらさわがしいが、どうした?
「何だ?!
 何があったんだ?!
   (寝室の扉から出ると二人が飛び降りるシーン)
「クッ 逃がしてしまったか!
 あのあやしいヤツらは何だ?!
   (二人が下りてきて聖杯が飛び出す)
???「これは? まさか‥‥雨?
???「お、おい、デューン。
 なんかヤバイよぉ。 
(犬がとびかかる)
???「こ、こらっあっち行け!
 あっち行けってば!
レギン「いいぞワン公!
 おい、コソドロ! 『聖杯』を返しな!
???「コソドロだとーっ!?
 俺たちは、とれー、トレー‥‥!?
???「トレジャー・ハンターだ。
 悪いがこのお宝はいただくぜ!
   (二人逃げる)
レギン「くそー、なんて身軽な奴らだ。
サーレント「しかし、この雨はいったい‥‥?
レギン「そういえば『聖杯』に強いショックを与えると
 大変な事がおきるっていってたけど‥‥
サーレント「奴らは、いったい何者なんだ?
レギン「しかし、まいったな。
 とにかくエレミアさんに報告しとこう。
サーレント「そうだな。
エレミア「最近、変な奴らがうろついていると
 聞いていましたが、『聖杯』をねらっていたとは‥‥
サーレント「エレミアさん、すみません。
 つかまえる事ができませんでした。
エレミア「いや、奴らの身のこなしはただ者じゃない。
 この警備をかいくぐるとは‥‥
 それより、博士の研究ができなくなる方が心配だ。
レギン「困ったな‥‥博士に報告しなきゃ。
サーレント「『聖杯』は私たちが取りかえします。
エレミア「ありがとうございます。
 『聖杯』のかわりの物でもあればいいのですが。
レギン「サーレント。 こうなりゃミュンヒ博士に
 相談してみるしかないね。

滅亡まであと 15日




 エレミアの洋館

 

「なんということでしょう‥
 われわれが警備しているにもかかわらず
 ドロボーに入られてしまうとは‥
「ドロボーはいつ、しのびこんだのでしょう‥
 これからは警備をきびしくしなければなりませんね。
「くぅーっ、あの時ドロボーを見つけておれば
 こてんぱんに、のしてやったものを‥
エレミア「困ったことになったな‥
「ねえ、聞きました?
 ドロボーに入られたんですって‥
 ぶっそうだわねえ。
「聖杯が盗まれたのなら
 それに代わるモノを手に入れればいいのさ。
「聖杯が盗まれては
 このやしきの先行きもあやしいな。
「フォクシー様がいれば
 ドロボーなど、つかまえてくださったでしょうに‥  
(宝箱を調べる)
 何も入っていない‥

 竜神の遺跡
 
火燕光「きさま!? 『ジェイド』を持つものか?
サーレント「何の事だ?
火燕光「ふん、違うようだな。
 帰れ! わが種族の宝はわたさん!
   (はじき飛ばされる)

 港町オリアブ 
   
「さっきの雨は何だったんだ?
 そういや、近くの遺跡を発掘してた連中が 
 宿屋にきてたな。
「さっきの雨はなんだったんだろうな。
 しかし、雨がきたない空気を
 あらい流してくれるわけでもなし‥
 ジメジメして、よけいうっとうしくなっただけだな。
「この世界にはいったい
 いくつの『ラゴウ石』があるんだろう。
   待合室
「『サッカラ砂漠』を通りぬけられれば
 歩いて『アヴドル』までもどれるのに‥
   船着場
「早く『アヴドル』に帰りたいものですな。
「地上は魔物でいっぱいですからね‥
 少しぐらい手間がかかっても、船の方が安全ですよ。
(船の上)
 ラゴウ石がある‥
「船を借り切るなんて、ミュンヒ博士の
 『ラゴウ石』に対する思いは、相当なものですね。
「だいじょうぶかなぁ‥
 けっこう重そうな石だからな。
「エンジンが持つかなぁ‥
 まぁ、俺のうででなんとかするがな。
   (家)
「きたない空気の中を降ってきた雨なんか
 あびたら、体がどうにかなっちゃうんじゃないかしら‥  
 宿屋「ミュンヒ博士は二階の部屋にいますよ。
「ミュンヒ博士によれば、この『ラゴウ石』は
 12000年も前から存在していたものとか‥
「ハードワークで、すっかりクタクタですよ。
 もう、ねたいです‥
   (部屋へ)
レギン「博士、実は‥‥‥‥‥‥。
サーレント「というわけで、『聖杯』は盗まれて
 しまったんです。 
ミュンヒ「うーむ。『聖杯』を盗むとは‥‥
 あれは、わしらにとっては宝とも言える物じゃが 
 金にはならんぞな。
サーレント「これで
 『ラゴウ石』のエネルギーを封じることが
 できなくなってしまいました。
ミュンヒ「うーん。 よわったぞい。
 ‥‥まてよ! 『聖杯』は『魔封三器』の1つだと
 聞いた事があるぞい。
レギン「何とか三器って事は
 他に2つあるって事ですか?
ミュンヒ「そうじゃぞい。
 サーレント。 君の師である予言者ソロンなら
 何か知っているかも知れんぞい。
サーレント「そうですね。
 ソロン様に聞きにいって来ます。
ミュンヒ「たのむぞい。
 それでだめなら、少々の危険はやむをえん。
 『聖杯』無しでも研究はするぞい。
レギン「確かトール火山に住んでるんだよね?
 オヤジに小舟を借りるしかないな。
サーレント「レギンの父上が
 道具屋のカスタギア博士で助かったよ。

ミュンヒ「どうしたぞい?
 『トール火山』へは、小舟で行くんじゃろ。
   カスタギア研究所
カスタギア「サーレント君じゃないか。
 レギンの奴が、また何かヘマでもしでかしたかね?
 いつかはやると思っておったが‥‥すまんのう。
レギン「何、勝手に決めつけてんだよ! オヤジ!
 そんなんじゃねーよ。 舟を借りにきたんだ。
サーレント「ソロン様に相談にいくんです。
カスタギア「なぁんじゃ。 わしゃまたてっきり‥‥
レギン「てっきりじゃねーよ。
カスタギア「うるさいのぉ。 サーレント君
 舟なら勝手に使ってかまわんよ。
サーレント「ありがとうございます。

カスタギア「小舟は自由に使ってくれたまえ。

   (樹海、ロロとピピン)

トール火山 

レギン「なぁサーレント、行き止まりだよ?!
 道をまちがえたんじゃないのかい?
サーレント「いや、だいじょうぶだよ。
 私たちはマグマストーンを持っているからね
 通れる道があるのさ。
 ここはまっすぐ進めばいいんだよ。
ソロン「おぉ、どうしたのじゃ?
 『ラゴウ石』の研究は進んでおるのか?
サーレント「はい。 いよいよ本格的に
 『ラゴウ石』を調べる事になりそうです。
ソロン「そうか、いよいよじゃな‥‥
 あの予知から、今までかかったか‥‥
サーレント「そうですね‥‥
   (回想)
ソロン「サーレント! サーレントはおらんか?
サーレント「どうしました? ソロン様。
ソロン「おぉ、来たか。
 今しがた大変な予知があった。
サーレント「どんな予知です?
ソロン「それが、不吉な予知だとはわかるのだが
 今ひとつハッキリとせんのだ‥‥
サーレント「ソロン様にもわからない予知‥‥
ソロン「うむ。 ただ、それは『ラゴウ石』に関する
 何かである事は、まちがいない。
サーレント「『ラゴウ石』?
ソロン「わしも見たことは無いが
 その石が人間の未来に大きく関わるようだ。
サーレント「人間の未来に?
ソロン「そうだ。 そしてサーレントよ。
 おまえはその『ラゴウ石』によって起こる
 様々な事に大きく関わる事になるのだ。  
サーレント「私が!?
ソロン「とにかく、手がかりは『ラゴウ石』だ。
 アヴドルの町にミュンヒという博士がおる。
 彼は『ラゴウ石』の発見者じゃ。
サーレント「ミュンヒ博士の下で
 『ラゴウ石』の研究をしろとおっしゃるのですか?
ソロン「今は、それしか方法は無い。
 おまえ自身が『ラゴウ石』を調べる他はないのだ。
サーレント「わかりました。 
 私と『ラゴウ石』が人間の未来に関わるのであれば
 できるかぎりの事をしてみます。
   (回想終了)
レギン「おいおい、サーレント。
 思い出にひたってる時に悪いけどよ。
 ほら、ま、魔界三器!? だったかの事。
サーレント「『魔封三器』! ソロン様。
 『魔封三器』というのをご存じですか?
ソロン「その名のとおり、魔を封じる物だ。
 我らが住むこの世界は
 冥界という世界とつながっておる。
 『魔封三器』というのは
 その冥界からのエネルギーをふせぐ力があるという
 3つのアイテムの事じゃ。
レギン「冥界からのエネルギー?
ソロン「それが何かはわかっておらん。
 冥界へ行った者などおらんでな。
レギン「‥‥‥‥そうかなぁ。
 いっぺんくらい行ってそうだけどなぁ
サーレント「そ、それで、三器というからには
 他に2つあるって事ですよね?
 どこにあるか知りませんか?
レギン「じつは、エレミアさんに
『聖杯』を借りる事になってたんだけど
 変な奴らに盗まれてしまったんだ。
ソーク「ふん。
 盗まれるのを何もしないで見ていたというわけか。
レギン「う、いや、奴らただ者じゃないんだ。
 トレジャーなんとかっていってたけど。
ソーク「しょせん、コソドロだろう?
 なさけない話だ。
サーレント「‥‥たしかにな。
 『聖杯』を目の前で盗まれたのは事実だ。
ソロン「ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ。
 ソークよ、ならばおまえさんも
 サーレントといっしょに行ってやりなさい。
ソーク「えっ!? ソロン様、なぜ俺が?
ソロン「『聖杯』なんぞ盗む奴らなら
 他の『魔封三器』もねらっておると見てよいじゃろう。
 いっしょに行ってつかまえてやればよい。
ソーク「わかりました。
 かんたんすぎてものたりませんが
 ひきうけましょう。
サーレント「ソークがいっしょなら心づよい。
 私はアラごとにはなれていないんでね。
レギン「それで、他の魔封三器はどこに?
ソロン「ふむ。
 確か『ホルンのほこら』に1つあったと思うがな。
 樹海を抜けて北へ行った所じゃ。
 ただし、魔封三器の所へ行くなら夜にいくんじゃよ。
レギン「夜に? わかった。 サーレント、行こう!
 ありがとう! ソロンのじっちゃん。
ソロン「じ、じっちゃん!?
 ソークが仲間に加わった。 

ソロン「ワシに何を   >・体力の回復
 してほしいのじゃ? ・セーブ
  ・何もない







2日目
            
   港町オリアブ
  
ミュンヒ「おぉ、戻って来たか。
 それで、ソロン殿は何と言っておられたぞな?
レギン「『ホルンのほこら』に行けば
 『魔封三器』の1つがあるそうです。
ミュンヒ「『ホルンのほこら』に?
 わしが昔行った時には見つからなかったぞい。
レギン「夜に行かないと、見つからないそうです。 
 これで、安全に研究ができますね。
ミュンヒ「うむ。
 悪いが『ホルンのほこら』へ行って来てほしいぞい。
 確か、樹海を抜けて北へ進んだ所にあるぞい。
サーレント「わかりました。
町人「大変だーっ 外を見ろ!
レギン「外? いったい、何ごとだ?
サーレント「わかりません。
 でも、ただ事じゃない!
ミュンヒ「窓じゃ!
サーレント「こっ、これは!?
レギン「蝶の大群だ‥‥
 博士、今の現象はいったい?
ミュンヒ「あれほどの蝶の大群ははじめてじゃぞい。
しかし、それよりも空、いや大気だぞい。
 信じられない事に浄化されておるぞい。
レギン「大気の汚染は
 二千年前の物質文明と戦争によってひき起こされ
 浄化は不可能だったはず。
ミュンヒ「そうだぞい、彼らの技術ならば
 あるいは浄化は可能だったかもしれんぞい。
 しかし戦争によって、その技術は失われたぞい。
サーレント「しかしこの大気の浄化は
 自然による浄化とは考えられないですよ。
ミュンヒ「うむ。 蝶の大群が関係しているぞい。
 汚染大陸の失われた技術の一つに『バイオ』という
 技術があったと聞いた事があるぞい。
サーレント「『バイオ』?! あの遺伝子操作で
 新しい生き物を作るってやつですか?
ミュンヒ「汚染を浄化する生物を作り出す技術が
 世紀末の魔物を作り出すのに使われ
 その後、失われたと伝えられておるぞい。
レギン「それじゃ今の蝶が、浄化をする生物!?
ミュンヒ「かもしれんぞい。
 なぜ、今になって現れたかはわからんが‥‥
 とにかく、急いで『魔封三器』を手に入れてきてくれ。
サーレント「はい。
   
ミュンヒ「どうしたぞい?
 『ホルンのほこら』へは
 東の『樹海』を抜けて、北へ行った所じゃぞ。
「まさか、蝶が空気を浄化してくれるとはな‥
 世の中には、まだまだ俺たちの知らない事が
 たくさんありそうだな。
「何だったんだ、さっきの蝶は?
 でも、その後空気がきれいになったんだよな。
「なんと空気がきれいになりおった!
 じゃが、水がきれいにならんことにはのぉ‥
「ああ‥ 蝶があんなにたくさん、とぶなんて‥
 これは、世界が滅びる前ぶれです。
 助かりたければ、『ルドラ』様をあがめるのです。
   酒場
バーテン
「空気がきれいになってから見えるようになった
夜空の星のうつくしさをイメージしました。
 『ソアムルのかがやき』です。
「全てを焼き尽くす火の言霊『グランイグナ』
   (家)
「たくさん蝶があらわれた時は
 天変地異の前ぶれかと思ってかくごしたんだけど‥
 空気がきれいになるなんて‥
 こんな天変地異なら大かんげいよね。
「言霊攻撃のダメージを半分に減らす言霊‥
 思いだしたよ!
 魔物の言霊攻撃と同じ属性の言霊を作ってだな‥
 魔法防御アップの言霊を、その後ろにくっつけるんだ。
 そしたら特定の属性言霊攻撃を防ぐ言霊の
 できあがりだよ。
「しかしかんじんの魔法防御アップの言霊が
 わかんないんだよな、これが。
「町の東にある『樹海』には
 毒素をはき出す植物の魔物がおるそうじゃ。
 もし、体が黒くなったら汚染されたっちゅうことじゃ。
 汚染は、特別なクスリでしか治せんそうじゃからな‥
「空気がきれいになったのはいいけど
 うちの子がさらわれやしないかと心配で‥


  港町オリアブ(夜)
  
「ようこそ、港町『オリアブ』へ!
   酒場
「港町『オリアブ』へ、ようこそ!
 あ、今は、仕事中じゃなかったんだっけ。
「うるさいな、今イイところなんだよ‥
「この人、なかなかいい人みたいね‥
(家)
 ‥スゥ‥スゥ‥スゥ‥
 ‥スヤ‥スヤ‥

ホルンのほこら 
   
サーレント「これは!? 紋章だな。
 竜神の遺跡にあったのとは、別の物みたいだが‥‥
レギン「なんでこんな所に紋章があるんだ?
 別に『ラゴウ石』なんかないぜ。
 おや、何か書いてあるぞ。
 ‥ダナ‥ン‥の‥予言‥書!?
 後はかすれて読めそうにないな。
サーレント「へぇ、レギン
 古代文字が読めるのかい?
レギン「これでも学者の息子だぜ。
 ばかにしちゃいけない。
 ‥‥本当は、壁にそう書いてあったんだ。
サーレント「そんな事だと思ったよ。
 でも、誰が書いたんだろう?
 私たちの他にもここへ来た人がいるみたいだな。
(宝箱を調べる)
レギン「『魔封三器』って、これか?
 まるで、きたねぇボロゾーキンじゃないか。
サーレント「きたないけど
 エレミアさんとこの杯が『聖杯』なら
 これはさしずめ『聖衣』って事になるかな。
ソーク「‥‥聖なるゾーキンだな。
(先に宝箱を調べた場合、自動的に紋章を見つける)    
(部屋を出る)
レギン「何しやがる!? あ、おまえ達は!
デューン「ち、しくじったか。
キッド「おい、おまえら!
 おとなしく、お宝を渡しな。
レギン「ふざけるな! コソドロ!
キッド「コソドロじゃないやい!
 トレジャー‥パンク!? だったっけ?
デューン「トレジャー・ハンターだ。
 ここの宝は俺たちが先に目をつけてたんだ。
 すなおに渡しな。
レギン「何をぬけぬけと!
 おまえらこそ、『聖杯』を返せ!
キッド「へへーん。 持って来てないもんね。
レギン「てめぇーっ!
ソーク「奴らを斬ってから探せばよい。
デューン「ぶっそうな奴だな。
 そんなに簡単に斬られたらたまらねぇ。
 わかったよ。『聖杯』は返すよ。
キッド「デューン‥‥
レギン「最初から、すなおにそう言えばいいんだ。
 それで『聖杯』はどこに隠した?
デューン「『聖杯』はこの先の宝の中に隠した。
だが、その前にひとつだけたのみがある。
 せめて、おまえたちのみつけた宝を見せてくれ。
キッド「!! そうだよなぁ。
 トレジャーハンターが、お宝も見ないで帰ったら
 笑い者だもんなぁ。
サーレント「む‥‥
レギン「見せてやる必要なんかねーな。
ソーク「見せるだけならよかろう
 サーレント? 武士の情けだ。
サーレント「そうだね。
デューン「ありがたい。
サーレント「これが聖衣だ。
キッド「いただきー!
デューン「悪いな。 こいつはもらっとくぜ!
 説明してるヒマはないが、こっちもワケありなんだ。
 それから、『聖杯』の話はウソだ。
ソーク「き、さ、ま、らー。 斬る!
レギン「だから、やめとけって言ったのにーっ!
デューン「それじゃな、あばよ!
ソーク「不覚だ。 
 まさか、あれほど身軽だとは‥‥
レギン「なんてこった。 『聖衣』までとられちまった。
サーレント「! 追いかけよう。
レギン「むだだよ、サーレント。
 あいつら確かにタダ者じゃない。
サーレント「しかし
 これでは『ラゴウ石』のエネルギーを
 封じる手だてが無くなってしまう。
レギン「しかたない。 
 研究は、しばらく先にのばしてもらうしかないさ。
(ほこらを出て樹海を出ると夜が明ける。)

サーレントの章 台詞3~5日
3日目

  ホルンのほこら
    


 言霊教典がある‥     >・「最初から読む。
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空間のひずみに相手をほうむりさる言霊
『ティッラー』                 ゾラ
地底よりマグマをよびおこす言霊
『トールソロン』               ソロン
大いなるテオのさばきを与える言霊
『モルフォ』                 ゼクウ
天の光もどりし時、命に大いなるめぐみをもたらす言霊
『メガミ』                  アクア
 この先は、まだ書かれていない‥
 
港町オリアブ
  
「へんな人形を見ませんでしたか?
 こ、子供がさらわれたんです。
レギン「子供?人形?
サーレント「人形といえば、さっきのアレかな?
「あ、あんたたち!
 もしかして、あの人形の仲間ね!?
レギン「俺たちが!?
 バカ言ってるんじゃないよ。
 ほら、俺はカスタギアの所のレギンだよ。
「え、アラほんとうだわ。
 大変なのよ。 子供がさらわれちゃったのよ。
レギン「なんか人形がさらったとかって言ってたけど
 どういう事なんだい?
「なんとかって教団のしわざだよ。
 俺はうわさで聞いた事があるんだ。
 あちこちの町で子供をさらっているらしい。
「お願いします! 子供を助け出して下さい。
レギン「わかった。 わかった。
 しかし、まずはさっきの人形がどこへ行ったかだ。
 とにかく、それを調べてこなくちゃ。
サーレント「私たちは
 ミュンヒ博士に会いに
 宿屋にいかなければなりません。
 その後でしたら、力になれると思います。
「わかりました。 てわけしてまわろう。
「ええ!
 
