あなたがダンまちの世界にINした夢小説


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作:ルーピア
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神の恩恵


誰か……体験型、ダンまち小説を……どうか……バタッ……


あなたは、女神(ヘスティア)さまが差し伸べてくれたを手をとり、立ち上がり、ファミリアへの入団したい意を示した。

 

「ボクはヘスティア! キミは?」

 

あなたは自分の名前を名乗った。

 

「──くんか。よろしくね!」

 

「それじゃあ、早速、ボクの住居(ホーム)まで案内するよ♪」

 

その後、ヘスティアさまの案内の元、ヘスティアファミリアのホームへと向かう事へ。

 

ふたり、並んで歩く。女神(ヘスティア)眷属(仮)(あなた)

 

道中、あなたは、ヘスティアさまに色々訊ねてみた。

 

どうして、ファミリアへ勧誘してくれたのか?

 

「裏路地で、景気悪そうな顔をして項垂れていたキミの姿が、ベルくん……ボクの眷属の子なんだけど、初めて彼と出会った時と、少し重なるところがあってね……。そうしたらもう、ボクには放っておくことなんてできなかったのさ!」

 

ベル・クラネルは既にヘスティアファミリアに居る。そして、ヘスティアさまがつけている髪留めがベル・クラネルからの贈り物(プレゼント)であることに気づいたあなたは、ファミリア結成から一週間以上は、経過している事を知る。もしかすると他にも団員が居る可能性が? 確認してみるか。

 

ヘスティアさまはとても優しい女神さまなんですね。きっと、そのベルさん以外にも、沢山の団員が居るんだろうなあ……。

 

なんてことを言ってみる。

 

「ギクゥッ!?」

 

ヘスティアさまは、あなたの「沢山の団員が居るんだろうなぁ……」という発言を聞いて、露骨に反応し、足を止める。

 

あ、これ、多分、まだ、ベルくんしかいねぇわ……。そう、あなたが察するには十分な反応。

 

ヘスティアさま。どうしました? と、訊ねる。

 

「──くん、その……、実は……」

 

ヘスティアさまは、気まずそうな表情で、あなたの方に振り向くと、全部、正直に話してくれた。

ファミリア結成からまだ一ヶ月も経っていないこと、団員がベル・クラネルしかいないこと……あと、ホームは結構ボロい事まで*1

まぁ、予想してたことなので、あなたは特に驚かなかった。

 

なるほど、そうだったんですね。

 

「……うん、そういうわけだから、資金面での援助は勿論、冒険者にとって充実した環境も用意できているとは言い難くてね……。きっと、色々苦労をかける事になると思う」

 

それでも構いません! ファミリアに入れて貰えるだけでもありがたいです!!

それに、こんなに可愛い女神さまのファミリアに入れるなんて! ──*2は、幸せ者ですよ!!

あなたは本心からの言葉をヘスティアさまへと伝える。

 

「……! ──くん! なんて良い子なんだ!! 」

 

ヘッ、ちょろいなこの女神。

 

「……あれぇ? 一瞬、君の魂の色が濁ったような……」

 

ヘスティアさまは可愛い!!

 

「……そ、そうかな? えへへ……」

 

(どうやらボクの気の所為だったみたいだね☆)

 

ふぅ、危ない、危ない。

 

そうして、オラリオの街の中を歩くこと、数分、ヘスティアファミリアのホーム、廃墟となった教会に辿り着いた。

 

ヘスティアさまに、教会を案内され、階段を降りて、地下の部屋へ。

 

「それじゃあ、これからキミを眷属にするための儀式みたいなものをするよ?」

 

「上半身裸になって、そこのベットに横になって、背中を見せてくれるかい? 誓って、変な事はしないよ? 神の恩恵(ファルナ)を刻むために必要なことなんだ」

 

あなたは、ヘスティアさまに、言われるがまま上半身の服を脱ぎ、ベットの上にうつ伏せに、寝転がる。

 

ヘスティアはうつ伏せになったあなたの後ろに回り、跨る。

 

「始めるよ……」

 

ヘスティアは右手のグローブを外すと、左で握った針で、指の腹をつく。

 

そして、指から溢れでた血を一滴、あなたの背中へと垂らした。

 

血があなたの背中で跳ねる。

 

瞬間、世界がスローモーションになり、あなたの前に選択肢が現れた……

*1
教会の廃墟の地下

*2
あなたの一人称





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  • 経験値増加系(ただしベルくん程では無い)
  • 一時的ステータスの大幅強化系(LV+1)
  • 短文詠唱魔法(何かの魔法を覚える威力中)
  • 自動回復《一定時間毎でHP&MP回復》
  • その他(感想と共に感想欄へ投下!)
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