サッカー=マラドーナ氏医療チームの公判開始へ、殺人罪巡り
サッカー界のレジェンドで、2020年に亡くなった元アルゼンチン代表ディエゴ・マラドーナ氏の医療チームに対する裁判が11日から始まる。ブエノスアイレスで2021年10月撮影(2025年 ロイター/Agustin Marcarian)
[10日 ロイター] - サッカー界のレジェンドで、2020年に亡くなった元アルゼンチン代表ディエゴ・マラドーナ氏の医療チームに対する公判が11日から始まる。
マラドーナ氏は20年11月、ブエノスアイレス近郊の自宅で心不全により60歳で死去したが、その後にケアが不適切だったとして、医療従事者らが「未必の故意による単純殺人罪」で起訴された。
当時、マラドーナ氏は複数の健康問題を抱えており、死去の数週間前には硬膜下血腫の緊急手術を受けていた。
公判は数カ月にわたるとみられ、約120人の証人が証言する見込み。医療チーム側はおおむね容疑を否定している。
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