「子どもはどこへさらわれたんだ?
「子供が人形で
 楽しそうに遊んでいるように見えたんだがな‥
   (家)
「近所のお子さんが、さらわれたんですって‥
 ぶっそうな世の中よねぇ。
「うっうっうっ‥
 子供がさらわれてしまったわ‥
   宿屋
ミュンヒ「どうじゃ? 『聖杯』のかわりはあったか?
レギン「い、いや、その。
 またコソドロに、よこどりされちゃったんですよ。
ミュンヒ「なんと!? また、ダメじゃったのか。
サーレント「すみません。
ミュンヒ「‥‥しかたないぞい。 
 こうなれば『聖杯』無しでもなんとかするぞい。
 しかし、変なコソドロじゃぞい。
レギン「あ、変といえば今も
 子供が人形にさらわれたとかで
 助け出すやくそくをしたんですよ。
ミュンヒ「何!?
 うーむ、うわさでは聞いた事があるが
 こんな所にもひがいがでたか。
サーレント「ごぞんじなんですか?
ミュンヒ「最近あちこちで
 子供がさらわれるという事がおきているらしいぞい。
どうも、へんな教団がからんでるらしいぞい。
レギン「教団!?
 そういや、さっきもそんな事をきいたなぁ。
 で、その教団ってのはどこにあるんです?
ミュンヒ「そこまでは、わしゃ知らんぞい。
   (町人来る)
「レギンさん! 人形は舟でにげたようです。
レギン「舟で?どこかの小島ににげたのか?
ミュンヒ「小島?‥‥‥‥思いだしたぞい!
 『ファールの遺跡』に変な奴らが出入りしとるという
 うわさをきいた事があったぞい。
レギン「『ファールの遺跡』!?
 それは、いったいどこにあるんです?
ミュンヒ「へんぴな小島だぞい。
 ここからなら、オムパロスかアヴドルから
 小舟で行けるぞい。
レギン「よし、おおぜいで乗りこんだってしかたがない。
 後は俺たちにまかせてもらえるかい?
「お願いします。
 それじゃ、みんなにこの事を知らせてきます。
ミュンヒ「わすれちょった!
 のんびりしとる場合じゃないぞい。
 そろそろ定期船が出る時間じゃぞい。

「いそがなきゃ定期船に乗りおくれる。
「先に行っててください。
 私たちもすぐ行きます。
「ミュンヒ博士は先に定期船待合室へ行きました。
 私もすぐに行きますから
 サーレントさんも急いで下さい。
   待合室
ミュンヒ「おーっ、よいところに来た。
 お前たち『ホルンのほこら』で
 何かみつけなかったかね?
レギン「何か?
ミュンヒ「そう、『ダナンの予言書』に関わるような
 何かをみなかったかね?
レギン「ど、どうしたんです? そのしゃべり方は?
ミュンヒ「何をいってるのかね。
 私はいつもこうじゃないか。 レギン君。
サーレント「ほんとうに変だ。
 レギン、とりあえずさからわない方がいい。
レギン「あ、ありましたよ、博士。
 『ラゴウ石』も無いのに紋章があったんですが
 それに『ダナンの予言書』の事が書かれてました。
リザ「『ダナンの予言書』!!
 その『ホルンのほこら』に行けば、まだあるんですね?
ミュンヒ「どうも、そのようじゃ。
リザ「私たちもこれから行ってみます。
ミュンヒ「これ、ちょっと待ちなさい。
 もし母さんをさがすなら
 西の大陸にあるクリューヌ城をたずねてみなさい。
リザ「クリューヌ城!
 お母さんが、そこにいるんですか?
ミュンヒ「いや、今もおるかは知らぬが
 必ずたずねたはずじゃ。
リザ「ありがとうミュンヒさん。
(リザ出ていく)
ミュンヒ「今のリザという娘だが 
 ひたいに『ジェイド』がうまっているぞい。
レギン「へ? 『ジェイド』って『ラゴウ石』の
 『ルドラ』にくっついてる玉だろ?
ミュンヒ「そうだぞい。 あの娘はうまれた時から
 その『ジェイド』がひたいにあるぞい。
サーレント「なぜそんな事がおこったんです?
ミュンヒ「さぁなぁ。
 あの娘の親もそれをしらべに出て行ったが‥‥
レギン「へぇ、あの娘の親を知ってるんですか?
ミュンヒ「うん!? まぁな。
 あの娘の母親には、せまられてこまったぞい。
 あのころワシは、もてたからの。 ウヒャヒャ。
レギン「サーレント、おまえ信じるか?
サーレント「‥‥せまってふられたと思う。
(シオン進めている時強制的に船に乗ってオムパロスへ)
「オムパロス行きが出港するぞ!
→オムパロスへ
(シオンの章進めていない時)
ミュンヒ「どうしたんじゃ?
「『オムパロス』と『アヴドル』行きの
 定期船の準備ができたようだな。
船乗り「アヴドル行きの定期船はもうすぐ出るよ。
 はやく舟に乗ってくれ。
船乗り「『オムパロスの町』行きの船だ。 乗るのかい?
>・「乗る (→シオンを進めた時と同じ)
 ・「乗らない。
   (右のベルを鳴らす)
船乗り「アヴドルの町行きの定期船に乗るのかい?
>・「乗る。
 ・「乗らない。
「アヴドル行きが出港するぞ!
レギン「あれ? ミュンヒ博士がのってないぞ。
ミュンヒ「すまん。 すまん。
 資料の整理をしとったんじゃ。
船乗り「アヴドル行き、出港ーっ!
   →アヴドルへ

オムパロスの町
     
   船着場
レギン「小舟を持ってる人をさがさなきゃな。
「えっ? 次の出港予定?
 どうかな、とうぶん出ないと思うよ。
 エンジンの調子が悪くってね、もうしわけない。
「船乗りは港ごとに、彼女がいるって‥
 あれウソだよ、だってオイラ彼女いないもん‥
「出港の準備中だぜ。
「次の出航準備で、ちょっといそがしいんだ。
 ほかのヤツに聞いてくれ。
「出港の準備中です。
「海の男ってのは気があらいんでぃ!
 トロトロやってっとぶっとっばされるぜ!!
「この船は『オリアブ』行きだよ。
でも、とうぶん出ないんだって‥
「ちぇっ!
 とうぶん『オリアブ』行きは出ないんだってさ‥
   待合室
「この時計、動かないんだよー
 こわれてるのかなー
「何? 小舟を借りたい?
 小舟ねぇ‥
 そうだ、ヌークってヤツに聞いてみな。
 ヤツはいろいろやってるからな。
「ここからは
 『ダヌルフ』と『オリアブ』行きの
 定期船が出てるぜ。
「ようやく、『オムパロス』に着いたのですが
 『オリアブ』行きの船は当分出ないそうです。
 少し待たされそうですね。
「この町ってのどかって言ったらいいのかしら‥
 そう、カントリーって感じよね。
  オムパロスの町 
    
   (家)
「おまえさん方
 どうせヌークの店をさがしておるんじゃろ?
 じゃったら、町の南にある道具屋じゃ。
 じゃが、いつもおるとはかぎらんからのぉ‥
「この町にはヌークっちゅう、商人が時々来るんじゃ。
 何を売ってるかは知らんが‥
 若いもんがよう買いにいっとるわい。
引き出しの中に‥
『俺とヌークの出会い ~さすらいのボーケン家D~』
‥という日記がある。
 読んでみようか?
>・「読む。
 ・「読まない。
 無量歴3999年350日
  あいつと初めて出会ったのは、オムパロスだった。
  すぐに消えちまうあいつは、いったい‥
 次のページを読もうか?
 無量歴3999年352日
  旅先で、ふらっと立ち寄った道具屋で。
  また、あいつに会った。
  そこはオリアブだった。
 この先は書かれていない‥
‥グォー‥グォー‥グォー‥
‥むにゃむにゃ‥魔物が‥言霊‥
‥こっちも‥使え‥る‥
「みな、言霊と聞くとむずかしいことを考えるんじゃが
 要は言葉と言葉の組み合わせなんじゃ。
 たとえば『アクルス』って言霊は『アク』と『ルス』を
 くっつけたものなんじゃよ。
「ヌークの店か?
 この町の南の道具屋かそうじゃよ。

シオン「あんたが、ヌークか?
ヌーク「あれ買いにきたんだったら、中で待ってな。
テュール「ラミレスという老人を知らぬか?
ヌーク「そのじいさんかどうかは知らんが
 トゥーラの遺跡の鍵をかりに来たじいさんはいたなぁ。
テュール「それだ! その遺跡はどこだ。
ヌーク「デルフィ山の頂上にある。
サーレント「おーい。
 ここは小舟をかしてくれるのかい?
ヌーク「おっ、客だ。
 あんたら客じゃないんだったら、とっととうせな!
 へい、すぐ行きます。
レギン「なあ、あんたの店で『ファールの遺跡』まで
 小舟を出してるってきいてきたんだが‥‥
ヌーク「ええ、確かに以前までは‥‥
 でも最近は海が荒れやすくって、やめてるんです。
 誰もこの汚染の海でおよぎたくないすからねぇ。
サーレント「なら、小舟だけでも
 かしてもらえませんか?
ヌーク「『ファールの遺跡』なんぞに何のご用です?
レギン「知り合いの子が、さらわれたんだ。
サーレント「どうやら、その遺跡がさらった奴らの
 アジトらしいんです。
ヌーク「そいつは、心配でしょう‥‥
 いいでしょう。 外の小舟を使ってください。
レギン「助かった。 急ごう! サーレント。

  アヴドル
    
ミュンヒ「それじゃ、ワシは研究所にもどるぞい。
 おまえたちは『ファールの遺跡』に行くんじゃったな。
 娘のミーミルに言って、小舟を用意させるぞい。

「ここは『港町オリアブ』行きの定期船が着く
 さんばしだよ。
「あんな、石っころ調べて何が楽しいんだろうねぇ‥
「‥‥‥ゲゲェ
 すっかり船よいしちゃいました。
「『ラゴウ石』を無事に運べてよかったです。
「いやー
 やっと着きましたよ。
「これでしばらくは
 ゆっくりと、できそうです。
「発掘の仕事はつらいけど
金になるからやめられません。
「今回は大変でしたよ。
 やっぱり定期船は人をのせるものですね‥
「『オリアブ』行きは、当分出ないなぁ
 なにせ、あんな重い石をのせてきたんだからな。
   待合室
「ここからは『オリアブ』行きの定期船が出てるぜ。
案内「ご利用ありがとうございます。
 『港町オリアブ』行きの定期船がでております。
 乗船手続はあちらのカウンターでおねがいします。
 また、そちらの地図もご利用ください。
アヴドルの町(夜)
     
「『ラゴウ石研究所』は、町の北じゃよ。
「町の南の砂漠さえなければ
 もっと、にぎやかな町になるだろうに‥
‥スゥ‥スゥ‥スゥ‥
「この町の墓地を見たかい?
 あそこには砂漠をこえようとして
 命をおとした人たちがねむってるんだ。
「この前、蝶の群があらわれたかと思うと
 急に空気がきれいになったような気がするの。
 でも空気だけじゃないの‥
 汚れたところはもっとあるわ。
 砂漠化した土地に、海の水‥
人の心さえ、すさんでしまったわ。
「こんな世の中に生まれてきた
 ぼうやが、かわいそうだわ。
「お母さん、このごろ元気がないんだ。
 ボクしんぱいだよ‥
「うちのじいさんは若いころ
 火の言霊『イグルス』しか知らんのに
 『ファールの遺跡』へ行っての
 えらい目にあったそうじゃ。
 言霊『アクルス』さえ知っておれば
 そんな目にあわんかったのにのう‥
「こんな、いなか町で一生を過ごすのはイヤだわ。
 もっと、活気のある『オリアブ』にでも
 ひっこそうかしら‥
「最近、この町にこして来たんだけど
 なんだか、陰気な町だね‥
 町のまんなかに大きな墓地があったりしてさ。
「昔は、砂漠も入れないことはなかったそうよ。
 でも、今はダメなの。
 砂漠で、砂嵐がおきるようになってからだそうよ。
「おや、サーレントさんお帰りになられたんですね。
 どうでしたか、『ラゴウ石』の発掘は‥
「レポート、レポートって‥
 ぜんぜん、私のことかまってくれないのよ。
 あの人を発掘につれていった、ミュンヒ博士なんか
 『トウルス』みたいな雷にうたれちゃえばいいのよ‥
「もちろん、そんなことしないけどね‥
「すまない、今回の発掘調査に関するレポートを
 まとめなきゃいけないんだ。
 また、後にしてくれないか。
   ラゴウ石研究所
ミーミル「あら、レギンじゃないの? 
 あなたがアヴドルに来るなんてめずらしいわね。
レギン「そうかい?
ミーミル「前に来たのは1年も前よ。
 確か、カスタギア博士の発明品をかってに売って
 家を追い出されてた時だったかしら。
レギン「ば、ばか! 変なことをおぼえてんじゃねーよ。
ソーク「ほう。 そんな事をしてたのか。
サーレント「子供たちを助けるために
 『ファールの遺跡』に行きたいんだ。
ミーミル「あら、こちらの方は?
レギン「『予言者ソロン』様の弟子
 サーレントだよ。
 それから、ソーク。
 サーレントは俺といっしょに
 今ミュンヒ博士の研究を手伝っているんだ。
ミーミル「サーレントさんて
 いかにも『予言者ソロン』様のお弟子さんって感じ。
 ソークさんは、どちらかというと剣士みたいね。
ソーク「‥‥‥‥
ミーミル「あら、ごめんなさい。
 小舟はいつでも使ってくださっていいですよ。
サーレント「ありがとう。
ミーミル「それじゃ、おとうさんに知らせてきますね。

「一体何年になるんですかねえ
 私たちが『ラゴウ石』の研究を始めて‥
 これだけ研究を続けても、あの石に関しては
 まだまだわからないことだらけですよ‥
「そう言えば‥
 『ラゴウ石』を発掘に行った者の中で
 火傷になった者がいたんですよ。
 で、調べたんですが、水属性の防具だと火傷には
 なりにくいことがわかったんです。
 それと火傷には
 言霊『クアルアク』ってのが効くそうです。
 おぼえますか?
「火傷には気をつけてくださいね。
「何だか最近夢見がよくなくて‥
 悪いことでもおこるんじゃないでしょうか‥
「もうすぐ日食ですね。
 実は私、日食を楽しみにしてるんですよ。
「『ラゴウ石』からは、なにか強い力を感じます‥
 それが良い力なのか、悪い力なのかは
 私にはわかりかねますが。
「おや、サーレントさん、お帰りなさい。
「今エレベーターはこわれていて使えません。
 私が、いっしょうけんめい直してます。
『ラゴウ石発掘記録』がある。 読んでみようか? 
>・「読む。
 ・「読まない。
 無量歴3980年172日
  ようやく、クリューヌ王から許可を得る。
  明日から『巨人の塔』の調査を始めるつもりじゃ。
  今回は何か、発見できそうな予感がする。
  しかし、クリューヌ王も
  とっとと許可を出してくれりゃよかったんじゃ。
 無量歴3980年173日
  やはり、予感はあたった。 『巨人の塔』頂上で
  生物の埋めこまれた巨大な石柱を発見する。
  側面には古代文字で何か書かれているようじゃが‥
  まだまだ、調査が必要のようじゃ。
無量歴3980年174日
  1日なやんだあげく
  この石柱を滅亡と再生をもたらす石
  『ラゴウ石』と命名する。
  他にもラグナロックという案もあったんじゃが‥
無量歴3980年175日
  ‥
  ‥
「3日だけでおわってる‥
~前世の隠れ里~
 この大陸の西、山なみにへだてられた所に
 『前世の隠れ里』があるらしいのじゃが‥
 陸づたいに歩いては行けんらしい
 船で海をわたればその村に行けるそうじゃ。
よく見るとページのすみに落書きがある‥
 ‥気絶からの回復は『アニムス』‥
~アヴドルの地下に海?~
 町の地質を調べていたところ
 海にしかない成分が見つかった。
 もしかしたら、アヴドルの地下に海底につづく洞穴が
 あるのかもしれません。
クラーゲ研究員
   (屋上)
「ここはいつ来てもいいですね。

    ファールの遺跡
  
サーレント「この小舟に、みんな乗せて帰れるかな?

レギン「子供たちをさらったのはおまえか?
呪術師オズヌ「なんだ! きさま達は!?
 子供たちを取り返しにきたのならムダだな。
 この子たちは、世界のために身をささげるのじゃ。
レギン「きさま! ゆるさねぇ!
オズヌ「ゆるさんだと?
 教団の教えを理解せぬオロカ者め。
レギン「笑わせるな!
 子供をさらって、何が世界のためだ。
 おまえ達の教えなんぞドブにでもすてやがれ!
オズヌ「教団をぐろうするバチ当たりめが。
 生きてここを出すわけにはいかん。
 おまえたちも死んで教団につかえるがいい。
ソーク「‥‥死ぬのはきさまだ。
オズヌ「ふはははっ。
 もう逃げ道はない。 死ねーっ。
   (戦闘)
オズヌ「ぐはっ。 つ、強い!
 きっ、キサマら、何者だ?
レギン「てめぇに教える名前はねぇよ。
オズヌ「日食まで、あとわずか‥‥
 新しい世界を見ずに死ぬとは無念‥‥だが
 『ルドラ』様の復活は誰にもとめられぬ。 ゲホッ。
レギン「日食に『ルドラ』が復活するってのか?
 バカ言ってんじゃねぇや。
   (子供逃がす)
サーレント「みんな
 出口の近くに小舟をとめてある。
 小舟に乗ってまちなさい。
??「ここは?
レギン「よう、どうした? 何か忘れ物か?
 みんな舟に乗ってるぜ
レギン「どうしたんだ。 おまえ?
 どこからさらわれて来たんだ?
??「ボクは‥‥
サーレント「? わからないのか。
 名前はなんていうんだい
??「‥‥ロロ。
 たぶん、それがボクの名前だと思う
レギン「わかった、ロロ。
 とにかくここを出よう。
 他の事はそれから思い出しゃいいさ。
ロロ「ありがとう‥え、と。
レギン「俺はレギン、それからこの2人は
 サーレントとソークだ。
   (ロロ出ていく)
レギン「あれって、きおくそーしつってやつかな?
サーレント「たぶん‥‥
レギン「記憶をとりもどす方法ってあったっけ?
サーレント「ショックを与えると
 いいっていうけど。
ソーク「‥‥俺がやろう。
レギン「ちょっと待て!
 刀のつかに手ぇかけて何するつもりだよ?
ソーク「心配するな。 みね打ちにする。
レギン「そういう問題じゃねーだろ!?
ソーク「‥‥そうか、わかった。
レギン「あぶねーヤツだなぁ。

レギン「みんな、乗ってるかい?
「イェーイ!
レギン「ノリのいい子供‥‥
ソーク「これからどうする?
レギン「いったんアヴドルへ行こう。
 子供たちをおくるのは定期船の方がいい。
 ミュンヒ博士にも報告しなきゃならないしね。
サーレント「そうしよう。




4日目

  アヴドル 

   ラゴウ石研究所
ミュンヒ「おぉ、もどったか。
レギン「やっぱり、なんとかって教団のしわざでしたよ。
サーレント「レギン。 悪いけど 
 子供たちをオリアブまで連れて行ってくれないか。
ミュンヒ「だったら、ミーミルに手伝わせるぞい。
 おーい! ミーミルや。
ミーミル「おとうさん、何の用?
 あら、こちらの方たちは?
レギン「トール火山にいるソロン様の弟子
 サーレントとソークだよ。
 そこのチビは、ロロって名前だよ。
ミーミル「あら、レギン!? いつだったか
 カスタギア博士の研究をかってに売り飛ばして
 家を追い出されていらいじゃない。
レギン「ば、ばか! 変な事をおぼえてんじゃねーよ。
 今日は変な教団につかまってた子供たちを
 助けに行ってたんだぜ。
 (3日目にミーミルに会っている場合「おとうさん~
   ここまで無し)
ミュンヒ「そこのロロ君や他の子供たちを
オリアブに連れていかなけりゃならんのだぞい。
 ミーミルや、レギン君を手伝ってあげなさい。
ミーミル「はい。 レギンだけじゃ心配だもんね。
レギン「あーっ、あーっ、どうせ俺はたよりないよ。
 それで、おまえはどうするんだ、サーレント?
サーレント「私は
 『ラゴウ石』のエネルギーの事が気にかかるから
 ここに残るよ。
ソーク「俺は、一度ソロン様の所へ戻る。
 ついでに、チビの記憶をもどす方法も聞いてみよう。
 ソロン様なら方法を知っているかもしれないからな。
サーレント「それじゃ、たのむ。

ミュンヒ「そろそろ日食だぞい。
 屋上からなら見えるぞい。
   待合室
レギン「あーっもう、舟がでるぞ、おとなしくしてくれ。
サーレント「大変だな。これは。
レギン「あぁ、言う事なんてききゃしない。
船員「オリアブ行き、出港しまーす。
レギン「わぁ、いつのまにみんな乗ったんだ?
 待ってくれーっ!
ミーミル「なにやってるの? おいてくわよ。
子供たち「おそい。 おそい。
レギン「おまえらなー。
船員「出港ーっ。

「ここは『アヴドル』
 砂漠にへだてられ、こりつした町さ。
「この先には、たしかラッコ‥いやちがう
 ランボー‥でもない
 おお、そうじゃラゴウ、ラゴウじゃ
 『ラゴウ石研究所』があるのじゃ。
「もう、忘れんよ
 『ラゴウ石研究所』じゃろ?
「ねぇ、シーザー待ってよー
   (研究所 屋上)
研究員「あ、サーレントさん。
 もうすぐ、日食がはじまりますよ。
サーレント「うん。
 私は日食を見るのは初めてなんだ。
研究員「そうですよね。
 大気が浄化される前は、空はいつも
 ドンヨリくもってましたからね。
サーレント「でも何か
 悪い事がおきそうな気がしてね。
研究員「おどかさないで下さいよ。
 ただでさえ、日食なんて気味が悪いのに
 そんな事言っちゃ、いやですよ。
研究員「サーレントさん!? 空が‥‥?
サーレント「日の光が‥‥
研究員「日食です!?
「う、うわぁーっ!
サーレント「博士!! 下か!?
 
