黒腕INオラリオ


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作:雪兎ですが?
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10.黒腕と狼


 

 

 

 

~ゼファー~

 

ロキたちに過去を話してから1ヶ月たった

俺は17階層にいる巨人族みたいな奴を倒してLV3になり正式にロキファミリアの教育係になった

最初は他の奴等がインチキだのなんだの言ってきたから纏めてぶっ飛ばしたらおとなしくなり今ではしっかりと俺の訓練をうけている。

とくにアイズとラウルが積極的に訓練を受けに来る

アイズは六式のうち(ソル)月歩(ゲッポウ)嵐脚(ランキャク)紙絵(カミエ)の四式を習得すており今は六式を織り交ぜた戦闘訓練をしている

あいかわらず無茶をしてリヴェリアに怒られているがそれでもめげずに「先生、」と俺のところに教えをこいにくるその姿が元教え子のアインと重なって見える時がある

そんなアイズを微笑ましく思う反面前の世界でネオ海軍として俺のバカげた考えに賛同してついてきてくれた奴等を思いだしてしまい少しいたたまれなくなる時があるが今はしたってくれているこいつらに答えようと思う

ラウルのやつも最初は泣きごとをいっていたがしっかりと俺の言うことを聞いて必死に訓練した結果(ソル)嵐脚(ランキャク)紙絵(カミエ)の三式を習得した

いまのラウルならその辺にいるLv2も冒険者にも勝てるだろう。今度ミノタウロスと戦わせてランクアップでもさせるか?

 

「ヒッ!!」

 

「どう、したの?」

 

「アッアイズさん 何か嫌な予感がしたっす」

 

「ん??」

 

ラウルのやつ俺がやろうとする事に最近敏感に反応しやがるなぁこれも訓練の賜物か?

まぁ安心しろラウルこれからもたっぷりと鍛えてやるからな!( ̄ー ̄)ニヤリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日もいつもどうりにアイズたちと訓練をしていたらガレスが何かを抱えてやってきた

 

「おうゼファーこの活きのよい新入りを鍛えてやってくれんか?」

 

そう言ってガレスは抱えていたものをこちらに投げてきた

投げてきたものをよく見ると犬耳と尻尾をはやした少年だった歳はアイズより少し上ぐらいか?

 

「人のことを物みてぇに扱うんじゃねぇよクソジジィ!!」

 

「ガッハハハッすまんすまん。じゃがお前さんこうでもせんとダンジョンに入っとったろう?」

 

「ったりめぇだ!!俺はダンジョンに行ってモンスターをぶっ殺して強くなんだよ!雑魚となれ合うつもりはねぇ!」

 

「ダンジョンに入りたくばゼファーの訓練を受け許可をもらえ!それがロキファミリア(ここ)のルールじゃ!」

 

「んなもん知ったこちゃねぇ!俺はダンジョンにいくぞ!」

 

そういって犬ッコロはダンジョンに向かおうとする

 

「今のオメェがダンジョンに行っても上層で死ぬのがおちだぞ犬ッコロ」

 

「ッ!?」

 

俺の言葉に反応し足を止めこちらを向くその表情は怒りに満ちており牙をむき出していた

 

「今なんつった?」

 

「なんだ?その犬耳は飾りか?それとも耳糞でも詰まってんのか?だったら聞こえるようにもっと大きな声でいってやるよ

テメェごときがダンジョンにいってもすぐに死ぬっていったんだよ犬ッコロ!!

 

「んだとこのヒョロくせぇ雑魚が!!ぶっ殺してやらぁ!!」

 

叫びながら犬ッコロが殴り掛かってきた

 

 

 

 

 

~ベート~

 

ああ!イライラする!!

雑魚のくせに粋がって死んでいくやつらを見ていると腹が立ってきやがる!

弱いくせにでしゃばるんじゃねぇ!

結局口先だけで何もできずに死んでいくだけなんだから家で大人しくしてやがれってんだ

イライラする!イライラする!!雑魚を見てるとイライラしやがる!!

そして俺が今一番イラついてんのは

 

 

なんも守れなかった自分の弱さにイラついている!!

 

 

だからもうなんも失わないように強くなる!!

そのためにロキファミリアへ入団し、早速ステイタスを上げるべくダンジョンに行こうとしたがドワーフのジジィに担がれて中庭に連れていかれた

そこでは他の団員たちが紫髪のヒョロクセェやつに戦い方をおそわっていた

ジジィが言うにはこの紫髪の雑魚に許可を貰わねぇとダンジョンに行けねぇらしい

俺は雑魚共と仲良しこよしなんざするつもりはねぇ!!ファミリアのルール?んなこと知るか!!

無視してダンジョンに行こうとしたら紫ヤローに俺は上層で死ぬなんて言われた

ふざけんじゃねぇ!!俺をその辺にいる雑魚と一緒にすんじゃねぇ!あと俺は犬じゃねぇ!狼だ!!!

 

俺は誇り高き一族のベート・ローガだ!!!

 

 

 

 

 

~ゼファー~

 

牙をむき出しながら俺に殴りかかってくる犬ッコロの拳や蹴りを交わしながらどうするかと考える

海軍時代は教え子は皆先生と慕ってくれていたためこんなふうに反発してくるやつはいなかったからどうやって扱うか悩むんだよなぁ

手っ取り早くぶっ飛ばしちまってもいいがそれじゃぁ面白くねぇしごいつみたいなやつは自分が勝つまで突っかかってくるだろうから面倒くさい

この犬ッコロにいつまでもかまってたらアイズたちの訓練時間が減っちまう・・・ん?訓練?

そうだ!この犬ッコロを使って今度アイズに教えようと思ってた覇気の実演をしようじゃねぇか!

