朝ドラ「おむすび」3月12日第113回【あらすじ】緊急事態宣言下、働き方に戸惑う聖人(北村有起哉)、歩(仲里依紗)はネット通販が爆売れ

日に日に感染者が増え続け、結の病院でもコロナ患者の受け入れ準備が始まった。院内では感染専用区域が仕切られる、病院食の配膳には使い捨ての容器が使われるなどの徹底した感染対策がとられた。栄養科長の塚本文香(濱田マリ)によると、管理栄養士がコロナ患者へ指導することはなく、一般病棟の患者への接触も週に一度に抑えることになった。帰宅した結は夫の翔也(佐野勇斗)らに状況を明かした。「うち、会話しながら、患者さんの状況を確認していくやり方やけん、話せんの結構つらい」。その日、糸島と神戸の米田家がリモートでつながった。佳代はパソコンの画面越しに元気そうに手を振り、医療の最前線にいる結を「結、とにかくしっかり栄養ばとって、体、気いつけないかんよ」と気遣った。聖人は愛子に「ありがとう!」と感謝を伝えようとするが、そのたびに画面がフリーズ。通信不安定のままビデオ通話は終了した。

米田歩(仲里依紗)(C)NHK
米田歩(仲里依紗)(C)NHK

その頃、歩は、ホームページをリニューアルし、マスクに適したコーディネイトを考えるなどネット販売を強化して在庫を売りさばくことを決断。仲間たちとすぐに実行した。

病院では、感染症対策で面会ができなくなった。結は、家族に会えないことをさびしがる入院患者、樫山孝子(都築俊)に、リスク回避のためと説明し謝罪。また緊急以外の手術ができなくなり、コロナエリアの担当に任命された消化器内科医の森下直久(馬場徹)と看護師の桑原美和(妃海風)が、防護服を着用して仕事にあたり、新任の医師、塩谷慎吾(灰塚宗史)が森下と交代した。最初のコロナ患者が続々と入院してきて、結たち栄養科の緊張感も高まるなか、4月に全国で緊急事態宣言が発令された。街から人が消え、コロナ患者が次々搬送されると、病院は戦場のような状況に。結たちも対応に追われ、食欲不振解消のための献立作りが続いた。

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連続テレビ小説第111作。福岡・神戸・大阪を舞台に、「どんな困難も明るくたくましく乗り越える」平成ギャル、米田結(よねだ・ゆい)が栄養士となり、現代人が抱える問題を「食の知識とコミュ力」で解決しながら、縁・人・時代をむすんでいく青春物語。

  • 【放送】総合:月~金曜(土曜は総集編)午前8時~8時15分(再放送)午後0時45分~1時、BS/BSプレミアム4K:月~金曜午前7時30分~7時45分(再放送)BS:土曜午前8時15分~9時30分/BSプレミアム4K:午前10時15分~11時30分
  • 【作(脚本)】根本ノンジ
  • 【音楽】堤博明
  • 【主題歌】B'z「イルミネーション」
  • 【語り】リリー・フランキー
  • 【土曜版ナレーション】高瀬耕造アナウンサー

「おむすび」第113回あらすじ

緊急事態宣言で飲食店が営業自粛に追い込まれるなか、聖人は理髪店を開けていいのかわからず、市役所の職員、若林建夫(新納慎也)に教えを請う。

一方、オリジナルブランドを立ち上げた歩は、在庫を抱えて落ち込んでいるかと思いきや、ネット通販で商品が爆売れして威勢がよく…。

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