「下の方からひめいの様なものが聞こえましたが‥
   (地下へ)
サーレント「こ、これは‥‥いったい?
 ミュンヒ博士!!
ミュンヒ「‥‥う、あ、サーレントか!?
私はもうダメだぞい。
サーレント「しっかりして下さい。
 いったい、どうしたんです?
ミュンヒ「『ラゴウ石』を調べていたぞい。
 最初は何事もなく調査はすすんでおったぞい。
 し、しかし‥‥ちょうど、日食の知らせがあった時
 いきなり光りだしたぞい。 ゴホッ、ゴホッ。
サーレント「光りだした!? 何が光りだしたんです?
ミュンヒ「『ジェイド』‥‥ゴホッ‥‥気をつけろ!
 ‥‥『ルドラ』‥‥‥‥
サーレント「博士? 博士!? 博士ーっ!!!
サーレント「ハ虫類族? いや、こいつは!?
 ‥‥‥‥『ルドラ』!!
ルドラ「‥ココ‥ハ‥‥ドコ・ダ?
 オマエ‥‥‥‥『ジェイド』‥‥ワタサナイ!
サーレント「なぜ『ルドラ』が生きかえったんだ?
 なぜ博士たちを殺した?
ルドラ「ゲッ、ゲッ‥‥‥‥コロス?
 オレ、ホロボス、スベテ。
サーレント「『ルドラ』は
 4千年に一度だけあらわれて
 栄えている種族を滅ぼしてきた。
 おまえは1万2千年前、ハ虫類族の世界をつくり
 すでに使命は終えているはずだ。
ルドラ「フ、フ‥コロサネバ、ナラナイ。
 『ジェイド』ヲ、モツモノハ、オマエタチデハ
 ナイ!
サーレント「? 何を言っている?
   (サーレントはじき飛ばされる)
サーレント「‥‥‥」
 ‥‥死ぬ‥‥のか?
 ‥‥力‥‥が、ぬけて‥‥いく‥‥
 ‥‥私は‥‥‥‥死んだ‥‥‥‥‥‥‥のか?






5日目

サーレント「??? 死んで‥‥ない?
????「‥‥何だい?
 !‥‥‥‥‥‥‥‥おまえは!!
????「あんた、しんまいやな。
 自分が死んだ事が、まだわからねえってツラやで。
サーレント「あなたは?
クルガン「生きてた時にはクルガンて呼ばれとったかなぁ。
サーレント「ここは本当に、その‥‥冥界なのですか?
クルガン「まぁ、信じられへんかてしゃーないわな。
 せやけど、ここはまちがいのう冥界や。
 あんた死んどるんやで。
サーレント「‥‥なんて事だ。
 ハ虫類族の『ルドラ』におそわれた
 あの時、あれで終わりだというのか‥‥!?
クルガン「元の世界にみれんタラタラちゅうところやな。
 ‥‥ここだけの話やけど
 実は生き返る手がないわけでもないんや。
サーレント「! 本当ですか?
クルガン「誰でもちゅうわけにはいかへん。
『ジェイド』って玉を持ってる者だけや。
サーレント「『ジェイド』! ‥‥ですか?
 体に埋まっている人間を見た事はあるが‥‥
 私には『ジェイド』は埋まっていない。
クルガン「ほんまか?
 あんた、その体の中の光る玉は
 『ジェイド』とちゃうか?
サーレント「体の中?
サーレント「! これは『ジェイド』!?
 そうか、『ルドラ』に殺された時
 何かが体の中に入った。
 あれが『ジェイド』だったのか!
 でも、なぜ?
クルガン「そんな事はどうでもええ。 せやけど
 あんたが『ジェイド』を持ってるって事は事実や。
 生き返れるシカクありってわけやがな。
サーレント「教えて下さい。
クルガン「ええやろ。 せやけど、ここではあかん。
 この冥界には『魔導博物館』ちゅう所がある。
サーレント「博物館!?
 なんでまたそんなものが冥界にあるんです?
クルガン「冥界にかて、町もあれば酒場もあるがな。
 現にここは宿屋やろ。
サーレント「そりゃ、まぁ、確かに。
クルガン「その博物館に、『ラゴウ石』があるんや。
サーレント「『ラゴウ石』ですって!?
 それはすごい! 巨人・ハ虫類に続いて
 3つ目の『ラゴウ石』の発見だ!
クルガン「いったん別れて 
 その『ラゴウ石』の前でおちあおか。
サーレント「わかりました。

「ありゃ、またお仲間かな?
 あんた、わかってるかい?
 ここは冥界、俺たちゃ死んだんだよ‥
「でも、あんた‥
 なんだか、俺たちとは違う感じがするな。
「冥界に海かねぇとはな‥
 海さえありゃぁ、死んじまおうが、どうなろうが
 かまやしなかったのにな。
「死んでも1人きりとは、さみしいのぉ‥
「ここは地底の町『キリーク』
 我らハ虫類族の祖先が種族滅亡の危機をのりこえ
 きずきあげた町でゴザル。
「この地底世界には 
 『魔導博物館』という所があるのでゴザルが‥
 そこには歴史上でキチョウなものが
 おさめられているという話でゴザル。
   (家)
「我らハ虫類族は
 本来ならば地底にすむ種族なのでゴザルが‥
 地上にもハ虫類族の生き残りがいるらしいでゴザル。
「冥界には陰属性の魔物がウヨウヨいるの。
 だから、陰属性の言霊なんかすぐおぼえちゃうのよねぇ
 あなた、おぼえておく? 陰属性の言霊『セレムル』
「でも冥界じゃ
 この言霊もあんまり役にたたないけどね‥
「じゃあ、忘れないよう書きとめておくのよ。
「この間、この家のかびんをたおしちゃったんだ。
 でも、だれもオイラのことに気づかないんだ。
 どうしてかな。
「家の中に何かいる様な気がするでゴザル‥
 食べ物が急になくなったり
 かびんがとつぜんたおれたり、どうもおかしいでゴザル
「地底には他に、『タラーク』とよばれる
 我らハ虫類族の町があると聞くが
 ここからは直接行くことはできないらしいのでゴザル。
「地底世界の空にあたる部分
おまえ達、人間にとっては地上にあたるのだろうが
 日ごとに汚染されてきているようでゴザル。
「なかなか、のみっぷりのいいおおトカゲじゃ。
 ワシもいっしょにいただくかのぉ‥

    魔導博物館

「ここには、いろいろな物が、かざられているでゴザル。
 くれぐれも手をふれぬようにな。
館長「こっちは出口でゴザル。 
 入り口は向こうじゃ。
~ムーンリング・レプリカ~
 汚染から体を守る効果があるらしい‥
~キーツヘルム・レプリカ~
 陽属性を帯びたかぶと
 戦士用の防具である。
~サイコシールド・レプリカ~
 火属性を帯びており、魔法防御が高い。
 装備時にかしこさがアップする。
~パワーシールド・レプリカ~
物理防御が高い。
 剣による攻撃をかなり防ぐ。
~キングズアーマー・レプリカ~
 物理防御が高い。
 戦士用の防具である。
~フールシューズ・レプリカ~
すばやさがアップする。
 巨人族と水棲族は装備できない。
~クイーンズコート・レプリカ~
魔法防御が高い。
 魔術使用の衣である。
館長「どうかな、なかなかのコレクションでゴザろう。

クルガン「これが人間の『ラゴウ石』や。
サーレント「人間の?
クルガン「せや! つまり、この『ルドラ』が
 人間を栄えさせてくれたんや。
サーレント「‥‥
クルガン「この『ルドラ』の封印を解く事が
 生き返るたった一つの方法や。
サーレント「しかし
 私は生き返ったハ虫類の『ルドラ』に殺された。
 いや、私だけじゃない。
 博士も研究所の研究員たちもみんな殺された。
クルガン「そら、ハ虫類族の『ルドラ』やったんやろ?
ハ虫類族が栄えるために他の奴をみな殺しにするのは、
 別におかしゅうないがな。
サーレント「‥‥人間の『ルドラ』はちがうと?
クルガン「あたりまえやないか!
 そもそも人間が栄えたんは
 人間の『ルドラ』がやってくれた事やで!
サーレント「‥‥それで、どうやって封印を解く?
クルガン「簡単な事や。『ジェイド』を持ってる者が、
 『ラゴウ石』にさわったらええだけや。
サーレント「わかった。
????「ふぅーっ、やっと『ラゴウ石』から出れたわ。
 礼を言うぞ、サーレント。
サーレント「! なぜ、私の名を?
ハウゼン「私は『ハウゼン』。 人間の『ルドラ』だ。
 おまえの名前くらい知っていてもふしぎはなかろう。
クルガン「せやで。『ハウゼン』様は
 ワイら人間の事を何でも知ってはるんや。
ハウゼン「何でもというわけにはいかんが、おまえの事は
 『ジェイド』に関わる者として知っていたぞ。
 サーレント。
サーレント「‥‥わ、私は
 『ラゴウ石』の事を研究していた。
『ハウゼン』よ、教えてくれ。
 『ラゴウ石』とは、そもそもなんなのだ?
ハウゼン「残念だが、教えるわけにはいかぬが
 ‥‥あれは全てをこえた存在が作ったとだけ
 言っておこう。
サーレント「全てをこえた存在‥‥ 神か!?
ハウゼン「神ではない。 が、神にも等しい存在だ。
サーレント「『ハウゼン』よ
 私は殺された研究員たちのためにも
 『ラゴウ石』の研究をしなければならない。
 私を地上へ出してくれ!
ハウゼン「いいだろう。 おまえには
 『ラゴウ石』から出してもらった借りがある。
 ただし、そのためには妖刀がひつようだ。
クルガン「サーレント、妖刀の部屋へ来るんや。
 ワイと『ハウゼン』様は先に行っとるで。

ハウゼン「これだ。 この妖刀は
 冥界と現世を一時的につなぐ力を持っておる。
クルガン「せやけど、ワイらではこの妖刀の封印を
 とく事はでけへん。 封印をとけんのは‥‥
サーレント「『ジェイド』を持つもの‥‥か。
ハウゼン「そのとおりだ。 さぁ、サーレント。
 現世にもどりたくば、妖刀の封印をとくのだ。
サーレント「‥‥よし。
   (サーレント妖刀に吸い込まれる)  
クルガン「うまい事いきましたな、『ハウゼン』様。
ハウゼン「ふふん。 悪く思うなよ、サーレント。
 妖刀が現世に戻る力を持つのは本当の事よ。
 ただ妖刀の封印は、誰にでも解けるのだ。
クルガン「ほいでから封印をといた者は
 妖刀に封印されてしまうっちゅうわけや。
ハウゼン「そうだ。 そして封印されるべきは
 『ジェイド』を持つ者どもよ。
   (ハウゼン剣を抜き外へ)
クルガン「これからどないしますんや?
ハウゼン「まずは地上にでる。
 約束通り、おまえに新しい体をやろう。
クルガン「どうせやったら、若い体がエエでんな。
ハウゼン「サーレントの体でよかろう。
 まだ地上にあるはずだ。
クルガン「へ、おおきに。
 ところで、ワイがまだ生きとった時に会うた娘にも
 『ジェイド』が埋まってましたけど?
ハウゼン「この世界には4つの『ジェイド』がある。
 この世界を継ぐ者の証となるものだ。
クルガン「それで、救世主の小娘が『ジェイド』を
 もっとったんでっか。 
ハウゼン「そういう事だ。
 そしてあと2人も地上のどこかに‥‥
ハウゼン「ここが地上へ出るための場所だ。
クルガン「へぇ、こんな所が
 地上へつながってるんでっか?
ハウゼン「地上へつながる場所はいくつかあるが
 ここ以外は『ゴモラ』におさえられておるんでな。
 ここなら、妖刀の力でなんとかなる。
   

    アヴドルの町
  
ハウゼン「ワハハハハッ!
 わしは、ついに地上へもどったぞ!
クルガン「どないしたら肉体が手に入るんでっか?
ハウゼン「サーレントの肉体をさがし出して
 重なればよい。
クルガン「そんな事でエエんでっか。
 ほなら、さっそく。
ハウゼン「やくそく通り、地上に連れて来てやったぞ。
 だが、おまえを自由にしてやるわけにはいかん。
 ここでずっと、おとなしくしておるがよい。
   (剣を地面に突き刺す) 
クルガン「他人の体っちゅうのは、変な感じでんな。
ハウゼン「すぐになれる。
 それよりも、わかっておるな?
クルガン「わかってまんがな。
 何ぞあったら言うとくれやっしゃ。
 おやくにたちまっせ。
 
 滅亡まであと 10日 



サーレントの章 台詞6~8日
6日目

   ガフの間 
 
ゴモラ「我は進化をみまもる者『ゴモラ』。
 おまえは何者だ?
サーレント「わ、私は、一体?
ゴモラ「こたえよ。 この『ゴモラ』の下へ来れる者は
 『ジェイド』を持つ者のみ。
サーレント「私は、サーレントという者です。
 ハ虫類の『ルドラ』に殺された時に
 『ジェイド』が体に入りこみました。
ゴモラ「‥『ジェイド』?
 ハ虫類の『ルドラ』に殺されたともうしたな?
 とすると『リバイブ・ジェイド』か‥
サーレント「はい、『ラゴウ石』の研究中
 突然、生きかえったのです。
ゴモラ「『ルドラ』は全て封印してある。
 生き返る事などありえんのだ。
サーレント「しかし、‥‥本当なのです。
 私はハ虫類の『ルドラ』に殺され
 『ハウゼン』に妖刀に封じられ、地上に出たのです。
ゴモラ「『ハウゼン』が生き返った!?
 『ハウゼン』めが動き始めたか‥‥
 しかし地上に出たおまえが、なぜ冥界へもどった?
サーレント「『ハウゼン』は私を妖刀に封じて
 アヴドルにおきざりにしたのです。
 やがて朝日が妖刀にあたり、気がついたらここに。
ゴモラ「なるほど。
 本来『ジェイド』を持つ者は不死身なのだ。
 しかし、たましいは陽の光にたえられぬ。
サーレント「では、肉体を持たぬ私は
 このまま冥界にとざされるのですか?
ゴモラ「本来ならそうだ。
 しかし、『ハウゼン』が動きだした今
 おまえには、やってもらわねばならない事がある。
サーレント「私に?
ゴモラ「そうだ。
 『ハウゼン』は人間の『ルドラ』だが、くるっておる。
 奴は人間を滅ぼそうとするだろう。
サーレント「!‥‥人間を滅ぼす!?
ゴモラ「そうだ。
 おまえが『ハウゼン』と戦う気があるなら
 おまえに肉体を与えてやろう。
サーレント「‥‥人間を滅ぼす
 『ハウゼン』と戦う‥‥
ゴモラ「奴は『ルドラ』としての力を持っているが
 目覚めたばかりでは、全ての力をとりもどしておらん。
 それでも普通の人間では、『ルドラ』の相手ではない。
 できるのは、『ジェイド』を持つ者だけだ。
サーレント「‥‥‥‥わかりました。
 私は『ハウゼン』と戦います!
 人間を滅ぼさせやしない!
ゴモラ「よかろう。 新たな肉体を与えてやろう。
 奥の部屋へ行くがいい。
 そこに、おまえの仮の肉体となる体がある。

ゴモラ「我は進化をみまもる者ゴモラ。
 傷ついた体を回復してほしいのか?
 >・はい
  ・いいえ
  (リザ8日目プレイ)
 戦士の死体だ‥
ゴモラ「戦士の肉体を与えよう。
  (リザ8日目未プレイ)
戦士の死体だ‥
言霊師の死体だ‥
ゴモラ「この2つの肉体の好きな方をえらぶがよい。
 左は元戦士、右は言霊師だった肉体だ。
 ただし選んだ肉体によっておまえの力は左右される。

ゴモラ「では、トール火山へのワープルートを
 開けてやろう。 それで地上へ戻れるはずだ。
サーレント「ワープルート?
 なんです、それは?
ゴモラ「この冥界と地上とをむすぶ
 見えない道だと思えばよい。
 そうだな、地上にあるワープルートも
 使えるようにしてやろう。
 おまえの役に立つだろう。
サーレント「ワープルートというのは
 どこにあるのです?
ゴモラ「地上へのワープは、キリークの町の北にある。
 地上にあるワープルートは、トール火山をふくめ
 全部で10ヶ所ある。 さあ行くがいい。

ゴモラ「さぁ、ここを出るのだ。

   魔道博物館
 
 人間族の『ラゴウ石』がある‥

   (トール火山へ)
ソーク「何の音だ? おっ、これは!?
ソーク「! ‥‥何もない所から現れおった。
 きさま、さては魔物だな!?
サーレント「ソーク!
 それじゃ、ここはトール火山!?
ソーク「魔物ふぜいが
 なぜ俺の名を知っているかはわからんが
 俺に見つかったのはマズかったな。
 刀のサビにしてくれるわ。
サーレント「ま、待て!
 私だ、ソーク。 サーレントだ。
ソーク「おろかものが。
 この後におよんでウソをつくとはな。
 問答無用! 斬る!
サーレント「待てったら! 私はサーレントだ。
 信じられんかもしれないが、本物のサーレントだ。
ソーク「ニセ物は、みんなそう言うのだ。
 この俺がサーレントの顔を見忘れると思うか?
 きさまはサーレントとは、にてもにつかぬわ!
サーレント「! 確かに姿形は以前の私とはちがう。
 しかし、それでも私はサーレントなんだ。
ソーク「!? まだ言うか。
サーレント「とにかく、ソロン様に会わせてくれ。
 ソロン様なら、私がサーレントだという事が
 わかるはずだ。
ソーク「俺の名前ばかりか
 ソロン様の事も知っているとは‥‥‥‥よかろう。
 ソロン様の前で、きさまを斬りすててくれる。  
サーレント「‥‥ぜんぜん信じてないな。
ソーク「ついて来い。
 おかしなそぶりをしたら、その場で斬る。

ソーク「どうした?
 さっさとソロン様に話をしてみろ。
   (話せずに舟に乗る)

    港町オリアブ
 
ロロ「あ、こ、こんにちわ‥
   酒場
「怒りを呼び覚ます雷の言霊『トウティーオ』

   トール火山
  
ソロン「? どなたじゃな?
サーレント「ソロン様、サーレントです。
ソロン「サーレント?
 わしにも同じ名前の弟子がおるがのう。
サーレント「私がそのサーレントです。
 外見は違いますが
 ソロン様の弟子のサーレントです。
ソーク「まだもうすか、この魔物が!
 ソロン様、こやつは地面にえががれた文様から
 現れた魔物でございます。
ソロン「地面の文様!? ワープか?
サーレント「そうです。
 冥界からワープで地上へ出たのです。
ソロン「ふむ。 本物のサーレントかもしれんのう。
ソーク「ソロン様、だまされてはなりません。
 おのれ魔物が、ソロン様をもまどわすとは
 あなどれぬ。 かくなる上は、斬る!
ソロン「待て、待て。
 そのものはウソをもうしては、おらんぞ。
 ワープは、なまじの事でつかう事はできぬ。
サーレント「私も冥界ではじめて知りました。
 進化をつかさどる『ゴモラ』という者に
 仮の肉体をあたえられ
 ワープで地上へもどれたのです。
ソロン「これまでのいきさつをくわしくもうしてみよ。
サーレント「はい。
ソロン「‥先人も冥界にはただならぬ力を感じていた。
 だからこうして、わしをふくむ何人かの者が
 トール火山などの要所を守っておる。
ソーク「信じられん‥‥
サーレント「だが、事実なのだ。
ソロン「サーレントよ。
 わしの予言がこのような形で現れようとは思わなんだ。
サーレント「いえ、それか運命なのでしょう。
ソロン「‥‥しかし
 『ラゴウ石』・『ルドラ』・『ジェイド』
 まだまだ、わからぬことばかりじゃ。
サーレント「『ラゴウ石』の事を調べることが
 全てを明らかにすると思っています。
ソロン「そうじゃの。 だが、1人では無理じゃ。
 仲間の助けをかりることじゃ。
 ソークおまえさんも、助けてやりなさい。
ソーク「ソロン様がそういうのであれば 
 この者と行きますが‥‥
 おい、おまえ! まだおまえをサーレントと
 みとめたわけではないぞ。
ソロン「レギンとかいうこぞうも
 たよってみることじゃ。
ソロン「いつぞや魔封三器の事をききにきたが
 聖杯があればサーレントの肉体をとりもどせるかも
 しれぬがなぁ。
サーレント「どういう事です?
ソロン「おまえの肉体にのりうつっているヤツを
 聖杯に封じてしまえばよいのじゃ。
 ソークが仲間に加わった。

 港町オリアブ
   
レギン「ソークじゃないか? めずらしいな。
ソーク「‥‥うむ。 ちょっとな。
 ソロン様に言われて、この、‥‥サーレントに
 つきあうことになった。
レギン「サーレント!? 何いってんだ、ソーク?
 サーレントなんかいないじゃないか。
サーレント「レギン、信じられないかもしれないが
 私がサーレントだ。
レギン「おい、おい、ジョーダンだろ。
カスタギア「同じ名前のべつのお人と言うことかな?
サーレント「いいえ。 私は博士やレギンの知っている
 サーレント本人です。
レギン「あのなぁ。 ソーク! からかってんのか?
ロロ「あの、あの、変な人形にさらわれた時
 助けてくれて、ありがとう。
レギン「おい、ロロ。 おまえを助けたのは
 俺とソークとサーレントだよ。
ロロ「うん。 だから、サーレントの兄ちゃんだよ。
サーレント「! ロロおまえ、私がわかるのか?
ロロ「?? なんか、外がわが、この間とちがうけど
 サーレントの兄ちゃんだよ。
レギン「‥‥まさか、本当にサーレントなのか?
サーレント「いろいろ事情があって
 こんな姿になったけど、私はサーレントだよ。
カスタギア「ほぅ、こりゃおどろいた。
 姿はちがえど、中身がサーレントとはなあ‥‥
レギン「それにしても、ロロ。
 おまえ、何でわかったんだ?  
ロロ「??? サーレントの兄ちゃんだから。
ソーク「ソロン様もわからなかったのを
 ひとめで見分けるとは‥‥
カスタギア「ロロ、おまえさん、たいしたもんじゃ。
レギン「こいつ、何かみょうな力持ってるなぁ。
レギン「これじゃ、信じるしかないよな。
ソーク「ううむ。 しかたあるまい。
サーレント「ロロはわかってくれたのになぁ。
カスタギア「さいきんは変な事ばかりおこるのう。
 エレミアさんの所にも魔物があらわれたって話だし。
サーレント「魔物が?
カスタギア「ハ虫類のような姿をした奴を
 見かけたって話だが
 わしゃあ、その手の事はニガテじゃ。
 レギンが仲間に加わった。
 ロロが仲間に加わった。

カスタギア「『エレミアの洋館』には
 ハ虫類の魔物がいるらしいぞ。
ミーミル「あ、ゴメンなさい。
 買いものはお店のカウンターから、おねがいしますね。
「そこにある、けいじ板は見たかい?
 北東の『アヴドル』って町が
 えらい事になってるらしいな。

警戒せよ!!
 アヴドルの町が、一時的に冥界とつながったもよう。
 一帯を、霊的汚染地帯とする。
 警戒せよ!!

