この講座では雑学動画の作り方を解説していきます。
まずは、すでに成果を上げているアカウントの事例を見てみましょう。
こちらのYouTubeチャンネルでは、登録者数が約10万人、最高視聴回数が650万回を突破しています。
また、別のTikTokアカウントではフォロワー数が約4万人を超え、200万回以上再生された動画が存在します。
TikTokの再生単価が1再生あたり0.02~0.08円、YouTubeショートでは0.003~0.01円ほどと言われています。
作成した動画をTikTokとYouTubeに投稿すれば、一石二鳥の効果が期待できます。
ではなぜ雑学動画がこれだけ再生されるのか、理由は大きく2つあります。
1つ目は、「新しい発見を誰かに教えたい」という人の本能的な欲求を刺激するからです。
たとえば、身近なものに意外な秘密があったとき、誰かに話したくなることはよくありますよね。
つまり、意外性のある知識や最新の情報は「共有したい」という欲求をかき立てるため、大きな魅力を持っているんです。
2つ目は、TikTokやYouTubeショートといったショート動画プラットフォームとの相性の良さです。
SNSは基本的に、コメントや高評価が多い動画ほどおすすめに表示されやすいというアルゴリズムが特徴となっています。
雑学ジャンルは他のジャンルよりコメントが集まりやすく、「知らなかった!」「本当なの?」といった驚きの声や、「これ知ってる!」という共有意欲から盛り上がりやすいのが強みです。
こうした特性から、雑学ジャンルは他のジャンルと比較してバズりやすいと考えられます。
それでは早速、「AIを使った雑学ショート動画の効率的な作り方」を具体的に解説しましょう。大まかな流れは4つのステップに分けられます。
まずステップ1ではAIで台本を作成します。
たとえば、ChatGPTのようなテキスト生成ツールを利用すれば、プロンプトを入力するだけで台本を作ることができます。
次にステップ2では音声合成ツールを使ってナレーションを作成します。
VOICEVOXなど、無料で利用できるAI音声サービスを使えば、人間が話しているかのようなナレーションを短時間で生成可能です。
声の種類やトーンも選べるので、動画の雰囲気に合わせたキャラクターを演出できます。
そして、ステップ3では動画に必要な画像素材を集めます。
最後のステップ4では動画編集をします。
この一連のフローを覚えれば、一本のショート動画を短時間で仕上げられるようになるはずです。
それでは、ステップ①台本を作成していきます。
今回使用するAIツールは、「ChatGPT」です。
まず「ChatGPT」のログイン画面に進むと、テキストを入力するフォームが表示されるので、ここにプロンプトを入れて指示を出します。
「でも、具体的にどんなプロンプトを書けばいいの?」と迷いますよね。
そんな方のために私の方でプロンプトを用意しておきました。
↓こちらがプロンプトになります。
下記の命令を実行し台本を執筆してください。
命令書
あなたはプロのライターです。
no talk; just go
まず、ユーザーに「どんな雑学動画を作りたいか」を質問してください。
その回答を受けて、下記の制約条件と台本特徴・構成に沿って、
「<<共通ジャンル>>」の台本を出力してください。
「<<台本の主題>>」はUSERに求めることです。
制約条件:
1.本文は約400文字に収めること
2.短文・断定調・説明調を中心に執筆する
3.読者がクスッと笑えるようなユーモアや意外性のあるトリビアを盛り込む
・例:「シマウマの縞模様は虫よけ効果がある!」
4.必要に応じて数値や具体例を加え、説得力を高める
5.主題に沿った雑学には簡潔な背景や理由を添える
6.読者が日常生活や自己理解に活かせるヒントを入れる
7.「〜である」「〜しよう」など端的かつ明確な言い回しを心がける
8.導入・まとめ不要。不要な説明は排除し、すぐに使える台本にする。
9.no talk; just go を厳守
台本特徴:
・ジャンル: 雑学・豆知識(心理、健康、身体など多彩なトピック)
・文章の語調や口調: 短文・断定調/事実を列挙し簡潔に解説
・使用されている説得テクニック:
1.豆知識やデータの提示
2.ユーモアや意外性で興味を喚起
3.自己分析や日常活用を促す 訴求ポイント:
好奇心を刺激する
日常のヒントにつながる
自分や周囲の理解を深める
構成:
1.タイトル(テーマ)
2.トリビア・豆知識の列挙(複数項目)
・導入・まとめ不要。
・400文字前後でユーモアと意外性を意識する
このプロンプトをコピペするだけで、雑学動画の台本を生成させることができます。
では早速、先ほどのプロンプトをコピペし送信します。
そうするとお題を聞いてくるので、今回は「人体の面白い雑学」と指示を出します。
すると、たったこれだけで、あっという間に台本を書いてくれます。
書いてもらった台本はこちらです。
人体の意外な雑学!知らないと損?