そうすりゃ犬ッコロをあしらいながらアイズや隠れてこっちを見ているフィンたちにも教えられるじゃねぇか!

 

「アイズ、それとコソコソ隠れてこっちを見てるフィンとリヴェリア後ついでにラウル!今からこの犬ッコロ使って覇気を実演込で教えてやるからよく見とけ!!」

 

俺はそう言うと首に巻いていた手ぬぐいを使い目隠しをする

 

 

「いいかお前ら、覇気ってのは全ての人に潜在する力だ!気配・気合・威圧・人として当たり前の感覚だ。」

 

俺は目隠ししながら犬ッコロの攻撃を軽々と交わしながら説明していく

 

「まぁ大半の奴はこの力を引き出せずに終わっちまうが安心しろ!俺がお前らをみっちり鍛えて必ず使えるようにしてやる!!」

 

「ん!!おねがい、します、先生!」

 

「ヒィィィィッ!!これ以上厳しくなったら死んじゃうっす!!」

 

まったく相変わらずラウルのやつは情けねぇこと言ってやがる

アイズの方がやる気に満ちあふれてんじゃねぇかよ!幼女に負けてんじゃねぇよ!!

 

「覇気は大きく分けて2つある。相手の気配をより強く感じる力、それが見聞色の覇気だ!今俺が犬ッコロの攻撃を交わすのに使ってる」

 

「ゼェッゼェッ見聞色だかなんだか知らねぇが変な力使いやがって!」

 

「おいおい、もうへばったのか?今説明始めたばっかなんだからもっと気張れや犬ッコロ」

 

「ウルセェ!!俺に指図すんじゃねぇ雑魚があぁ!!」

 

「おう、その調子だ!どんどんこい!おっ右からの蹴り、左からの拳んで最後に回し蹴りか」

 

犬ッコロの攻撃を先読みして交わし続ける

 

「見聞色を高めればこのように相手が次に何をするかが分かるようになったり目に見えない相手の位置や数なんかも分かるようになるから待ち伏せや不意打ちなんかも防げる」

 

「糞が!!交わしてばっかで攻撃できねぇのか雑魚が!」

 

「まぁそう慌てんなよ犬ッコロ今から攻撃してやるから一撃で終わんなよ?」

 

俺は目隠しをとり構える

 

「次は武装色の覇気だこいつは見えない鎧を纏うかんじだ」

 

俺は拳に覇気を纏い向かってくる犬ッコロの頭に拳を振り落とした

そう、それはかつての同僚ガープの代名詞と言える技 "拳骨″だ

 

「オラッ!」

 

ゴッチィン

 

「イッテエェェェェェェェェェ!!」

 

俺の拳骨を受けて犬ッコロは転げ回る

 

「覇気を纏えばただの拳骨も有効打になる!さらに高めれば、武装色硬化!」

 

俺は右腕を黒く硬化した

 

「こんな感じに黒く硬化する事ができる!お前らにはこれをマスターしてもらうから覚悟しとけ!!」

 

俺がそう言うとアイズ以外の奴らの顔が引きつっていた

まったくそろいもそろって情けねぇ奴らだなぁそんな顔したって訓練からは逃がさねぇよ?

 

「んで?まだやるか?犬ッコロ」

 

「ったりめぇだ!俺は犬ッコロじゃねぇ俺はテメェを食い殺す誇り高き狼 ベート・ローガだぁ!!

 

そう叫びながら立ち上がる犬ッコロは目が赤くなり全身の毛が逆立ち爪と牙が鋭くなっていた

 

「気を付けろゼファー!それは獣化といって満月の日に獣人たちにある一種の暴走状態だ!」

 

リヴェリアがそう言ってきた

聞いた感じだとミンク族のスーロンみたいなもんか?

 

「死ねやぁぁぁ!!」

 

さっきよりかは威力は増したが全く持って攻撃がなってない!!

なんかもうあきたから俺の覇王色の練習台にでもするか

 

「おい、フィンとリヴェリア、ガレスお前らは耐えろよ?」

 

そう言うと俺は今出せる全力の覇王色の覇気を出す

 

 

ブオォォォォォォォォォン

 

 

ドサッドサッと周りの奴らが倒れていく

犬ッコロはもろに食らったから白目をむいて泡吹いてらぁ

フィンたち3人は片膝を付き肩で息をしているがなんとか耐えたみたいだな

 

「ゼファー今のはなんだい?」

 

「今のはすべてを威圧する覇王色の覇気だ。俺のいた世界じゃ数百万人に一人と言われている王の資質があるものが持つ覇気だ」

 

「こんな見境無しに威圧するのが王の資質だと?」

 

リヴェリアが顔をしかめながら聞いてくる

 

「これは俺がまだ未熟だからこうなっちまっただけだ。ちゃんと制御できれば敵だけを威圧すんだよ」

 

元は持っていなかった力だからいまだに上手く制御ができねぇ

誰かにコツを聞きたくても覇王色の覇気なんか使えるやつはこの世界にいるわけねぇかんなぁダンジョンで地道に練習するしかないか?

 

「考え込んでいるところ悪いんだけど皆を運ぶのを手伝ってくれないかいゼファー?ここで寝たら風邪を引いてしまうからね?」

 

フィンに言われ考えるのをやめて気絶した奴らを家の中に運ぶとロキがリヴェリアに説教されていた

訳を聞くと俺の覇王色の覇気が家の中にいた奴らまで気絶させてしまったらしく倒れていた子に看護と称してセクハラをしようとしたところをリヴェリア後見つかり正座で説教されているらしい

やっぱコイツ天界に送還したほうが良くないか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白ひげ以外のキャラも出そうと思います

  • エース
  • ロジャー
  • ボンちゃん
  • バレット
  • シキ
  • おでん
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