   酒場
「南西の『エレミアの洋館』に
 魔物があらわれたんだってよぉ‥
 やっぱり神様はみんな平等だったんだなぁ
 エレミアさんかい?
 エレミアさんは、今じゃこの町にこしてきてるよ。
「精気をすいとる言霊『ステッラ』
   待合室
「北東の町『アヴドル』からの定期船が
 来なくなったもんだから
 『アヴドル』行きの定期船は、出ていないんだ。
案内「ただいま、『アヴドル』行きの定期船は
 運休させていただいております。
 ここ『オリアブ』からは
 『オムパロス』行きの定期船のみ、出ております。
   (家)
「サーレントさんのおかげで
 子どもたちも、たすかったわ。
ぜひ、お礼を言いたいんだけど、最近見ないのよね‥
「サーレントのおにいちゃん
 どこへ行ったんだろう‥
「南西のおやしきに住んでたエレミアさんが
 この町に、こしてきたんですの。
 おやしきに
 魔物があらわれるようになったからですって‥
「おちぶれたとはいえ、ここはエレミア様の仮ずまい。
 くれぐれも、そそうの無いように。
 しかし、えらいギャップじゃのぉ‥
エレミア「まさか、やかたが魔物におそわれるとはな‥
 いざという時のために
 ひみつの抜け道をつくっておいてよかったよ。
 抜け道の場所?
 出入口のドアの左側に
 もぐり込める所があるのだよ。
 
   エレミアの洋館 
 
 ドアはこわれている‥
~ フォクシーへのてがみ ~
また、やしきに魔物が侵入してきた。
もう、これ以上ここにとどまることはできない。
われわれは、明日オリアブにうつりすむこととする。

サーレント「『ハウゼン』!
ハウゼン「ほう、妖刀から出られたのか!?
 町においてきたのは、うかつだったか。
レギン「こいつがサーレントをだました奴かい?
サーレント「‥‥そうだ。
 人間の『ルドラ』、『ハウゼン』だ。
レギン「人間の『ルドラ』!? それじゃ‥‥。
ハウゼン「確かに、わしは人間の『ルドラ』でもある。
 だが、それが全てではない。
サーレント「おまえはなぜ、人間を滅ぼそうとする?
ハウゼン「人間を滅ぼす!? ふん、確かにな。
 おまえたちにとっては、そういうことになるか。
レギン「サーレント、こんな奴やっつけちまおう!
ハウゼン「おっと、おまえたちの相手は
 わしではないぞ。
レギン「ハ虫類の『ルドラ』だ!
ハ虫類のルドラ「キ、キ、オマエタチ、コロス。
ソーク「トカゲふぜいが、俺を殺すだと?
 おもしろい、やってみろ。
   (戦闘) 
レギン「へ、もう逃げ場はないぜ。 かくごしな。
ハウゼン「なかなかやるではないか。
 ところで、サーレント。
 その体は誰にもらった?
サーレント「なに!? どういう意味だ。
ハウゼン「いいことを教えてやろう。
 冥界の肉体にのりうつったおまえは
 陽の光をうけると冥界にひきもどされてしまうのだ。
サーレント「!
ハウゼン「妖刀からおまえがぬけだせたのも
そのせいだ。 ほら、もうすぐ夜があけるぞ。
レギン「サーレント! どうしたんだ?
サーレント「め、冥界に、ひきもどされる!
ハウゼン「残念だったな。
 冥界でおとなしくしていることだ。
サーレント「トール火山だ。
 トール火山で待っていてくれ! 私はかならず戻る。
レギン「おい、サーレント!? トール火山って。



7日目

      ガフの間

ゴモラ「どうしたのだ? おまえは地上にいったはず。
サーレント「『ゴモラ』。 するとやはり冥界か。
 ハ虫類『ルドラ』を倒し、『ハウゼン』をもう少しの
 ところまで追いつめたのですが‥
ゴモラ「陽の光か‥‥ それは私もウカツだった。
 おまえにやった体には
 まだ陽の光に対する処置をしてなかったのだ。
サーレント「もう一度、私に体をかしてください。
ゴモラ「いいだろう。
 もう1つ肉体がある、それを使うがいい。

ゴモラ「肉体のある部屋はわかっておるだろう?
   (選んでいない方)
ゴモラ「言霊師の肉体を与えよう。
ゴモラ「戦士の肉体を与えよう。
ゴモラ「『ハウゼン』について知りたければ
 『魔道博物館』へ行ってみる事だ。
 そこに『ガルム』という太古の冥界獣がいる。
 すでに死んでひさしいが、意識はある。

  港町オリアブ 

 (ガルムと会わずに)
「私たちが、ゆうかいをしたですって?
 ひどい、それはダレかのいんぼうです。
 教団は、人びとを、すくいたいだけなのです‥
「なんでも‥
 南西の『エレミアの洋館』に魔物が現れたらしくてね
 エレミアさんこの町にこしてきたんだって。
   (家)
エレミア「やれやれ、ひどいめにあってしまったな。

    魔道博物館 
 
「あら? あなた、もしかして生きてるの?
 生きてるのなら地上に出られるの?
サーレント「ええ、ここで用事をすませたら
 トール火山へ行きます。
「そう、私にはリザという娘がいるのよ。
サーレント「リザ!?
「いい名前でしょ?
 生まれた時は、そりゃかわいくて
 こう、ほっぺたがフニフニしててね。
サーレント「え、えぇ‥
 それでリザさんはどこにいるんです?
「いまは、どこにいるかわからないけど
 ひたいに『ジェイド』という玉がうまってるから
 すぐわかると思うわ。
サーレント「ひたいに、『ジェイド』!?
 あっ! ミュンヒ博士が言っていた女の子か!
「リザを知ってるの?
 そう、それならお願いがあるの。
サーレント「何でしょう?
「あの娘は、救世主という運命をせおっているの。
 もしあの娘がたすけをひつようとしていたら
 そしてその時、あなたがもしそばにいたら
 あの娘をたすけてやってほしいの。
サーレント「わかりました。
「そう、それを聞いて安心したわ。
 お礼に、あなたに1つ情報をあげるわ。
 冥界から地上へ出るワープは実はもう1つあるのよ。
 それはビルシャナ遺跡に出るワープだけど
 今はつかえなくなっているの。
サーレント「なぜでしょう?
「どうも、そのワープをつかうには
 『ワープエナジー』というアイテムがいるみたいよ。
 ビルシャナ遺跡の近くには、隠れ里というものが
 あるらしいわ。 なんでもそこには
 ダナン神族が住んでいるといううわさよ。
サーレント「どうして
 そんな事を知っているんですか?
「ここは冥界よ。
 昔に死んだ人もたくさんいるのよ。
 私のしっていることはそれだけよ。 

ガルム「何が知りたいのだ、『ジェイド』を持つ者よ?
サーレント「生きているのか?
ガルム「はるかむかしに肉体は死んでいる。
 ワシの意識だけがここにある。
サーレント「『ゴモラ』に
 『ハウゼン』のことはあなたに聞けといわれたのだ。
ガルム「‥『ハウゼン』。 あの、わかぞうか。
 あれの他にも3人ほどわかいのがいたな。
 4勇者とかもうしておったが。
サーレント「4勇者? それはいったい?
ガルム「わしの肉体がまだ生きておったころのことよ。
 虚空から来たものと、あ奴らは戦っておった。
 そのころの『ハウゼン』は
 ちょうどおまえさんくらいの
 としじゃったと思うがな。
サーレント「虚空?
ガルム「‥‥肉体をうしなってから
 長い話をするほど、意識がもたぬ‥‥
 わしは、そろそろねむりにつこう‥‥
サーレント「待ってください!
 『ハウゼン』と4勇者とは? 虚空とは?
 ‥‥だめか、完全にねむってしまった。

 ガルムのはくせいだ。
   (外へ)
サーレント「な、なんだ!? いったい何が?
サーレント「今のは、いったい!?
???「そなた、何のために地上へ戻るのだ。
サーレント「今のは!?
???「決まっている。
 魔物から、城や町、人間の世界を守るためだ!
サーレント「この根っこからきこえてくるんだ!
???「なるほど、種族としての生存本能か‥‥
 ならば、この世界がくりかえす
 滅びと再生のプロセスを知っておかねばなるまい。
???「滅びと再生のプロセス?!
????「われわれダナンは、2万年の歴史の中で
 4たびその光景を目にしている。
 滅びはまず天より来たりて、やがて大地にいたる。
 巨人族よ、ラミレスに聞いたことがあるであろう。
????「では、さきほどの地上の異変も?
????「いや、
 あれは地底に眠る我がダナンの仲間を
 何者かが目覚めさせたために起こったこと。
 汚染にまみれた地上世界が浄化されておるのじゃ。
 天からの滅びはこれから始まる。
????「しかし、そのような者とは
 戦いようがありませんな‥‥
????「その役目をになう者は他におる。
 そして滅びのプロセスも、まだ終わっていない。
 天と地による天変地異により多くの命が失われた後
 その生き残りの天敵として『ルドラ』が現れる。
????「天敵! ということは
 今の種族には勝てぬのでござるか?
????「いや、それはわからぬ。 なぜなら
 『ルドラ』は10種の神宝をまとって、完全体となる。
 じゃが、今回はその中でも最も重要な『ジェイド』が
 滅びるはずの人間たちに宿っておる。
????「いつもとはちがうということですな。
????「うむ。 『ルドラ』が完全体になるには
 『ジェイド』を必要とする。
????「オプシス殿。
 ダナン以前に『ルドラ』は存在していたのでしょうか?
オプシス「いい質問だ。
 我々以前に『ルドラ』はおらぬ。
 だが、『ルドラ』をも越える存在がおった。
 『サイゾウ』・『ミトラ』
 『ハウゼン』・『メイファ』
 この4人の存在に関しては伝説として残っておる。
????「『ルドラ』を越える存在‥‥
サーレント「‥‥きこえなくなった。
 『ハウゼン』が『ルドラ』を越える存在!?
 ガルムに聞いた話と同じだ。

  キリークの町
 
   (家)
「町の東、『魔導博物館』の近くに
 ふとくてリッパな根がはえてきたそうでゴザルよ。

   トール火山
 
レギン「サーレントじゃない!?
ソーク「魔物なら俺が斬ってやる。
サーレント「おい、私だよ。 サーレントだ。
レギン「本当か、ロロ?
ロロ「? サーレントのお兄ちゃんだよ。
レギン「そうか。 本物か。 俺たちはロロみたいに
 『ジェイド』で本物かどうかを見分けられないからな。
ソーク「‥‥ふん。
サーレント「あぶないな。 ロロがいなかったら
 私は斬られてたんじゃないのか?
 レギンが仲間に加わった。
 ソークが仲間に加わった。
 ロロが仲間に加わった。

ソロン「ふーむ。 ただごとではないな。
 おまえが、冥界で見たのと同じ様に
 地上でも大地が浄化されたようじゃ。
レギン「? あんまりかわりませんが?
ソロン「ここは何も変化しとらんよ。
汚染大陸に
 どんな生き物も住めなくなった場所がある。
 そこが浄化されたようじゃ。
サーレント「大気、そして大地が浄化ですか。
ソロン「うむ。 しかし
 わしには悪い事の前ぶれに思えてならんのじゃ。
 とにかく、おまえの体をとりもどすことが先決だな。
レギン「それと、サーレントの話にでてきた
 隠れ里って何なんです?
ソロン「隠れ里には、ダナン神族が住んでおるんじゃ。
 そうじゃな。 隠れ里のダナン神族なら
 何かを知っているかもしれん。
サーレント「ダナン神族!
ソロン「サーレント
 ビルシャナ遺跡へぬけるワープを作動させ
 隠れ里へいくのじゃ。
レギン「でも、作動させるには
 『ワープエナジー』というのが、いるんでしょ?
ソロン「それは、ワシがこれから調べよう。
 アタルモハッケ、アタラヌモハッケ‥‥
レギン「なんですか、それ?
ソロン「トウヨウとかいう所に伝わるうらないじゃ。
 よし! わかったぞ!
 ワープじゃ! 『ワープエナジー』は
 どこかのワープポイントにある。
レギン「なんか、ウソくさいなぁ。
ソロン「ばかもの! ワシのうらないはあたるのじゃ。
 とにかく、ワープを使って、いってみろ。
サーレント「わかりました。

  港町オリアブ 
  
   カスタギア研究所
カスタギア「なんじゃ? これにきょうみがあるのか? 
ザンネンながら、まだ完成しとらんのじゃ。
   酒場
「傷をいやす言霊『レフランデ』
   待合室
   (ベルを鳴らす)
受付「すみません。
 『アヴドル』の町でなにかあったらしくて
 今のところ、出港を見合わせております。

    竜神の遺跡
 
火燕光「『ジェイド』‥
サーレント「何だって?!
火燕光「わが種族のうらみ、はらしてくれる!
   (戦闘)
「や、やはり、ルドラに滅ぼされるのか‥
   (紋章の前)
 我がハ虫類族の遺産、受け取るがいい‥
   (扉開く。開けた後)
 何もおこらない‥ 

このお宝はオイラ達がいただいた

byテレジャーハンター

ソドムの廃城
   
レギン「なんだ? どうしたんだ?
 サーレントの体が光ったぞ。
サーレント「‥‥わからない。
 こんなことははじめてだ。
ロロ「‥‥『ジェイド』が光った。
サーレント「『ジェイド』が!?
 ロロ、おまえには『ジェイド』が見えるのか?
ロロ「うん。
レギン「ここには何かあるのかもしれない。
 しらべてみよう。
レギン「き、君たちは!
 オリアブの町でミュンヒ博士と話していた?!
ガーライル「あんた達は
 あの博士のツレだったよな?
サーレント「ちょっと、待ってくれレギン!
 確か博士は、あの女の子が『ジェイド』を持っていると
 言ってなかったか?
レギン「そういえば、そんなこと言ってたような?
ソーク「おい、女!
 おまえ、『ジェイド』を持ってるんじゃないのか?!
レギン「ソッ、ソーク!
 いきなり、デカイ声出すんじゃねぇよ!!
ガーライル「てめぇら、何ガタガタ言ってるんでぇ!!
 俺たちにケンカでもふっかけようってのか?!
リザ「待って!
 向こうの人も『ジェイド』を持ってるみたいなの。
ピピン「な、なんだって?!
サーレント「そうなんだ!
 ハ虫類の『ラゴウ石』に埋まってた『ジェイド』が
 私の体に入ってしまったんだよ!!
 それに、信じてもらえないだろうが
 私は死人の体をかりて、ここにいるんだよ‥‥
ピピン「死人の体をかりているってことは
 おまえ自身の体はどうしたんだよ?
レギン「サーレントの体は、『クルガン』っていう
 悪霊に盗まれてしまったんだ。
 『聖杯』でクルガンの霊を封じこめたら
 サーレントの体を取り戻すことができるんだけど
 その『聖杯』も盗まれて、今さがしてるところなんだ。
リザ「『聖杯』だったら
 空飛ぶ舟に乗っている人たちに、もらったんだけど
 ここの東にある遺跡に置いてきてしまったわ。
サーレント「そ、それって‥
 本当に『聖杯』だったのかい?!
リザ「たしかめたわけじゃないけど
 『聖杯』をくれた人たちは
 『空から水を降らすカップ』だって言ってたわ。
ガーライル「そういえば、オリアブの町で
 おまえらと、いっしょにいた
 黒マントの男に似た奴が、あの遺跡にいたぜ。
 なんか、顔色が悪かったけどな。
サーレント「それって、私の体じゃないのか?!
 いそいで、東の遺跡に行く方法を見つけなければ!!
レギン「どうも、ありがとう!
サーレント「それじゃあ、私たちは『聖杯』を
 さがしに行ってみるよ。
レギン「行こうぜ、サーレント!!
ピピン「あれ!? ロロ、ロロじゃねーか?
ロロ「? わっ! トカゲがしゃべった?
ピピン「ばかやろう! 俺だよ。 ピピンだよ。
ロロ「ピピン!? トカゲのピピン!?
レギン「おい、お前、こいつの事知ってるのか?
 こいつ実は、記憶そうしつになっちゃってるんだ。
ピピン「きおくそーしつ!?
レギン「だからお前の事も昔の事もみーんな
 わすれちゃってるんだよ。
ピピン「そーなのか。 それじゃ俺といっしょに
 隠れ里をにげだした事も?
ロロ「隠れ里!?
ピピン「そうだよ。
 俺もお前もそこで産まれたんじゃないか!
レギン「へぇ、そうだったのか。
サーレント「その隠れ里ってところに行ってみたら
 ロロのきおくも戻るかもしれないな。
サーレント「それじゃ、私たちは遺跡に
 『聖杯』をさがしに行ってみるよ。
 おっと、隠れ里にも行かねば!

ジグムンド氷山 
    
レギン「な、なんだぁ?
 どうしてこんなにさむいんだ?
サーレント「このさむさは普通じゃないな。
 ちょっと外へ出てみよう。
レギン「こ、こおってる!?
ソーク「何という山だ‥ながれる水すらこおっている。
サーレント「ここは、氷の山‥‥氷山なんだ。
レギン「でも、この世界に氷の山があるなんて
 きいたこともなかったぜ?
サーレント「たしかにな。
 もしかすると、ここは地上じゃないのかもしれない。
 
   言霊山
 
サーレント「だめだ!
 ‥‥はじきかえされる。
ゾラ「おや? 魔物じゃないね。
 ということは冥界からまよい出た霊かね?
 霊や魔物はこっちに出れないよ。

   メイファの神像 
 
レギン「これは!? 何かガラクタみたいだな。
サーレント「いや、たぶんこれがワープを
 作動させる『ワープエナジー』というアイテムだ。
レギン「でも、これこわれてるぜ。
 こんなんで、だいじょうぶかなぁ。
サーレント「やってみるしかないな。
 トール火山から冥界に行ってみよう。
レギン「冥界に行くのか、あんまりゾっとしないね。
 
  出口はふさがれている‥

  ビルシャナ遺跡
  
サーレント「やった、封印が解けた!
 でもこれは!?
サーレント「‥‥反応が消えた。
 このワープは冥界へ戻るのには使えない。
 どうやら、冥界からだけしか使えないようだ。

(ワープに乗る)
ワープマークは反応しなかった‥

   (女神像の前)
サーレント「ふしぎな像だ‥
   (遺跡を出ると夜明け) 
 




8日目

 
   ダグダの天文台
 
   (外に出る)
サーレント「こ、ここは!?
ロロ「て、天空だよ! ここ!
レギン「天空!?
サーレント「こんな所が本当にあるなんて‥‥

「タダイマ『プラネタリウム』ハ
 ジュンビチュウト、ナッテオリマス。
 マタノオコシヲ、オマチシテオリマス。

 
  ヌアドのほこら
  
サーレント「開かないな‥‥
 
 
    古代遺跡ルーネ
 
レギン「リザちゃんが行ってたとおりだったな。
ソーク「なるほど
 クルガンをおまえの肉体からおいだし
『聖杯』に封じてしまうのか。
サーレント「そうだ。
 せいはいを手に入れた。

 
   迷いの森
  
「この森を、うまく抜ければ
 『前世の隠れ里』に、行けるらしいのだが
 ワシには、わからないのでゴザルよ‥
 お主ら、ワシのかわりに
『前世の隠れ里』への行きかたを、考えてくれぬか?
>・「はい
 ・「いいえ
「そうか、ザンネンでゴザル‥
「本当か? それは助かるでゴザル!
 ならば、ワシが聞いた
 この森の抜けかたを、教えるでゴザル。
 『迷いの森は時計の世界
  9時からはじまり、6時でおわる』
 わかったでゴザルか?

