トランプ氏、連邦緊急事態管理庁の廃止令は回避 見直しへ評議会
1月26日、トランプ米大統領は、連邦緊急事態管理庁(FEMA)を見直すための評議会を設置する大統領令を出した。写真はFEMAの職員。米ノースカロライナ州 で昨年10月撮影(2025 ロイター/Eduardo Munoz)
[ワシントン 26日 ロイター] - トランプ米大統領は26日、連邦緊急事態管理庁(FEMA)を見直すための評議会を設置する大統領令を出した。
トランプ氏はFEMAの災害対応を厳しく批判。FEMAの改革あるいは廃止の大統領令に署名する考えを示していたが、これは回避した形となった。 もっと見る
今回の大統領令は、関係する連邦政府のリーダーと、トランプ氏が政府外から選んだ「著名な人物」で構成される評議会の設置を指示。評議会に90日以内に最初の公開会合を開き、初会合から180日以内に報告書を提出するよう求めている。
トランプ氏は大統領令で、FEMAには政治的偏向の「深刻な懸念」があり、FEMAの資金が移民受け入れに関するプログラムに使われていると述べた。
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