患者向け医薬品情報サイト、年末年始直前にSQLi攻撃で改ざん被害
くすりの適正使用協議会(RAD-AR)は、患者向け医薬品情報サイト「くすりのしおりミルシルサイト」が不正アクセスを受け、データベースを改ざんされたことを明らかにした。
同協議会によれば、2024年12月29日16時過ぎに同サイトの脆弱性を突くSQLインジェクション攻撃が行われ、データベースを改ざんされたもの。翌30日22時半過ぎに、同サイトで表示される製品名や資材名に意図しないテキストが追加されていることに職員が気付いた。
同協議会では翌31日、同サイトを含めた「くすりのしおり関連システム」や「くすり教育サイト」における教材のダウンロード提供を停止した。
調査を行ったところ、データベースにおいて製品名と資材名以外にも、複数部分に外部サイトを示す同じテキストが不正に挿入されていることが確認された。
ただし、問題部分をクリックしても外部不正サイトに対する誘導は生じていなかったとしている。
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