 
   前世の隠れ里 
 
「ここは『前世の隠れ里』
 前世代の種族の末えいが共に隠れ住む村だ。
「大気につづいて
 大地までもが浄化されたようだ。
 何か異変が起こりつつあるのか‥
「ここには、この『前世の隠れ里』をおさめる
 長老が住んでおられる。
「最近、何やら空気がよくなったような
 気がするでゴザル。
「水棲族は、今でこそ地上でくらしてるダシが
 ホントは海の中の方がくらしやすいダシ。
 (家)
「ダナン神族のしゃべり方はえらそうで
 どうも気に入らないでゴザル。
「この村にはいっぱい水が流れてて
 気持ちいいダシ。
 でも、もっときれいだといいダシね。
「わしらは言霊を使うたびにMPとよばれる
 精神力をついやすが、言霊にはMPをうばうものもある
 それが言霊『プルモラ』なのだ。 おぼえておくか?
「では、忘れぬよう書きとめておくのだな。
口伝師「長老のゆるしなき者に話すことはない。
 (長老の家)
「ロロ! ロロじゃないか!?
「とにかく、長老にほうこくだ!
 さぁ、きてくれ。
レギン「話せば長いことながら、カクカクシカジカ。
長老「まちがいない。
 この里を出て行った、悪ガキのピピンとロロじゃ。
ロロ「悪ガキ!? ボクが?
「そうだ、おまえもだ。
 まったく、数十年ぶりのダナンの子供だったから
 あまやかしすぎたんだ。
レギン「ロロはダナン神族の子供なんですか?
 こいつ、記憶を無くしちゃってるんですよ。
長老「そうじゃよ、ロロはダナン神族じゃ。
 他の種族にくらべて、ダナン神族は長生きなんで
 子供はめずらしいんじゃ。
 しかし、記憶そうしつとはのう。
ソーク「ダナン神族というのは
 ふしぎな力を持っていると聞いたことがあるが?
長老「『ルドラ』にうまっている
 『ジェイド』という玉に反応してしまうことかの?
 それとも、古代文字を読めることかの?
レギン「へぇ、こいつにそんな力があったのか。
長老「同じ仲間から見れば、当たり前の力じゃ。
サーレント「じつは
 私たちは『ラゴウ石』に関係することで
 おききしたい事があって来たのです。
長老「『ラゴウ石』の事は知らんのじゃ。
しかし、口伝師によって伝えられているかもしれん。
 きいてみたらどうかな。
レギン「おい、ロロ。
 ここが、おまえの里だってはっきりしたぜ。
 おまえ、これからどうする?
ロロ「‥‥兄ちゃんたちといっしょに行く。
長老「やっぱり男の子じゃのう。
 わしら年寄りばかりの中でくらすより
 それもいいかもしれん。
「よろしいんですか?
 ダナン神族にとって、大事な子供を。
長老「ここは年寄りが住むにはいいところじゃ。
 だが、若い者にとっては、時間のとまった村じゃ。
 より多くの事をしりたいと思って外の世界へ出るのを
 とめてもしかたあるまい。
ロロ「ありがとう。
長老「じゃが、行くからにはおぼえておくのじゃ。
 子供だというあまえはすて
 1人のダナン神族としてこの方達と行きなさい。
ロロ「はい。
長老「口伝師は、この里の下の家にいる。
 いってみられるがよい。

長老「口伝師の話は聞いたかね?
「お主らは、ホントに言霊を使いこなしておるか?
 ただ、効果のある言霊をそのまま使っておるのでは
 使いこなしたとは言えんな。
 例えばこうじゃ、効果のある言霊に
 ある共通する文字をつなげることでパワーアップしたり
 対象が単体から全体に変わったりするのじゃ。
「言霊マスターへの道はきびしいの。
「なに?
 ある共通する言霊とやらを教えろと? 
 ‥‥‥ヌヌヌ、なかなかしぶといヤツめ。
しかたあるまい、教えてやろう。
 自分の知っておる言霊にレクスをつけてみるがいい‥
ならば、パワーアップは確実じゃ。
「言霊マスターへの道はきびしいの。
「なに?
 もっと教えろと? 
 ‥‥‥ヌヌヌ、よくばりなヤツめ。 
しかたあるまい、教えてやろう。
 自分の知っておる言霊に『ランデ』をつけてみるがい‥
ならば、一度に多くの相手に効果があるのじゃ。
「言霊マスターへの道はきびしいの。
「なに?
 もっとか? 
 ‥‥‥ヌヌヌ、本当にしぶといヤツじゃな。 
では最後に、1つ教えてしんぜよう。
 同じ言葉をくりかえしてつくった言霊は
 MPがもったいないということじゃ。
「言霊マスターへの道はきびしいの。
ハ虫類族「ワシらは本当は洞くつのような 
 ジメジメしたところが好きなのでゴザルが‥
 どうもこの村は明るすぎるでゴザルな。
「長老はそこの階段を下りたところにおられるダシ。
 くれぐれも失礼のないようにダシ。

口伝師「ダナンがうまれるより、さらなる昔。
 世界に4人の勇者がいた。 彼らは
 『虚空よりきたる者』と戦い、これをしりぞけた。
 その戦いで、大地は2つに分かれ、一方は水と緑を
 もう一方は、静寂と暗黒とをつつみこんだ。
4人の勇者は、静寂と暗黒の大地に
 戦いで傷ついた体をやすめることにした。
 彼らは『虚空よりきたる者』に対するために
 水と緑の大地に『虚空よりきたる者』と戦いうる
 新しい種族をつくりだそうとした。
 そのために彼らは『ラゴウ石』をつくりだした。
 『ラゴウ石』にはダナンの元となる『ルドラ』と
 呼ばれる者が埋まっていた。
口伝師「彼らは最初にダナン神族をつくりだした。
 だが、ダナンは戦うことを好まなかったため
『虚空よりきたる者』と戦う種族にはなりえなかった。
 そこで『大いなる者』は、ダナンを滅ぼし他の種族を
 つくるため、あらたな『ラゴウ石』をつくりだした。
 あたらしい『ラゴウ石』には、水凄族の元となった
 『ルドラ』が埋まっていた。
『ルドラ』は、ダナンを滅ぼすと
 再び『ラゴウ石』の中に帰っていった。
 わずかに生き残ったダナンは
 天と地の間の大陸に逃げのびて暮らした。
 さらにわずかなダナンはこの隠れ里の地に隠れすんだ。
口伝師「『ラゴウ石』に埋まっている『ルドラ』には
 4つの玉がうまっていた。
 これを『ジェイド』といった。
 『ラゴウ石』には、大いなる秘密あり。
 『ラゴウ石のかけら』を持つ者にのみ、その秘密は
 開かれるであろう。
『ラゴウ石』に話しかけし時、『ラゴウ石』おのずと
 そのかけらをさしだすなり。
サーレント「『ラゴウ石』のかけら‥‥か。
レギン「サーレント
 アヴドルの研究所にも『ラゴウ石』があるはずだよな?
サーレント「あぁ。 そのままになっているはずだ。
レギン「それじゃ、とにかくアヴドルから行こう!

口伝師「ワシ達の知っている事はすべて伝えたぞ。
 (里を出る。揺れ)
レギン「おい、なんだか‥‥
ソーク「こ、これは!?
サーレント「空が!? いや、あれは‥‥
レギン「口伝師が言っていた『天と地の間の大陸』!?
レギン「‥‥そ、空から大陸がおちてきた!?
ソーク「し、信じられん‥‥
サーレント「だが、目の前でおこった事だ。 
レギン「行って見よう。
 あそこに、入り口みたいなのが見えてる。


    迷いの森
  
「お主らのおかげで『前世の隠れ里』への
 行き方がわかったでゴザル。
 ありがとうでゴザル!

 
   前世の隠れ里
  
「言い伝えにあった
 天空の島が本当にあったとは‥
「さっきの地震は何でゴザルか?
 今までにない大きなユレであったでゴザルが‥
 (家)
「な、なんだったんダシ?!
 さっき、すごく地面がゆれたダシが‥

 
  ホルンのほこら
 
 言霊教典がある‥ >・「最初から読む。
  この教典を ・「途中から読む。
・「最後の方を読む。
イグのさばきが、その身をこがす言霊
『トラピクス』
                    ソロンの弟子
大いなるテオのさばきを与える言霊
『テオナソーマ』               
                       ソーマ

 
     ルグのほこら

「キャハハハ! ヘンなのが来たじぇい!
 ねえ、アンタら強いきゃ?
>・「当然!
 ・「ちょっと自信ない。
(自信ない)
「キャハハハ!
 んじゃ、強くなったらおいできゃ!
(当然!)
「キャハハハ! ホントにぃ?
んじゃ、オイラがためしてやろうきゃ?
>・「よし!
 ・「やめておく。
(やめておく)
「キャハハハ! なあんだあ。
(よし!)
「オイラに勝てたら、いいモノあげるきゃ!
 (戦闘)
「あいてて‥やるにゃあ、アンタら‥
 しょうがない、コレあげるきゃ。
 ライフリーフを手に入れた。
(又はマジックリーフ、アムリタ)
「じゃあねえ!

「キャハハハ! よくここがわかったねえ!?
 ねえ、アンタら強いきゃ?
 (以下、セリフは他と同じ)
 (戦闘中)
ブルーホーン「キャハハハハ 相手になってやるニャ
ブルーホーン「ところで‥‥
ブルーホーン「オイラの属性だけど‥‥
ブルーホーン「それは‥‥
ブルーホーン「ナイショだじぇい!

 ライトソードを手に入れた。

 
    ダグダの天文台
 
「イラッシャイマセ。
 マモナク『プラネタリウム』ノ
 ジョウエイ ヲ カイシ イタシマス。
「オマタセシマシタ。
 タダイマヨリ『プラネタリウム』ノ
 ジョウエイヲ、カイシイタシマス。
ソレデハ‥
サーレント「ちょ、ちょっと。
 キミの声が、聞きづらいんだけど。
 どうにかならないのかな?
「シツレイイタシマシタ。
 コエヲ、チョウセツイタシマス。
 ア‥アあ‥あ、あ‥
 こんな感じで、よろしいですか?
 では、あらためて、上映を開始いたします。
 台の上に、お乗りください。
「それでは、上映スタート!
サーレント「す、すごい!!
 一体、どういうしかけになっているんだ?
「さて‥私たちが住む、この世界は
 はるか昔、神がつくりあげたものである
 ということは、みなさんもごぞんじでしょう。
「神は、この美しい大地をつくり、そして
 その美しさにあう、生命たちをつくりました。
「もちろん、『彼』もその生命のうちの
 ひとつにすぎませんでした。
サーレント「『彼』‥?
「しかし‥それにもかかわらず、『彼』は
 おろかにも、神のマネごとを行いました‥
「そうです、『彼』は自らの手で
 生命を、つくりだしたのです。
「まずはダナン神族。
 次に水棲族。
 そしてハ虫類族‥
「『彼』は生命をつくり、4000年たつと
 今までの生命を滅ぼし、新たな生命をつくる。
 そのような行動を、くり返してきました。
「なぜ『彼』が、そんなことをするのか‥?
 現在でも、その理由はわかりません‥
サーレント「な、なんだって?
「おそらく、これからも『彼』は
 生命をつくり、そして滅ぼしていくことでしょう。
サーレント「そんな‥
 『彼』とは何者なんだ?
???「おっと!そこまでだよ!
サーレント「だれだ!?
サラス「残念だけど、アンタ達が
 そんなことを、知る必要はないのさ!
 消えてもらうよ!!
 (戦闘)
サーレント「教えてくれ、『彼』とは?
 私たち人間も、滅ぼされる生命なのか?
サラス「知っても‥つらいだけさ‥
「ありがとうございました。
 本日の上映ハ、タダイマヲモッテ
 シュウリョウサセテイタダキマス。

 
    ロマの町
 
「天空の島々が、落ちてしまうなんて‥
 何かの前ぶれダシか‥
「こんな大きな島が海に落ちて‥
 海の中の生き物は、大丈夫だったのダシか?
   待合室
「列車が止まって、こんな所に取り残されてしまうとは‥
「もし、海がきれいだったら
 水棲族のふるさと『ライラ』に行ってみたいダシ。

 
   フレイの遺跡
  
オプシス「『真実を解き明かし者』よ。
 なんという姿だ‥‥ あわれな‥‥
そなたの『真実を解き明かし者』としての使命は
 その姿ではなしえぬ。
 一刻も早くもとの体を取り戻すのじゃ!


   ソドムの廃城
  
「血にそまった本は、かたく閉ざされている‥


  樹海 
  
サーレント「! 魔物!
魔獣「ガルルルッ。 『ハウゼン』様ノ・メイレイ・
 オマエタチ・コロス。
サーレント「『ハウゼン』!?
魔獣「コロス!
 (戦闘)
レギン「橋が落ちちまった!
ソーク「これではもう、渡れぬな。 
レギン「くそっ、とんでもない
 置き土産をして行きやがったぜ。

  
  港町オリアブ
 
「空から島が落ちてくるとはのぉ‥
 なにか、よくないことの前ぶれじゃろか。
「空から島が落ちて来るとは‥
 これで、もっと海がきたなくなってしまわんじゃろか‥
「空から島が落ちてきた時は
 また、カスタギアさんが変なモノつくったんだと
 思ったんだけど‥
 ほんとに、島が落ちてきたのよね。
 ビックリしちゃった。
「6つの属性を防ぐ言霊以外に
 地形攻撃を防ぐ方法もみつけたんだ。
 『クリ』って風の言霊を‥
 ここがポイントなんだけど、自分にとなえるんだ。
 そしたら、体がういて地形攻撃は効かないってわけさ。
 でも、自分が風属性の防具をつけている時や 
 魔物に対してとなえた時は
 うかせる事はできないらしいんだ。
「そりゃ体をうかせれば、地形攻撃は効かないよな。
 どうして、気づかなかったんだろうね。
「そこにある、けいじ板は見たかい?
 頭ごなしに立入禁止なんて言われると
 入りたくなるよな。

立入禁止!!

全ての町の長に告ぐ。
天空の島々の落下にともなう現状を急ぎ連絡せよ。
なお落下した島々への立入は禁止とする。
   酒場
「空から島が落ちてきた時は、おどろいたよなぁ‥
 しかし、この町に落ちてこなくてよかったぜ。
バーテン「天使のあらわれる様をイメージしました。
 『ソアナテースの夢』です。
「狂戦士状態にする言霊『エラーティ』
   待合室
「ただいま、『アヴドル』行きの定期船は
 運休させていただいております。
 ここ『オリアブ』からは
 『オムパロス』行きの定期船のみ、出ております。
受付「すみません。
 『アヴドル』の町で何かあったらしくて
 今のところ、出港を見合わせております。
船着場
「『アヴドル』行きは当分出ないぜ。
 だからって整備はおこたれないからな。
「なんか『アヴドル』で
 おかしな事になってるらしいな。
 『アヴドル』に、いなくてよかったぜ。
   カスタギア研究所
レギン「アヴドルへ行きたいんだ。
カスタギア「アヴドルなら定期船で行けるだろう?
レギン「次の定期船はいつになるかわからないんだよ。
 だから、砂漠をつっきろうと思うんだけど‥‥
カスタギア「砂漠って
 あそこは砂嵐で、とてもとおれんぞ。
レギン「そうなんだ。 それで、よわってるんだ。
サーレント「何かいい手はないですかね?
カスタギア「うーん。 まだ研究中だが
 砂嵐をとめる方法があるにはある。
レギン「じゃ、その方法をつかおう!
カスタギア「バカ! まだ研究中じゃといっただろう。
 一時的に砂嵐をとめることはできるが
 そもそも砂嵐がおこる理由がわかっとらんのだ。
レギン「でも、一時的にしろ砂嵐はとまるんだろ?
 だったら、ついでに俺たちが
 砂嵐がおこる原因をつきとめてきてやるよ。
サーレント「おねがいします。
カスタギア「気はすすまんが、そうまで言うなら
 いいだろう。
カスタギア「絶対にムリはするんじゃないぞ。

サーレント「樹海の橋はこわれている‥‥
 もう小舟は使えないな。


サーレントの章 台詞9~11日
9日目

  港町オリアブ

「カスタギアさんが、またなんか発明したらしいよ。
 
遺跡都市

   酒場
バーテン「あんた達じゃ
 スピリットくらいでヘロヘロでゴザルな‥
バーテン「そんなにハイになりたければ
 自分でつくればイイでゴザルよ‥
 たしか『まちがいのおちゃ』とかだったでゴザルな。
「この町も、その名がしめすとおり
 かつては遺跡だったらしいでゴザル。
「天空の島が地上に落下して
 ほとんどヒガイがなかったのは
 何らかの力がはたらいていたのでゴザろうか‥
「天空の島などが、地上に落ちては
 地底世界にも少なからず
 えいきょうがあったでゴザろうな。
(家)
「戦いでは、すばやい動きも重要でゴザルが‥
 言霊にはすばやさを上げるものもあると
 ダナンに聞いたでゴザル。
 言霊『フェムル』でゴザル おぼえるでゴザルか?
「では、忘れぬよう書きとめておくでゴザル。
「天空から島が落ちてしまっては
 『ルドラ』に滅ぼされるのを待つばかりでゴザル‥
 言霊『モゼフラム』をとなえても
 逃げきれんでゴザろうな。
「天空の島が落下するとは‥
 これから我らはどうなるのでゴザろう。

サッカラ砂漠 
  
サーレント「それじゃレギン、装置を作動させてくれ。
レギン「わかった。 うまく動いてくれたらいーけど。
レギン「やったーっ! 砂嵐が消えたぞ!
サーレント「成功だな、レギン。
レギン「と思ったけど、装置も壊れて消えちまったよ。
 オヤジの奴、また安物の部品を使ったな。
サーレント「とにかく、今のうちに急ごう。

レギン「な、な、なんだ?
ソーク「あれを見ろ! アリジゴクだ。
レギン「でっけー! あいつが砂嵐の原因なんだ。
   (戦闘)
レギン「やっぱりあいつが砂嵐の原因だったんだ。

 砂漠の遺跡
  
 ひらかんとする者、ダナンのしるしをしめせ
何かをはめるクボミがある‥

  アヴドルの町
  
「こんな、へんぴな町で一生をおえるなんて‥
「このごろ
 なぜだか回復の言霊が、こわくてたまらないんですよ‥
 なぜでしょう?
「墓場に穴があいて
 何だかわからないものが、ふきだしてきたときは
 死ぬほど、おどろいたよ‥
「わしら年寄りは、死んだっておどろかんよ‥
 年キがちがうわい、年キが‥‥
 ひゃっひゃっひゃ‥
「シーザーどこへ行っちゃったんだろ?‥
「ぼうやは、わかってるのかしら‥
 私たちは、もうこの世のものじゃないってこと‥
「お母さん、もっと元気がなくなっちゃった。
   (家)
「やれやれ、死んでもこの年老いた姿のままじゃとはの‥
「砂漠のまん中に何かあるらしいって 
 わかったのに、これじゃ行けそうもないわね‥
「何だか、くらーい。
 まだ、夜なの?‥
「こんな町、こして来なきゃよかったよ‥
「死んだまま生きつづけるなんて、死ぬよりつらいわ‥
「私も、もっと発掘作業に参加したかったですよ‥
「どうして、こんなことになるの?
宿屋「あ、あんたらゾンビじゃないようだな。
 ふう、どうやらだいじょうぶのようだな。
 いやぁ、おどろいたよ。
 みんなゾンビになっちまうんだからな。
 ‥で休んでいくんだろ?
 金なんか気にするなよ、ゆっくり休みなよ。
   ラゴウ石研究所
「私は、どうしたのでしょう?
 何だか体が重いのですが‥
「おおっ!
 か、体がすけて見える!
 すばらしい研究成果だ!
「『ラゴウ石』を研究しなければ‥
そう言えば‥
 『ラゴウ石』を発掘に行った者の中で
 火傷になった者がいたんですよ。
で、調べたんですが、水属性の防具だと火傷には
 なりにくいことがわかったんです。
 それと火傷には
言霊『クアルアク』ってのが効くそうです。
 おぼえますか?
「火傷には気をつけてくださいね。
こわれているようだ。 外へは出られない‥

レギン「これが、『ラゴウ石』のかけら!?
 なんか書いてあるぞ。
サーレント「これは、古代文字だ。
レギン「‥‥待てよ。
 それなら、ロロが読めるんじゃないか?
 隠れ里でダナンの力の事を言ってただろ?
ソーク「たしかにな。 ロロ、読んでみろ。
ロロ「うん。 ‥えっと、‥‥この‥‥かけら‥‥
 このかけらを手にした者
 生と死のはざまに生きる者なり。
 その姿、仮の姿にて、たましいと肉体が戦う者なり
レギン「! サーレントのことだ。
ロロ「その者、2人の師をうしなう。
 正義と悪とにおいて、何をもって正義となすかで 
 人のみらいをになう。 ‥‥‥‥これだけだよ。
レギン「何かわからない事の方が多いなぁ。
 2人の師って、誰のことだ?
 1人はミュンヒ博士だな。
ソーク「! サーレント!
サーレント「ソロン様か!?
ソーク「急いで、トール火山にかえろう。
 ソロン様がしんぱいだ。

 ハ虫類族の『ラゴウ石』がある‥

   トール火山
 
ソーク「ソロン様! しっかりしてください!
ソロン「う、‥うーん。 ソ、ソークか?
サーレントはどこじゃ。
サーレント「ソロン様、私はここにいます。
 いったい、どうしたんです?
ソロン「クルガンじゃ。 おまえの体をぬすんだ奴じゃ。
 うかつにも、おまえが体をとりかえしたのかと思って、
だまされてしもうたわい。
   (回想)
ソロン「サーレント!
 おぉ、体をとりもどしたようじゃな。
「‥‥
ソロン「! おぬしサーレントではないな!
クルガン「わははははっ。 そのとおりや。
 いかにも、ワイはサーレントやない。
 おまえが生きていては、こまるよってな。
ソロン「『ハウゼン』とかもうす『ルドラ』の手先か?
 そうやすやすとやられはせんぞ。
クルガン「さすがに、この体は強いで。
 サーレントの体がソロンを倒したのはオモロイで。
 わはははははっ。
クルガン「じゃまなソロンも倒してもたし
 古代遺跡にいるらしいリザをシバキまわして
 『ハウゼン』様の手みやげにしてもうたろ。
ソロン「古代遺跡‥‥!?