・心臓のリズムは音楽で変わる
好きな音楽を聴くと心拍数が変化する。クラシックを聴けば落ち着き、ロックを聴けば鼓動が速くなる。つまり、BGM次第で気分も調整できる!
・皮膚は毎月“新しく”なる
人間の皮膚は約28日で完全に入れ替わる。つまり、1年後の自分の肌は今とは別物!掃除が大変なのも、実は皮膚のカスが家じゅうに舞っているから。
・脳は自分の声を「美化」する
録音した声が違って聞こえるのは、骨伝導で普段の声を低音豊かに聞いているから。現実はもう少し鼻声かも…!
・指のシワは「滑り止め」機能
水に濡れると指がふやけるのは、実は進化の結果。濡れた環境でも物をつかみやすくするために起こる現象。まさに人体の天然グリップ!
・人間の骨は「鉄より強い」
大腿骨は同じ重量の鋼鉄よりも強度がある。もし全身が鉄だったら動けないけど、骨だからこそ軽くて丈夫!
人体は知れば知るほど面白い!
ただ、AIとは言え完璧ではないので、多少自分で文章を修正する必要もあります。
AIはあくまでも骨組みづくりと思ってください。
でもAIを使用することで短時間で台本の土台ができるので、使わない理由はないです。
ただ、AIとは言え完璧ではないので、多少自分で文章を修正する必要もあります。AIはあくまでも骨組みづくりと思ってください。
↓こちらが私の方で修正した台本です。
人体の面白い雑学!
好きな音楽を聴くと心拍数が変化する。クラシックを聴けば落ち着き、ロックを聴けば鼓動が速くなる。
人間の皮膚は約28日で完全に入れ替わる。つまり、1年後の自分の肌は今とは別物!
録音した声が違って聞こえるのは、骨伝導で普段の声を低音豊かに聞いているから。なので現実はもう少し鼻声かも…
水に濡れると指がふやけるのは、実は進化の結果。濡れた環境でも物をつかみやすくするために起こる現象。
大腿骨は同じ重量の鋼鉄よりも強度がある。もし全身が鉄だったら動けないけど、骨だからこそ軽くて丈夫!
それでは次にAIを使って音声を作成していきます。
音声作成はVOICEVOXを使用するのですが、使い方はこちらの別の講座で説明しているので、こちらをご確認ください。
次は台本に沿った画像をAIで生成するか、あるいはフリー素材サイトからダウンロードして揃えましょう。
今回は「いらすとや」と言うサイトから台本に沿った素材を収集します。
https://www.irasutoya.com/
まずサイトに入ったら、こちらから欲しい画像を検索しましょう。
今回の動画の冒頭は「人体の面白い雑学」なので、「人体」と検索してみます。すると何個か候補がでてくるので、好みのものが見つかったら右クリックして、画像をダウンロードします。
こんな感じで台本に沿った画像を集めましょう。
最後は、画像やナレーション音声をまとめて一つの動画に仕上げます。
今回は私が普段から使用しているPremier Proで編集を行いますが、CapCutなど、ご自身が普段使用している編集ソフトで問題ありません。
まずは音声をジェットカットします。ジェットカットとは間をなくすことです。
少しでも間があると動画のテンポが悪くなり、視聴者に最後まで動画をみてもらえなくなります。
波形を見ながらカットするとやりやすいです。
ジェットカットが完了したら、冒頭部分の素材とテロップを配置します。
冒頭はサムネにも使うので、こんな感じで装飾します。
そして冒頭以外は、画像を中央に配置し、テロップは上下に配置します。
これをひたすら繰り返せば動画の完成です。
完成した動画はこちらになります。
いかがだったでしょうか?
今回は雑学動画の作り方を解説しました。
ただ雑学動画と言っても、様々なジャンルや編集スタイルが存在するので、今回の作り方はその中の一部だと思ってください。
参考動画を見つけて、その動画を限りなく模範することが重要です。