サーレント「私の体を使って、ソロン様を‥‥!
ソロン「おそらく、『ハウゼン』とかいう
 『ルドラ』のさしがねじゃろう。
 サーレント、ソーク、わしはもうダメじゃ。
ソーク「何を弱気なことをおっしゃるのです。
ソロン「なに、死ぬことをなげくことはない。
 生ある者は全ていつかは死ぬのだ。
サーレント「しかし、ソロン様。
ソロン「よく聞け。 サーレント。
 クルガンは古代遺跡へ行こうと言っておった。
 おまえの体をとりかえすチャンスじゃ。
ソーク「ソロン様、俺、いや私は
 教えていただかねばならぬ事がたくさんあるのです。
ソロン「この年寄りが教えられる事はもう無い。
 後は、自分をしんじてすすむことじゃ。
 ‥‥‥‥みな、がんばるのじゃ‥‥
サーレント「ソロン様ーっ!
レギン「‥‥‥‥
ソーク「行くぞ、サーレント!
 ソロン様のかたきクルガンのいるという
 古代遺跡ルーネへ!
レギン「ルーネに行くとしたらビルシャナからだな。
 ということは、まず冥界からビルシャナへ
 出なきゃ行けないってことか。

  古代遺跡ルーネ   
  
レギン「おまえだな!? クルガンとかってやろうは。
クルガン「お、おまえら、なんでここに!?
 そうか、あのオイボレ予言師の奴っちゃな。
ソーク「きさまは、俺が斬る!
クルガン「けっ、なめとったらあかんで。
 だれが簡単には斬られたるかい。
レギン「おうじょうぎわが悪いぜ!
クルガン「へっへへっ、どうや、とりひきせえへんか?
 ワイが『ハウゼン』様に口をきいて 
 あんたらの望みをかなえてやってもええんやで。
ソーク「なら、俺の望みをきいてもらおう。
クルガン「そうこな。 よっしゃ、言うてみ。
ソーク「おまえを斬る事だ。
(聖杯ない場合)
レギン「サーレント! 奴を追う前に
 まずは『聖杯』を見つけなきゃ!
サーレント「しかし、奴を逃がすわけには‥‥
ソーク「おまえは『聖杯』を探せ。
 奴は絶対、にがさぬ。 
 ロロ、おまえはここで俺たちからのれんらくを待て!
ロロ「うん。 わかった。
サーレント「それじゃ、私は『聖杯』をさがしてくる。
 みんな、たのんだぞ。
サーレント「ロロ、ついてきちゃったのか!?
 おまえはここでまっててくれ。

ロロ「ボクはここで待ってるよ。
 サーレント兄ちゃんは聖杯を見つけてきて。
サーレント「『聖杯』だ!
 これで、クルガンの霊を封じることができる。
(『ソーク「なぜ、~』へ。)
(聖杯ある場合)
レギン「待ちやがれ!
クルガン「アホぬかせ。

ソーク「なぜ、ソロン様を殺した?
クルガン「へ、へ、じゃ、じゃまやったからや。
サーレント「何のじゃまだというんだ?
 おまえ達のねらいは
私のように『ジェイド』を持つ人間だろう?
クルガン「せや。 せやけど、あのじじいは予言で
 ワイや『ハウゼン』様のじゃまをするにきまっとんや。
 ジグムンド氷山の『ラゴウ石』の事なんかを
 ゴチャゴチャしゃべられるとこまんのや。
レギン「氷山?
 『ハウゼン』は、いったい何をたくらんでる?
クルガン「ホンマのねらいはワイもしらん。
 せやけど、『ハウゼン』様にくっついとったら
 エエことがあるんや。
ソーク「ゲスめ、かくごすることだ。
クルガン「ワ、ワイを殺すつもりなんか?
 ヘヘッ、『ハウゼン』様にたのんで
 何べんでも生きかえったるで。
サーレント「それは、どうかな?
 おまえがぬすんだ私の体をとりかえすために
 おまえの霊体は『聖杯』に封じさせてもらう。
クルガン「おんどれ! いてもうたる!
   (戦闘)
レギン「サーレント、『聖杯』だ。
   (サーレント体に戻る) 
レギン「サーレント、だいじょうぶかい?
サーレント「ああ、やはり自分の体はいいな。
レギン「クルガンの奴も
 これでもう悪事はできないだろう。
サーレント「そういえば
 気になることを言ってたな。
レギン「ジグムンドの『ラゴウ石』がどうのって?
 ジグムンドって何の事だろう?
ロロ「‥‥氷山。 天空のジグムンド氷山。
 長老が話してくれたことがあるよ。
レギン「天空の氷山!?
 天空って‥‥ あっ、『ルドラ』に滅ぼされた
 ダナンの住んだ天と地の間の‥‥
ソーク「そういえば
 前に『ワープエナジー』を探した時
 氷の山へ出たな。
 もしや、あれがジグムンド氷山か?
レギン「そうか! だったら
 あの時に氷山へワープした場所からならいける。
 あの時の場所をさがしてみよう。
  
 滅亡まであと 7日
  
 (外へ出る)





10日目

レギン「こ、こりゃあ、どうなってんだ?
ソーク「海が‥‥ 浄化されてる!?
レギン「そうだ。 海が浄化されたんだ。
サーレント「大気、大地、そして海か。
 いったいどうなってるんだ?
レギン「サーレント。 とにかく氷山へいそごう。
 たしか、古い廃城みたいな場所からワープだ。

  ロマの町
  
「海がきれいになったから
 およいで『ライラ』に行けるダシかなぁ‥
「海がきれいになったのは
 水の守り神『ヘグ』と救世主の、おかげダシ!!
「水の守り神『ヘグ』のおかげで
 海がきれいになったダシ!
「地上の海もきれいになったんダシね。
   (家)
「海が、急にきれいになったダシ。
 これで海底の町『ライラ』に行けるダシ!!

フレイの遺跡
   
オプシス「『真実を解き明かし者』よ。
 そなたの追う『ハウゼン』は、種族の歴史を越えて
 言霊に精通しておる
 奴と戦うなら
 攻撃より守りの装備をかためるのだ。
 忘れるでないぞ‥‥

海底ピラミッド
   
「『ホーリージェイド』を持たぬ者を
 ダナンの聖なる地に入れるわけにはイカン!!

 ルグのほこら
  
「おお、神サマがあらわれてくださったぞ!
サーレント「神サマ!?
「このあいだ『ルドラ』教の人たちが言っていた
 『ルドラ』様って神サマにちがいないぞ。
「しかしルドラ様にしては、『いげん』がないような?
「これ、めったなことをいうではない。
 よーくみれば‥‥やっぱりないのう。
「何をいっとるか。
 あの変なぼうしや黒いマントなどを、見てみい。
 ただモノではないしょうこじゃ。
レギン「変なぼうしってどういういみ!?
サーレント「黒マントって私のことか!?
「紋章の真ん中から突然あらわれたんだ。
 たぶん、『ルドラ』様にまちがいなかろう。
「おぉ、そうじゃそうじゃ。
「ルドラ様というのは願いごとをかなえてくれるのか?
「そりゃそうだろう。 神サマなんだもの。
「でも、ルドラ教の人たちは、イケニエがどうのと
 言ってたぞ。
「おそなえでいいんじゃないか!?
「そうだな、それでいいだろう。
「パンのミミでもいいのかな。
「ひまわりの種なんかいいんじゃないか。
レギン「おいサーレント! へんなことになってるぞ。
サーレント「何かの神サマとかんちがいしてるんだ。
レギン「おーい!俺たちは神サマなんかじゃないぞ!
 だから、パンのミミやひまわりの種なんか持って来ても
 ごりやくなんかないからな。
「おい、ルドラ様がパンのミミじゃいやだと言ってるぞ。
「ジャガイモのスープの残りだったらどうかな?
「最近の神様ってのはぜいたくだのう。
「そのかわり、うんとこさ願い事をきいてもらうぞ。
「よし、そんなら俺はすっぱくなったワインをそなえる。
「パンのミミとひまわりの種、おまけにジャガイモの
 スープの残り、それにすっぱくなったワインか。
 こりゃごうせいじゃ。
レギン「ルドラ様って、ロロ達をさらったヤツラの教団 
 じゃないのか?  
サーレント「どうやら、ヤツラがこの近くで信者を
 増やそうとしたらしいな。
レギン「でも、パンのミミだとかひまわりの種だとかって
 いってるところをみると、だいじょうぶそうだな。
「ルドラ様を見たっていったら、みんなビックリするぞ。
「しかも4人もいっぺんにだからな。
「小さいのもいるしな。
「教団の人にしらせたらどうかな?
レギン「なんかとんでもないこといってるぞ。
 さっさとワープしちゃおうぜ。
サーレント「そうだな、このままここにいたら、本当に
 ルドラ様にされてしまいそうだ。
 (ワープする)
「ルドラ様がきえてしまったぞ!
「なんじゃ、ルドラ様というのは俺たちの願いごとを
 きいてもくれなかったぞ。
「ルドラ教団の人の言ってた事とはえらいちがいだ。
「そうだな、せっかくパンのミミをそなえたのにな。
「ひまわりの種もだぜ。
「俺はもうルドラ様のことなんぞしんようしないぞ。

  前世の隠れ里  
  
「汚染されていた全てもののが浄化された。
 次は種族の浄化か‥
「水棲族のヤツが水がきれいになったと
 はしゃいでおるが、そんなにかわったでゴザルか?
 ワシにはわからんでゴザル。
「水がきれいになったダシ。
 どうしてだかわかんないけど、うれしいダシ。

 ジグムンド氷山
   
 (剣さわる)
サーレント「う、うわっ!?
「グハハ!オラノワナニ、カカッタダナ!
   (戦闘)
サーレント「消えた‥‥。

ルドラ「われの眠りをさまたげるのは何者だ?
 われはダナンの『ルドラ』なり。
レギン「しゃ、しゃべった!?
ルドラ「『ジェイド』を持つ者がいるな。
 われを眠りからさまし、何を聞きたい?
サーレント「『ルドラ』よ
 私はハ虫類の『ルドラ』に、師を殺された。
 人間の『ルドラ』は、人間を滅ぼすために
 私を妖刀に封じ、肉体をうばった。
ルドラ「‥‥知っている。
サーレント「それなら、こたえてくれ。
 なぜ、『ルドラ』がそのようなことをおこなうのだ?
ルドラ「『ジェイド』を持つ者よ。
 われが答えるのは、次の『ルドラ』のみ。
サーレント「私は『ルドラ』ではない。
 だが、人間の『ルドラ』が人間をほろぼすわけを
 同じ『ルドラ』のおまえいがいに誰に聞く?
ルドラ「ふふふ、おもしろい。
 よかろう、ならばわれに資格をしめせば
 話してやろう。
レギン「どんな資格だよ。
ルドラ「今、地上には、われダナンと
 ハ虫類、巨人の3つの『ラゴウ石』がある。
 そのかけらをわれの前にしめせ。
レギン「ハ虫類と巨人の『ラゴウ石』のかけらを
 持って来いってのか。
  (ない場合)
ルドラ「おまえは、まだ巨人の『ラゴウ石』のかけらを
 手に入れていない。
  (ある場合)
サーレント「いいだろう。
 私たちは、すでに巨人とハ虫類の『ラゴウ石』の
 かけらを手に入れている。
 (ルドラ「『ジェイド』を持つ者よ
   おまえを『ルドラ』につぐ者とみとめよう~へ)

『2度進まれよ そして2度もどられよ‥
 さすれば 聖剣のある地にたどりつくであろう‥』

「ウホッ!ヒサビサノエサジャ!!
   (戦闘)
サーレント「‥‥これは‥‥?
サーレント「へえ‥‥。
 なかなか、いい剣みたいだなあ。
 ‥‥もらっておこうかな?
 『アイスソード』を手に入れた!!

レンの都
   
   (家)
「『ジグムンド氷山』の魔物は
 その攻撃によって相手を凍らせてしまうそうだ。
 凍った者は火の言霊で、とかしてやればよいのだ。
「じゅもんで封印された自滅の言霊‥
 お主にこの封印がとけるのならば、使いこなせよう‥
 じゅもんを聞いてみるか?
「ならば、よいのだ。
「あれてず、聞くのだ。
 ‥テンポをみだす語を組み合わせよ。
  さすれば、言霊あらわれん‥
  ヤムサトラガホイアクレゴミガホイアドサブラファ
  ベクサンドロゲスシゲッスラニヤンタミナワンワネ
「わかったか?
「海が浄化されたようだな。
 『ダナンの予言書』は真実であったか‥
「地上の海が、突然きれいになったダシ。
 でも、外には出られないダシ‥
 外に出たら、みんなみたいに消されるダシ。
ダナンの宮殿
   
「『ルドラ』が現れる日は近い‥
「宮殿が地上に落ちてしまっては
 『ルドラ』から逃れる手だてはないであろうな。
~ダナンの予言書・勇者の書~
『世界に魔物がはびこる時
 その者 体に光る印を宿す選ばれし者の一人として
 魔をうちほろぼし剣をたずさえ現る』
~ダナンの予言書・創造の書~
『10種神宝を手にいれし者にのみ創造はゆるされる‥
 その者 体に10種神宝の1つ光る印を宿し
 選ばれし者の一人として 神宝を手にいれんとする』
~ダナンの予言書・賢者の書~
『選ばれし者の一人として光る印を宿しその体は
 生と死のはざまを行き交い
 生命の根源の真実にせまらんとする』

   人工島バベル
 
   酒場
「命とひきかえに敵を倒す言霊『アドスン』
バーテン「あんた見たかい? さっきの光を!
 また市長ビルで、何かやってるのかな?
   宿屋
バーテン「おきゃくが、へっちゃったわね‥
   武具屋
「あの光が何なのか、ワシにはさっぱりわからんわい。
   (家)
「家族がとつぜん消えてしまったの‥ナゼ?
「さっきの光はいったい何なの?
 ウチの子はドコへ行ってしまったの?
   (スラム)
「キレイだけど、こわい‥
 さっきの光は、そんな感じだったわ。
「アタシの家族はぶじみたい‥‥よかった‥
 また、ひとりぼっちになるのかと思ったわ。
「町がスッゴクまぶしかったよ。
「おまつりでもはじまるのかしら。
「アンタ、なかなか強そうだね
 一度、俺と勝負しよーぜ!
「イヤな予感はしてたんじゃが
 まさか、人がいなくなろうとは‥
 ‥スヤ‥スヤ‥
「天からの、ふしぎな光をあびたせいで
 たくさん、町の人が消えてしまった‥
「さっき町の方が、光ってたみたいだけど?
 ま、スラムは屋根があるから、かんけいないけどさ。
「さっきの光は、ありゃいったい何だったんだ?
 そういや、ずいぶん町がしずかだな‥
「ね、ね、さっき町の外がすごく明るかったけど
 なにがあったの?
「ダレか、ハナビでもやってたのかな?

    港町オリアブ

「海がきれいになったんだから
 この港町も、もっとにぎやかな町になるだろうね。
「ああ‥ とつぜん、海がキレイになるなんて‥
これは、世界が滅びる前ぶれです。
 助かりたければ、『ルドラ』様をあがめるのです。
「ひゃっほぉ!
 空気がきれいになってから
 俺はいつかこの日がくるんじゃないかと思ってたんだよ
 なにがだって?!
 あんた達も見ただろ、海がきれいになったんだよ!
 船乗りにとって、これほどうれしい事はないねぇ
「船乗りにとって、これほどうれしい事はないねぇ
「このすんだ水を見てみぃ
 これこそ自然のうつくしさなのじゃ。
   (家)
「こんなにきれいな水だったら
 そのまま、のめそうね。
「水がきれいになりおった!
 空気の時が蝶なら
 今度はサカナの大群がきれいにしたんじゃろうか‥
「ああ、サーレントさん
 あなたのおかげで、うちの子はたすかりました。
 本当に、ありがとうございます。
「ありがとうございました。
「あっ、サーレントのおにいちゃん!
 このあいだは、どうもありがとう!
エレミア「おぉ、サーレントさんじゃないですか。
 何かようですか?
サーレント「おそくなりましたが、なんとか聖杯を
 とりもどすことができました。
エレミア「そうですか。
 いや、ぐうぜんだと思いますが、あれから館に
 魔物は出るはなんだで、ごらんのとおりですよ。
サーレント「それで
>・「聖杯を返そうと思ってる。
 ・「もうしばらくかしてもらおうと思ってる。
(上)
エレミア「そうですか。 ありがとうございます。
エレミア「サーレントさんも魔物には
 気をつけてください。
(下)
エレミア「そうですか。 えぇかまいませんよ。

   遺跡都市
 
「汚染された海が浄化されたようだが
 しかし、それは一時的にすぎないでゴザル‥
 精神が成長しないかぎり
 おろかな歴史はくりかえされるのでゴザル。

  言霊山
  
レギン「ばあちゃん、たずねたい事があるんだけど。
ゾラ「だれが『ばあちゃん』なのかな?
 わしのことなら『ゾラおねぇさま』か
 『ゾラちゃん』とよんでほしいのぉ。
ソーク「ゾラ!? ソロン様の先生のゾラ様ですか?
ゾラ「なんじゃ、おぬしらソロンの知り合いか?
 わしに何をききたいのじゃ?
レギン「俺たちは『ラゴウ石』をしらべてるんだ。
ゾラ「なんと!?
 では巨人族の『ラゴウ石』をしらべに行く気か?
レギン「巨人族の『ラゴウ石』って、ミュンヒ博士が
 さいしょに見つけた『ラゴウ石』だよね。
ゾラ「それなら、小舟をかしてやるから
 先ずはダヌルフまで行くことじゃな。
 ヴァドの町のさらに南に巨人の塔がある。
レギン「ありがとう。 ばあちゃん。

ゾラ「小舟はいつでもつかってよいぞ。
(右の洞窟に入ろうとすると止められる)
サーレント「?!
ゾラ「ここは、立入禁止じゃ。
 入ってはならんぞ!

ダヌルフの町
   
   (家)
「じいさんも、せっかく海がきれいになって
 思いきり、魚つりがしたかろうにのぉ‥
「こんな事がおこっては、外に出るのもおそろしいからな
 外にある小舟は自由に使ってくれていいからの‥
「今度のことは、言霊ではどうにもできないみたい。
 ‥って伝道師さんが言ってたわ。
「どうして、人が消えちゃうの?
 だから、南西の『ヴァド』に住みたかったのよ。
 あそこにいれば『クリューヌ城』の兵隊さんが
 守ってくれるはずだもん。
「こんな事が起こってるのに
 南西にある『クリューヌ城』は無関心なのか‥
「外に出られないからつまんないや‥
「家の中で遊べばいいよ‥
「外で遊びたいよぉ‥
「いったい、何が起ころうとしとるんじゃ。
「『武人の塔』への挑戦も終わったし
 南西の町『ヴァド』の友人の所へでも
 行こうと思ってたんだがな‥
 消されてしまうのは、カンベンしてほしいからな。
 『ヴァド』の方は無事なのかな‥
「せっかく水もきれいになったっていうのに
 どうして、こんな事になるの?
「あんた達、あんまり外を歩いてるとあぶないぜ。
 なに? 巨人族の『ラゴウ石』をさがしてる?
 なんだい、その『ラゴウ石』ってぇのは。
 でも、それがあるかどうかは知らねぇが
 この大陸の南西に『巨人の塔』ってぇ
 巨人族の遺跡があるらしいぜ。
「南西の『クリューヌ城』の兵士たちって
 ふだんはえらそうにしてるのに
 かんじんな時に役に立たないのよね。
「お、おそろしいことが起きるもんじゃ。
 空からのあやしい光で、人が消されてしまうとはのぉ‥
 長生きはするもんじゃないわい。
日記がある、読んでみようかな?
 ‥私はこれから、今世間をさわがせている
  人が消されると言う現象を調べに出るつもりだ‥
「人が消えてしまうなんて事が起こってるのは
 この町だけなのか‥
 南西にある町『ヴァド』や、世界中で起きてるのか?
「あの子、チョビのこと
 ずいぶんかわいがってたから、かわいそうだわ‥
「えーん、チョビがどっかへ行っちゃったよー
   酒場
バーテン「町から町へあてもなく旅をつづける
 旅人をイメージしました。
 カクテル『風来のテオナテース』
 それが、『風来のテオナテース』です。
 お気にめしませんか‥
バーテン「できたわ、神聖なる炎のカクテル‥
 『もえよイグナテース』、ためしてみて。
バーテン「それが『もえよイグナテース』よ。
 気にいらないって言うの?
   
小さな教会
   
ミラー「教会に何かごようですかな?
きれいな女神像だ‥
引き出しの中に‥
『てづくりうらない  ~ダグ~』
‥と書かれた、きたない箱がある。
箱をふってみようか?
>・「ふってみる。
 ・「ふらない。
ふってみると、中からかみきれが出てきた。
『カキーン』という言葉がにあう 
今日のあなたのうんせいは、ふつうです。
はねかえりもほどほどにしましょう。 

ふってみると、中からかみきれが出てきた。
『ドカン』という言葉がにあう 
今日のあなたのうんせいは、最高です。
ダイタンになってみましょう。
「このドアいつもカギがかかってるの。
 中に何があるんだろう‥

    クリューヌ城

レギン「ここ、俺たちが入ってもいいのかな?
サーレント「とりあえず、きいてみよう。
サーレント「? どうしたんだ、ソーク?
   (回想)
ターレス「どうしても行くのか?
ソーク「うむ。
ターレス「おまえは、確実に次の隊長になれるのだぞ。
ソーク「‥‥いや、俺は隊長にはなれぬ。
ターレス「ばかな!
 剣の腕で、おまえにかなう者はいない。
ソーク「俺の剣は、人を殺すためだけの剣だ。
 おまえの様に、人を導くことのできる剣ではない。
 わかっているだろう?
ターレス「‥‥‥‥
 これからどうするつもりだ?
ソーク「滅亡大陸にトール火山という山がある。
 そこにソロンという予言者がいるらしい。
 その人に教えをこうつもりだ。
「タ、ターレス殿!
 王様がおよびであります。
ターレス「おまえは!?
「はっはい! 
 俺、いや私は、新しく兵士になった者であります。
ソーク「おい、小僧。 
 そこのターレスをおいこすことをめざしてがんばりな。
 そうすりゃ、ひとかどの兵士になれるぜ。
「は、はい。 わかったであります。
ソーク「それじゃげんきでな、ターレス。
「今の方は?
ターレス「‥‥おそらく
 このクリューヌでもっとも剣の腕がたつ男だ。

サーレント「? どうしたんだ?
ソーク「‥‥いや、何でもない。
「あやしい者を通すわけにはゆかぬ‥
   
   ヴァドの町
 
「‥うーむ
 南の『巨人の塔』の警備はしなくてもいいのだろうか‥
 ま、あんな魔物の出る遺跡には
 誰も近づかないだろうから、いいか。
「お水の色もきれいになったね。
「あの時はビックリしたわぁ‥
 いつも通り、空をながめてたら
 空から島がふってくるんですもの。
「空から島がふってくるとはねぇ‥
「町も城も見あきたし
 今度は『巨人の塔』たんけんツアーに行こうかな‥
「これより南は町がないゆえ、行くこともなかろう‥
 『巨人の塔』と呼ばれる遺跡ならあるがな。
   (家)
「水もきれいになって
 わしゃ、ますます元気じゃ!
「町の南には『巨人の塔』っていう
 巨人族の遺跡があるんだけど‥
 あそこはなんかヤバイんだよ
 最近もそこで、ひどい目にあったヤツがいるんだ。
「とにかく、南の『巨人の塔』には近づかないことだな。
「水がきれいになっても
 魔物がへらないんじゃ、気がやすまらないわ。

    巨人の塔

(頂上のラゴウ石に触る)
サーレント「ど、どうしたんだ!?
 (穴に落ちる→アビリジャのいる扉開けた場合へ)
壁の高い位置にスイッチがある‥
 (扉開けた場合)
レギン「‥‥これ、巨人の『ルドラ』!?
ソーク「いやな感じだ。 気をつけたほうがいい。
レギン「うわっ! 『ルドラ』が!?
ルドラ「わが『ジェイド』をうばった人間め!
 ゆるさぬ! ゆるさぬぞ!
サーレント「待て!
 おまえの『ジェイド』をうばったのは
 私たちじゃない!
ソーク「よせ! サーレント!
 言ってもムダだ!
   (戦闘)
ルドラ「‥‥なぜだ? なぜ人間ごとき小さな種族に!?
 巨人族は人間族におとるというのか?
サーレント「教えてくれ。 巨人族の『ルドラ』よ。
 誰に『ジェイド』をうばわれたのだ?
ルドラ「‥‥教えてやろう。
 最初に『ジェイド』をうばったのは巨人族だった。
 だが、その巨人族は『ジェイド』の力にまけ
 自制心をうしなった。そして人間どもをおそい始めた。
レギン「そんなら、『ジェイド』をうばったのは 
 その巨人族じゃないか!?
ルドラ「巨人族の手にわたるなら、かまわぬ。
 だが『ジェイド』は
 奴のおそった人間をえらんでしまった。
レギン「そんな! それじゃ
 その人間がうばったわけじゃないじゃないか!
ルドラ「巨人族のための『ジェイド』なのだ。
 人間の理由など知らぬ。
ソーク「ふん、なるほどな。 
 『ルドラ』というのはそういうものかもしれぬな。
ルドラ「だが、私はおまえ達人間にまけた。
 もはや、巨人族がこの世界で
 再び栄えることは無いのだろう。
サーレント「私たちは隠れ里の口伝師から
 『ラゴウ石』のかけらの事を聞いた。
 とってもいいだろうか?
ルドラ「‥‥好きにするがよい。
レギン「消えちゃった。
   (ラゴウ石前)
レギン「これが巨人の『ラゴウ石』か。
 ここに『ルドラ』がうまっていたんだな‥‥
ソーク「なぜ、こんなところにあるんだ。
サーレント「わからない。
 もしかしたら、この塔は巨人族の遺跡かもしれない。
レギン「さっさとかけらを取っていこうぜ。
レギン「ロロなにか、書いてあるかい?
ロロ「うん‥‥‥おおいなる‥‥者‥‥冥界の上
 地にあらず、天空よりさらに上にあり。
 いかなる者もそこへ行くことおよばず。
レギン「あいかわらず
 よくわからない事がかいてあるんだな。
 巨人族の『ラゴウ石』だ。

   ダヌルフの町 
  
   酒場 
「傷をいやす言霊『レフトーム』
   (家)   
「おいおい、船乗りのオイラが
 いつまでも家ん中でくすぶってられっかよ。

  ジグムンド氷山
 
(ルドラに最初に話しかけたときラゴウ石がそろって  
 いたらそこからこのイベント連続で発生)
ルドラ「『ジェイド』を持つ者よ
 おまえを『ルドラ』につぐ者とみとめよう。
サーレント「ならば、『ルドラ』とは何かを
 教えてくれ。
ルドラ「『ルドラ』は、大いなる者が
 より強い種族をつくるひきがねとなるそんざいだ。
サーレント「大いなる者とは?
ルドラ「『ミトラ』・『メイファ』
 『ハウゼン』・『サイゾウ』。
サーレント「『ハウゼン』!?
『ハウゼン』は人間の『ルドラ』ではないのか?
ルドラ「そうだ。 だが大いなる者でもある。
 大いなる者についてのくわしい事は、われも知らぬ。
 大いなる者とつながるのは、『ゴモラ』のみ。
サーレント「『ゴモラ』が‥‥
 だが『ゴモラ』は
 『ハウゼン』を人間を滅ぼそうとする者だと言ったぞ。
ルドラ「大いなる者について知りたければ
 『ゴモラ』にきくがよかろう。 『ゴモラ』は
 次期『ルドラ』になら、おしえてくれよう。
サーレント「次期『ルドラ』!?
 だが私は次期『ルドラ』ではない。 どうすればいい?
ルドラ「われにしめしたことと同じことをすればよい。
 全ての『ラゴウ石』のかけらをしめせば、『ゴモラ』は
 おまえを次期『ルドラ』としてみとめるだろう。
ルドラ「ダナンの『ラゴウ石』のかけらをあたえよう。
サーレント「ロロ、何がかいてある?
ロロ「えっと、‥‥5つの『ラゴウ石』あり。
 そのかけらを持ちたる者
 あらたなる未来をにない、大いなる者と戦う。
レギン「『ラゴウ石』が5つもあるってのか。
   (ラゴウ石3つの場合)
サーレント「私は、ダナン、巨人、ハ虫類の
 『ラゴウ石』のかけらを手に入れた。
 その他にどんな『ラゴウ石』があるのだ。
ルドラ「おまえは『ハウゼン』を
 人間の『ルドラ』とよんだではないか。
サーレント「そうか、魔導博物館に
『ハウゼン』がぬけだした『ラゴウ石』があった。
 それで、全てなのか?
   (ラゴウ石4つの場合)
サーレント「私は、ダナン、巨人、ハ虫類、人間の
 4つの『ラゴウ石』のかけらを手に入れた。
 その他にどんな『ラゴウ石』があるのだ。
   (以下同)
ルドラ「あと1つ、水凄族の『ラゴウ石』がある。
サーレント「それは、どこにあるのだ?
ルドラ「海底だ。 ライラの町という水凄族の町に行け。
 海底へは、方舟にダナンの秘宝を使えば行ける。
 ダナンの秘宝は、宝物庫にある。
サーレント「宝物庫!?
ルドラ「ながき間、砂にうもれし場所だ。
 そこに宝物庫への入り口があるはずだ。

 ダナン神族の『ラゴウ石』がある‥





11日目

   (冥界へワープ)
レギン「どうしたんだよ? サーレント?
サーレント「冥界が‥‥ かわってる!
レギン「別にかわってないぜ!?
サーレント「何だって!?
 前はもっとドロドロした感じの世界だっただろ?
 町には死んだ人間の霊がいたし。
ソーク「ドロドロとした世界!?
 死んだ人間の霊体だと?
サーレント「どういうことだ!?
 私の見ていた冥界と
 みんなの見ていた冥界が違うということか?
ソーク「おまえは肉体をうばわれたじょうたいだった。
 だから死人と生きている人間との間だったわけだ。
サーレント「私だけが死人の世界を見ていたのか‥‥

   魔導博物館
  
レギン「これが、人間の『ラゴウ石』のかけらか。
 とはいっても、他のかけらといっしょだな。
サーレント「ロロ、たのむ。
ロロ「うん。
 ‥‥4勇者のひとり『ハウゼン』は
 みずからを『ルドラ』とし
 さらなる種族の進化を進めた。
 しかし、さらなる進化のためには
 人間の『ルドラ』たるハウゼンは
 次の種族のために人間をほろぼす。
 (人間族を最後に手に入れた場合)
レギン「これで
 5つの『ラゴウ石』のかけらがそろったな。
サーレント「うん。

   砂漠の遺跡
   
レギン「何かはめるところがあるぞ。
ソーク「何かかいてある。
 古代文字だ。 ロロ、読んでくれ。
 (字を先に調べた場合ここから)
ロロ「えっと。 ‥‥これは、ダナンの扉なり。
 これをひらかんとする者、ダナンのしるしをしめせ。
レギン「ダナンのしるし!?
 ダナンの『ラゴウ石』のかけらで、いいのかな?
サーレント「はめてみよう。

     宝物庫 
 
サーレント「何だろう。 これは?
レギン「何かの大型の機械のパーツみたいだ。
サーレント「ダナン神族が作った大型の機械!?
レギン「乗り物だと思うけど。
   (部屋を出る)
レギン「あ、コソドロやろう!
キッド「コソドロじゃないってのに。
 ト・レ・ジャー・ハ・ン・ター!
レギン「何しに来やがった? 
キッド「パーツが、あわわ、しゃべるもんか!
サーレント「パーツ?
デューン「へへっ、俺たちがコソドロじゃ
 ないってことをおしえてやるよ。
 俺たちは、空を飛べる乗り物を持ってるのさ。
ロロ「! 空を飛ぶ‥‥ダナンの方舟だ!
デューン「よくしってるなチビ。
 そのとおり、方舟だ。
レギン「うそだ! はったりだ! ペテンだ!
キッド「うそでもはったりでもペテンでもない!
サーレント「ちょっと待った。
 それが本当なら、とりひきしないか?
デューン「何のとりひきだい?
サーレント「おまえたちがねらったのは
 水にもぐるための方舟のパーツじゃないのかい?
デューン「! なんで知ってる? そのとおりだよ。
 おまえ達にはひつようないハズだ。
サーレント「たしかに
 これだけじゃなんのやくにもたたないガラクタだ。
 だが、ただでおまえ達にやるつもりもないよ。
キッド「なにーっ、そんならとっちゃうまでだい。
ソーク「やめておけ。 二度はしそんじぬ。
レギン「おい、ほんとうだから、やめとけ。
デューン「‥‥ムリはしないほうがよさそうだな。
 いいだろう。 とりひきの条件は?
サーレント「私たちを海底まで、つれていってほしい。
 海底にライラの町というのがあるそうだ。
デューン「お宝さがしか?
サーレント「私たちは、『ラゴウ石』をさがしている。
 海底にはおまえたちのほしがってる宝もあるかもしれ
 ないけどね。 
デューン「悪くない条件だ。 いいぜ。
 この遺跡を出たところに方舟をとめてある。
 後からきな。 とりひきせいりつだ。



サーレントの章 台詞12~15日
12日目
 
   (方舟)
レギン「へぇーっ、すごいなーっ。
ロロ「わぁーっ、すごいなーっ。
デューン「どうだ、おどろいたか?
 俺たちが、トレジャー・ハンターだってのが
 わかっただろ?
レギン「なんで、できてるんだろう?
 おやじをつれてきたら、よろこんだだろーなー。
ロロ「長老もこんなの、のったことないよねー。
 ピピンがくやしがるだろーなー。
デューン「人の話を聞けよ。 おまえらよ。
サーレント「やくそくのパーツを渡しとくよ。
デューン「それじゃ、さっそくとりつけてくるぜ。
 それまで、方舟の中でもけんがくしときな。

デューン「どうしたんだ?
 ヒマならキッドのところでも行ってみな。
「ヒーリング ソウチ サドウ。
 甲板へのドアはロックされている‥‥
キッド「どうだおまえら、見なおしたか?
レギン「ああ、見なおした。
 見なおしたから、ちょっとそうじゅうさせてくれ。
キッド「だめだよ。 むつかしいんだ。
 しろうとにはムリなんだ。
レギン「そんなこと言わずに、ちょっとだけでいいから。
キッド「あ、だめだってばー!
キッド「あーっ! 発進しちゃったじゃないかーっ!
レギン「なーんだ。 けっこう簡単じゃないかよ。
 それじゃ、もうちょっと‥‥
キッド「ダメだって、あ、そんなとこさわっちゃヤダ!
   (揺れ)
レギン「? どうしたんだ? 俺のせい?
キッド「ちがう。 いまのは、何か別のゆれだ。 
デューン「た、大変だーっ! そ、外を見ろ!

レギン「あ、あれは!?
レギン「な、何だ?
デューン「女神像だ!
 天空が落下した時、北の大陸に落ちてきた女神像だ。
サーレント「それが、こんどはとんでいったのか?
デューン「ここのところ、変な事ばかりだぜ。
 どうなってやがんだ?
レギン「よぉ、デューン。
 この方舟もあんなふうに、とんで行けるのか?
デューン「はて? ムリなんじゃないか?
 海底へはパーツのおかげで行けるけどな。
 あ、じゅんびができたらキッドに言ってくれ。
 (皆順に戻っていく。ロロ最後残る)
ロロ「‥‥‥‥‥‥行けるかも。 

デューン「方舟ののりごごちはどうだい?
 出口はロックされている。
キッド「ライラの町だな。 おっけー!
 おいらがそうじゅうするんだ。
 大船にのったつもりで、まかせときな。 

   (方舟)
キッド「行きさきがわからないよ。

   ライラの町
    
「あんた達は人間族ダシね。
 ここは水棲族の末えいが住む海底の町『ライラ』ダシ。
「人間族がなんの用だかしらないダシが
 なにか聞きたいのなら、長老に聞くダシ。
 長老の家は町の北ダシよ。
「あんたら人間族ダシね?
 どうやって、この海底の町まで来たんダシ。
長老「あんだ? 私になんかようダシか?
レギン「『ラゴウ石』があるという場所をしりませんか?
長老「『ラゴウ石』‥おーおー、知ってるダシよ。
 おらのばっさまが、むかし言うとったダシよ。
 たしか、この町の南東の方に、神殿があるっちゅー
 話じゃったダシ。
 そんで、その神殿の中に、えれー石がまつられてる
 とかいうとったダシ。
レギン「そりゃ、どえれー話ダシ。
 あわわ、うつっちゃったよ。
サーレント「それじゃ 
 デューンにつれていってもらおう。
長老「水棲族の神殿ダシか?
この町から南東へいったところにあるダシ。
   (方舟)
キッド「OK! 海底神殿だな。
 まかせときな。

   (方舟)
キッド「OK! ライラの町だな。
 まかせときな。
   
   海底神殿
  
ルドラ「何者だ?
 ここへは何人たりとも、入ることはゆるさぬ。
サーレント「私は『ラゴウ石』をしらべにきたんだ。
 あなたの敵ではない。
ルドラ「ふん? 人間か。
 人間がここまでくるとは、どういう事だ。
 人間は海底までもぐることはできぬ。
レギン「ダナンの方舟ってのに乗って来たんだ。
ルドラ「いずれにせよ、おまえ達に話す事はない。
 さっさと帰れば見のがしてやるが、そうでなければ
 おまえ達を殺すことになる。
ソーク「話の通じるあいてではない。 俺が斬る!
サーレント「待ってくれ。
 私たちは戦いに来たのではないんだ。
ルドラ「私をたおせたら、そのいいわけをきいてやる。
レギン「サーレント、だめだ。
 ソークのいうとおり、話の通じる奴じゃない。
   (戦闘)
ルドラ「みごとだ、人間よ。
 おまえ達のすきにするがよい。
サーレント「では
 『ラゴウ石』のかけらをもらってもいいだろうか?
ルドラ「いったはずだ。 好きにするがよい。
サーレント「ロロ、何がかいてある?
ロロ「‥‥まず、ガフありき。
 ‥‥ガフは全ての生命のみなもとなり。
 『ゴモラ』はガフの力をかり
 生命のながれを操作するやくめをになった。

 (ラゴウ石これで4つ目の時)
ルドラ「おまえは、全ての『ラゴウ石』を
 手にいれようとしているのか?
 ならば、冥界へ行くことだ。
 冥界には、人間の『ラゴウ石』があるはずだ。
ルドラ「私は、今一度眠りにつく。
 この神殿も再びしずかになるだろう。

 (ラゴウ石これで最後の時)
ルドラ「人間よ、おまえは『ラゴウ石』の事を
 しらべているといっていたな?
 1つおもしろい事をおしえてやる。
 『ラゴウ石』をつくったのは冥界の『ゴモラ』だ。
ルドラ「私は、今一度眠りにつく。
 この神殿も再びしずかになるだろう。

 水棲族の『ラゴウ石』がある‥

   (方舟)
キッド「海底でのようじはすんだのか。
 それじゃ、地上まではこんでやるよ。
サーレント「それじゃ、世話になったな。
デューン「なぁに、ほんとならパーツのおれいに
 『聖杯』や『聖衣』をかえしてやりたいところだが
 あいにくもう手元にないんでな。
レギン「キッド! もうコソドロするんじゃないぞ。
キッド「コソドロじゃないってのに!
ソーク「もう会うこともないかもしれんが
 げんきでな。


13日目

    港町オリアブ
    
「そこにある、けいじ板は見たかい?
 そうだよ。 なんにも書いてないんだ。
 けいじ板フリークの俺としちゃさびしいぜ。

 何も書かれていない‥‥

   ダヌルフの町 
    
   船着場
「なんてこった、あやしい光をあびて
 人が消えたっていうじゃないか。
 ちくしょう
 そんなのこわくて船乗りが、やってられっかよぉ!
「オ、オイラは家の中で隠れていたいんだけど
 船長がああ言ってるし‥

   クリューヌ城 
    
「なんだか、いつにもまして城内がさびしいが‥
 何かあったのだろうか?
「あやしい者を通すわけにはゆかぬ‥
「だれも入っていない
 ろう屋を見張る必要なんかあるんですかねぇ‥

   ヴァドの町
    
(家)
「あなた達、あんまり外を出歩いたらあぶないわよ。
「お主たち、あまり外にいると危険だぞ。

   キリークの町
    
「町の東、『魔導博物館』の近くに
 ふとくてリッパな根がはえてきたそうでゴザルよ。

   ガフの間
   
(水棲族のラゴウ石のかけらを手に入れているとゴモラのこのセリフが始まる。
 ルドラから「『ラゴウ石』をつくったのは冥界の『ゴモラ』」と聞いていなくても
 サーレントの「『ラゴウ石』は、あなたがつくったとききました。」というセリフは同じ)
 
ゴモラ「体はとりもどしたようだな。
 『ハウゼン』は、どうしたのだ。
サーレント「わからないのです。
 人間の『ルドラ』である『ハウゼン』が
 なぜ人間を滅ぼそうとするのかが
 『ラゴウ石』は、あなたがつくったとききました。
ゴモラ「いかにも、全ての『ラゴウ石』
 全ての『ルドラ』は、私がつくったものだ。
サーレント「ならば
 なぜ人間の『ルドラ』の『ハウゼン』が
 人間を滅ぼそうとするのです?
ゴモラ「『ハウゼン』は人間の『ルドラ』だが
 再び、次期『ルドラ』になろうとしているのだ。
 人間の『ルドラ』は、私がつくった。
 だが、『ハウゼン』は私がつくったものではないのだ。
サーレント「どういうことなんです?
ゴモラ「『ハウゼン』は大いなる者の1人なのだ。
サーレント「それは、虚空より来た者と戦ったという
 大いなる勇者の事なのですか?
ゴモラ「そうだ。 私に『ラゴウ石』と『ルドラ』を
 つくることをめいじた者たちの1人だ。
 いままでの種族とこれから先の種族を滅ぼすことを
 めいじてきた者たちだ。
サーレント「ばかな! 人間を滅ぼすなんて!
 人間を滅ぼさせない様にするほうほうは?
ゴモラ「次期『ルドラ』が再び人間になることだけだ。
 私は、そのため何人かの人間に『ジェイド』を与えた。
サーレント「‥‥‥ならば、私が『ルドラ』になれば、
 人間はたすかるのですね?
レギン「よせ! サーレント。
 『ルドラ』になるってことは
 人間じゃなくなるってことだぞ。
サーレント「ありがとうレギン。
 だが、そうしないと人間は滅ぼされてしまう。
 これが、ソロン様が予言したことなんだろう。
ソーク「‥‥サーレント、おぬし。

   (かけらまだそろってない時)
ゴモラ「ならば、全ての『ラゴウ石』のかけらを集めて、
 次期『ルドラ』の資格があるかどうか、
 しめしてみよ。
サーレント「わかった。

サーレント「私は、5つの『ラゴウ石』        
 人間、ハ虫類、巨人、水棲族、ダナンと
 全ての『ラゴウ石』をしらべた。
ゴモラ「ほう、まさか『ラゴウ石』のかけらを?
サーレント「手に入れました。
 5つの『ラゴウ石』のかけらを手に入れた者は
 次期『ルドラ』となれるはず。
ゴモラ「よかろう。
 次期『ルドラ』になる資格があるとみとめよう。
 おまえが完全に『ルドラ』になれば
 人間が滅ぼされることはない。
サーレント「『ルドラ』になるには、どうすれば?
ゴモラ「『ハウゼン』を倒してくることだ
 倒してくれば、次期『ルドラ』にしてやろう。
 『ハウゼン』の仲間がトゥーラの遺跡にいる。
 まずは、そいつをたおしてくるがよかろう。
サーレント「わかりました。
ゴモラ「私は、おまえが地上へ出たら
『ハウゼン』たちがトゥーラ以外から入れぬよう
 全てのワープをとざすことにする。
ソーク「トゥーラというのは、どこにあるんだ?
サーレント「レギン、知ってるか?
レギン「いや、知らない。
 でも、うちのおやじにでもきいたらわかるだろ?
サーレント「カスタギア博士なら
 知ってるかもしれないな。

(左のワープへ行こうとする)
レギン「こっちはビルシャナへ出るワープだよ。
 オリアブへ行くにはトール火山へ出なきゃダメだぜ。
サーレント「そうだったな。

  トール火山
     
サーレント「消えた。
 『ゴモラ』がワープを封じたんだな。

   港町オリアブ
    
   (家)
「空気も海の水もきれいになったし
 これで、魔物がおらんようになればのぉ‥
   カスタギア研究所
レギン「おやじ、トゥーラの遺跡って知ってるかい?
カスタギア「なんじゃい、やぶからぼうに。
 トゥーラ、トゥーラと‥‥‥どこじゃったかな。
 おーい、ミーミルや。
ミーミル「なんですか? カスタギアおじさん。
カスタギア「うん
 トゥーラの遺跡というのをきいたことはないか?
 わしはどうも思いだせんのじゃが。
ミーミル「たしか、オムパロスのある小島の
 山の上にあるのがそうだったと思いますよ。
サーレント「デルフィ山だ。
レギン「そうか、ありがとうミーミル。
カスタギア「『オムパロス』へは定期船で行くんじゃよ。

   船着場
「『オムパロス』行き定期船だ。
 船に乗るのなら、待合所で受付をすませてきてくれ。
「受付は待合所にあるよ。
待合所
「『オムパロス』行きの
 定期船の準備ができたようだな。
受付「『オムパロスの町』行きの船です。
 乗りますか?
>・「乗る。
 ・「乗らない。
受付「またの、ご利用をお待ちしています。
受付「まもなく出港でぇす。
 
   オムパロスの町
     
   待合室
「とんでもねぇ話だぜ!
 もう神隠しじゃすまねぇよ。
 人がゴッソリ消えちまったんだからなぁ‥
   (家)
「おや、あんたらも町の北の『デルフィ山』をのぼって
 『トゥーラ遺跡』に行こうとしておるのかね?
 やっぱり、あそこは、はやっとるんじゃな。
「この島には、なぁんにもなくてさびしいのぉ‥
 あるといえば、町の北にある『デルフィ山』と
 その頂上にある『トゥーラ遺跡』ぐらいのもんじゃて。

引き出しの中に‥
『俺とヌークの出会い ~さすらいのボーケン家D~』
‥という日記がある。

無量歴3999年357日
 うわさでは、あいつは、ロマという町にも現れるらしい
 なぜなんだ?
 なぜあいつは、俺の行く先々に現れるんだ?

無量歴3999年358日
 あいつに売った物は、ヌーク本人からなら
買い戻すことができた。
 よかった、大事な物を売っちまったんだ。

無量歴3999年359日
 どうも、あいつに会えるのは
 どこか他の場所で宿屋で休んだ後のような気がする。
 金をケチって、野宿をした時は、会えなかった。
 この先は書かれていない‥
「空気も水もきれいになった。
 あとは魔物さえ、おらんようになってくれたらのぉ‥
 そしたら、この町の北の『デルフィ山』にでものぼって
 『トゥーラ遺跡』見物に行くんじゃが‥
 山頂はさぞ見はらしがよかろうのぉ
「ヌーク様がおる時は
 あたしゃお手伝いをするだけですじゃ。




14日目

   トゥーラの遺跡
  
レギン「うわ、くっ、首が2つある!
ソーク「待て。 あの首についてるのは!?
サーレント「ソロン様! それにミュンヒ博士!
レギン「どういうことだ!?
ミュンヒ「‥‥この鳥は、‥‥死んだ者の‥‥霊体を
 つかまえるゾイ。
ソロン「‥‥わしらを、つかまえたのは‥あるいは
 ‥‥『ハウゼン』のしわざかもしれぬ。
サーレント「ミュンヒ博士! ソロン様!
 どうすればよいのですか?
ソロン「この鳥をたおさぬかぎり、わしらは
 かいほうされぬ。
レギン「でも、それじゃ‥‥
ミュンヒ「わしらは、もう死んでいるんじゃゾイ。
 こいつはおまえ達もねらってるんじゃゾイ。
ソロン「やるのじゃ! 人間の未来のために!
ソーク「くるぞ! 気をつけろ。
   (戦闘)
ソロン「よくやった。 みごとだったぞ。
ミュンヒ「これでやっと、わしらもあの世にいけるゾイ。
ソーク「ソロン様!?
レギン「ミュンヒ博士!?
サーレント「‥‥‥‥
サーレント「扉が!?
ソーク「そうか。 あいつは、地上と冥界とをつなぐ
 この遺跡の番人でもあったんだ。
レギン「なるほど、だからあいつをやっつけたら
 冥界へつながる扉があらわれたのか。

   ワープゲート
「道を開かんとする者『ルドラ』とのかかわりをしめせ。
ハ虫類の『ラゴウ石』のかけらをはめた。
ラゴウ石のかけらがはまっている‥
レザステス「サイゾウ様のゆるしがないかぎり
 誰もここをとおすわけにはいかない。
サーレント「『サイゾウ』!?
 たしか『ハウゼン』とおなじ4勇者の1人。
ソーク「どけ!
   (戦闘)

   カウントゲート
「スイッチ作動 残り2
「スイッチ作動 残り1
「スイッチ作動 残り0
巨人の『ラゴウ石』のかけらをはめた。
ガヤ「なに者だ?
サーレント「おまえも『ハウゼン』の仲間か!?
ガヤ「誰だ? それは‥‥
 わが主はサイゾウ様ひとり。
   (戦闘)

水棲族の『ラゴウ石』のかけらをはめた。
ダンプティ「ぐるるっ‥‥
レギン「くるぞ!
   (戦闘)
 
 ラストゲート
人間の『ラゴウ石』のかけらをはめた。
(戦闘中)
サーレント「‥キサマ!? ただものじゃないな。
 ハウゼンの仲間‥4勇者か?
サイゾウ「人間よ、お前に答えてやるつもりはない。
 お前は私が待っていた人間ではなさそうだ。
レギン「えらそうに!
ソーク「いやでも、しゃべらせてやろう。
サイゾウ「私を人間ごときが、たおすつもりか!?
 おもしろい。 かかってこい!
   (戦闘終了)
サイゾウ「へっ、ゆだんしちまった‥‥
 なかなか、強いな。
サーレント「?
 やはりおまえは4勇者のサイゾウか?
サイゾウ「そうだ。
サーレント「ならば
 おまえも『ハウゼン』と同じように
 人間を滅ぼそうとしているのか?
サイゾウ「『ハウゼン』が人間を滅ぼす!?
 ‥‥なるほど、たしかに奴は完全主義だ。 
 次の種族をより強い種族にするためならやりかねん。
サーレント「どうなのだ?
 4勇者は人間の敵なのか、味方なのか?
サイゾウ「‥‥敵でもあるが、味方でもある。
 俺はどっちでもねえがな。
サーレント「!?
サイゾウ「敵でないあかしとして
 剣と盾をおまえにやろうじゃないか。
サーレント「剣と盾を!?
サイゾウ「おまえが『ハウゼン』を敵だと思うなら
 それでたおしちまいな。
サーレント「どういうことだ!?
サイゾウ「次に会うのをたのしみにしているぞ。
サーレント「待ってくれ! 
 ‥‥‥‥だめか。 

   (冥界にあるワープの前)
サーレント「ワープしない?!
 いったいどこへ通じているんだろう‥‥

   (シュミセンの前)
「おまえ達は、まだここへ来るしかくは無い。
 帰るがいい‥‥
   (はじかれる) 

   タラークの町
   
「ここは、我らハ虫類族が
 きずきあげた地底の町、『タラーク』でゴザル。
「うーむ。
 酒場の方でなにか変な気配がするでゴザルが‥
 あれはなんでゴザろう。
「お主らは人間族か?!
地上に生きる種族が、なぜ地底世界へ‥
 ウーム、やはり地上と地底を結ぶ通路があるのは
 本当でゴザったか‥
「ワシも一度は地上を見てみたいものでゴザルな。
「お主ら‥
 この先は『シュミセン』と呼ばれるところでゴザルぞ。 
  (家)
「町の南の方に歩いてわたれるほどの
 リッパな根がはえてきたそうでゴザルな。
 あれほどの根ならば
 木のみきもさぞリッパでゴザろうな。
「我らの祖先は戦いを好んだそうでゴザルが 
 今では、その血もうすらいだようでゴザルな。
「この前、地面が大きくゆれた時はおどろいたでゴザル。
 まるで、言霊『プラターナ』を
 受けた時のようでゴザったな‥
「地上の敵には効かんが
 言霊『プラターナ』、おぼえるでゴザルか?
「では、忘れぬよう書きとめておくでゴザル。
   酒場
バーテン「我らの酒は
 お前たちにはキツイでゴザルぞ。
「うわぁーっ! お、おかあちゃん!
 ちゃんとおぼえたでゴザルよ。
 ‥ルス、‥トーム、‥レクス、‥ティーオ
 ‥ナ、‥ムル、‥ランデ、‥ナテース‥‥‥
「あんた、だれでゴザル?
 うーむ、ヘンなユメを見たでゴザルな‥
 もう、ひと眠りするでゴザルか。
 ‥グォー‥グォー‥グォー‥
「ときどき、あやしい気配を感じることがあるでゴザルが
 も、もしや、おばけでゴザルか?
バーテン「あんたらには
 『ウォッカ』でじゅうぶんでゴザルな。
「地底世界にはもう1つ
 我らハ虫類族の住む町があるそうでゴザルが‥
 この町からは、道づたいに行けないそうでゴザル。
「この酒場に何かがおるような気配がするでゴザルな。
「地上にも我らの祖先が
 隠れ住んでいる所があるそうでゴザルが
 地上に住むなど考えられないでゴザルな。 
(ミュンヒに話す)
ミュンヒ「おーっ、サーレントじゃないかい?
サーレント「ミュンヒ博士!? なんでこんな所に?
ミュンヒ「せっかくおまえ達にたすけられたんじゃ。
 あちこち見てまわってもよかろう?
レギン「あの、サーレント!? もしかして‥。
 そこに、ミュンヒ博士のユーレイがいるのかい!?
 俺には見えないけど、こえがきこえる。
ミュンヒ「ユーレイとはしつれいな。
 わしゃ霊体じゃぞい。
サーレント「あ、そうか。
 レギン達には見えないのか。
 でも、ロロには見えるかな?
ロロ「うん。
ミュンヒ「おや、そうじゃったか!
 どうりでオーダーをとりにこないと思ったぞい。
レギン「霊体のくせに酒をのもうとしてたの!?
 オーダーしたってのめるわけないよ。
 オッチョコチョイは死んでもなおらないのか。
ミュンヒ「レギン。 今なんと言った?
レギン「いえ、なにも。 アワワ。
ミュンヒ「まぁ、あっちこっち見てまわったから
 そろそろ冥界にいくことにするぞい。
サーレント「あ、そういえば、冥界の魔道博物館に
 リザさんのおかあさんがいましたよ。
ミュンヒ「おーっ、そうか。
 あの人にあうのもひさしぶりじゃぞい。
 元気じゃったか?
サーレント「いや、元気といわれても‥。
 死んでましたから。
ミュンヒ「そうじゃったな。
 それじゃわしは冥界に行くぞい。
 おまえ達もがんばれよ。
   (トカゲを脅す)
ミュンヒ「わっ!!
「なんでゴザル!? なんでゴザル!?
 ‥‥‥‥‥‥誰もいないでゴザル?
「‥‥‥‥‥‥‥‥はぁ。
   (シオン来る)
フォクシー「サーレント?!
 サーレントにレギンじゃない。
 なんで、あんた達がこんなとこにいるのよ!
レギン「なんでって? おまえらこそ‥‥
サーレント「誰なんだい?
レギン「誰って、エレミアさんとこの娘だよ。
フォクシー「私たちは、『ルドラ』教団を追ってたら
 ここへたどりついたの
レギン「俺たちは、トゥーラの遺跡を、
 つき進んだらここにたどりついたんだ。
シオン「おい!
 俺たちは『シュミセン』てとこを
 目指してるんだが、
 『アポカリプス』という剣か
 『パワーシールド』と『サイコシールド』という
 2つの盾、どっちかねえと入れないらしい。
 おまえたち持ってねえか?
レギン「『シュミセン』!!
サーレント「われわれも、
 シュミセンに向っています。
 その宝も手に入れていますが
 何のために『シュミセン』へ行かれるのです?
シオン「『ルドラ』だ!
 まもなく人間を滅ぼす『ルドラ』が誕生する。
 そいつを倒さなきゃならねえ。
サーレント「天敵である『ルドラ』を倒す!
 ‥‥考えてもみなかったが‥‥
シオン「剣なら、ただとは言わねえ。
 俺たちの持つ『サイコシールド』と交換だ。
 (サーレントの章先に進めているとき)
サーレント「いいでしょう。
 取り引きにおうじましょう。
 取り引きをします?  >・剣と盾を交換する。
・盾をゆずる。
             ・取り引きしない。
サーレント「いいでしょう。
 それでは、この『アポカリプス』の剣と
 その『サイコシールド』を交換しましょう。
 サイコシールドを手に入れた。

サーレント「いいでしょう。
 それでは、この『パワーシールド』を
 おゆずりしましょう。

サーレント「取り引きはできません。
 ただ、われわれが『シュミセン』に先へ入ることで
 目的は達成されるはずです。

サーレント「では、われわれが先に‥‥
シオン「気をつけていけよ!

(シオンの章先に進めている時・サーレントのセリフ同じ)
シオン「いいだろう。
サーレント「では、われわれが先に‥‥
シオン「気をつけていけよ!

「お主たちは
 もう一組の人間族たちにあったでゴザルか?
 そやつらは、町の北を抜けて行ったでゴザル。
 その先には
 『シュミセン』と呼ばれる所しかないのでゴザルが‥

   (シュミセンの前)
「ついに、ここまできたか‥‥
 オマエのその力‥‥ためさせてもらおう。
   (開く)
「さあ、入るがよい





15日目

   冥界のシュミセン
  
サーレント「ここには、あなただけですか?
 私は『ハウゼン』という奴を探しているのですが‥‥
ハウゼン「ふふふっ、ワシだけだよ。 サーレント。
 おまえのさがしてる、この『ハウゼン』だけだ。
サーレント「『ハウゼン』!
レギン「てめぇ、『ハウゼン』。
 こんどは、にがさねぇぜ!
ハウゼン「いつぞやの洋館で見たかおぶれだな。
 ふふふっ、にげる気などないぞ。
 おまえ達をにがす気もないがな。
ソーク「よゆうだな。
 だが、サーレントはすでに
 『ゴモラ』に次の『ルドラ』としてみとめられている。
ハウゼン「ふふん。 全ての『ジェイド』をあつめれば
 このわしをふたたび『ルドラ』にするしかないわ。
 てはじめに、サーレントよ
 おまえの持つ『ジェイド』をわしのものにする。
サーレント「おまえなどに
 『ジェイド』をわたすものか。
 私は、おまえをたおして人間の未来をまもる!
ハウゼン「こい! わかぞう!
   (戦闘)

(剣と盾交換、戦闘に勝利)
ハウゼン「みごとだ。 サーレント。
 ここまで人間がやれるとは思っていなかったぞ。
サーレント「おまえは4勇者の一人だときいた。
 おまえ達は、何を考えているのだ。
ハウゼン「残念だが、体がくずれてきた。
 ワシの本体のところまでおまえ達がくることが
 できれば、おしえてやってもよいがな。
サーレント「本体? どういうことだ?
ハウゼン「人間という種族をみなおしたぞ。
 われらをこえてくれることをねがっているぞ。


      『ハウゼン』の
   人間を滅ぼしあらたな種族を
     つくるけいかくは
      しっぱいした

        しかし
   4勇者たちはどこにいるのか
    あらたな種族をつくって
    なにをしようとしたのか


    滅亡まであと 1日

     サーレントの章~完~


(盾をゆずる、又は取り引きしないを選択)
   (戦闘中)
ハウゼン「もう終わりだ、お前らは死ぬ運命にあるのだ
   (戦闘終了)
ハウゼン「やはり、おまえ達人間の種族ではだめだ。
 この星をまもるためには、わしに勝つことのできる
 種族がひつようなのだ。
サーレント「‥‥この星をまもる!?
ハウゼン「おまえに言ってもわからぬ。
 『ジェイド』の埋まったおまえの体をもらうぞ。
サーレント「‥くっ、何をする気だ?
ハウゼン「これで、のこる『ジェイド』は3つだな。

      人間の未来をかけ
       サーレントは
     『ハウゼン』と戦った
  ‥そして『ハウゼン』が勝った

   『ハウゼン』は次期ルドラとなって
     人間を滅ぼしてしまうのか?
     もはや人間という種族は
     滅びるしかないのだろうか。

     『ハウゼン』とサーレント
     人間を滅ぼす者とまもる者

     ゴモラに命じ、ラゴウ石を
       つくりしは誰か?
    『ハウゼン』そして4勇者とは
        何者なのか?

ハウゼン「次の『ルドラ』よ
 『ジェイド』の1つをやろう。
 これで、おまえはより完全な『ルドラ』にちかづいた。
 そして、この体を支配しているワシの意識が
 次期『ルドラ』の意識となる。


     滅亡まであと 1日

     サーレントの章~完~





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