~ロキ~
ウチは今新しく入ったゼファーのステイタスを更新しとるんやけと・・・なんやねんこいつは!!!
何で恩恵刻んで一日でランクアップできんねん!!おかしいやろ!!
しかも新しいスキルが二個も発現しとるとか意味がわからへん!
これ神会で他の神に何て言えばええんや!
あかん、胃が痛くなってきおったさっさと更新して薬飲んで早う寝よ
~ゼファー~
「ほれ、更新終わったでぇランクアップできるようやったからしといたで」
そう言いながらステイタスの写しをロキが渡してきたのでそれを確認する
ゼファー LV 2
力: 0
耐久: 0
器用: 0
俊敏: 0
魔力: 0
覇気: S
武術: S
大将: S
魔法
スキル
<覇気>
・武装色の覇気
体や武器に纏わせて攻撃力を上げる
・見聞色の覇気
周囲を感知する 数秒先の未来が見える
・覇王色の覇気
全てを威圧する
<先生>
・自分の技、技術を伝授しやすくなる
・教え子の成長促進
<正義のヒーローZ>
・早熟する
・
・戦闘時ステイタス補正大
<代行者>
・アテナより神殺しの許可
・神の嘘がわかる
・神に嘘がつける
<一騎当千>
・一人での戦闘時ステイタス補正大
・相手が複数の時ステイタス補正大
何かスキルが増えてやがる!まぁ<一騎当千>の方はいいとして何で覇王色が使えるようになってんた!!
あの女神さんが何かしたのか?まぁなっちまったもんはしょうがねぇしっかりと使えるように訓練をするだけだ!!
「しっかし何をしたら一日でランクアップできるようになんねん?」
「青鬼とか言うオーガを倒した」
俺がそう言うとロキは驚いた
「あっ青鬼やてぇ!!!青鬼言うたら最近上層に出るちゅうむちゃ強いオーガのことやろ?」
「そうらしいな。そいつと10階層でやりあったんだよ」
俺は青鬼と戦った時のことを思い出す。
あいつがもし敵でなかったらきっと強い戦士になっただろう
俺がそんなことを思っていたらフィンたちが部屋に入ってきた
「ランクアップしたみたいだねおめでとうゼファー」
「おう!ありがとさん!スキルも二つ増えたぜ」
俺はロキから渡されたステイタスの写しをフィンにわたす
「まさかランクアップだけじゃなくスキルまで発現させるなんて予想外だよ」
フィンはニコニコしながらそう言ってきた
「嘘つけ!その顔は計画道理にいった時の顔だぞ!!」
俺がそう言うとフィンは驚いた顔をした
「驚いたねぇ会って間もない君に気づかれるとは思わなかったよ」
「ふんっ!伊達に何年も軍で腹黒い上層部や世界貴族の相手をしてたわけじゃないからな!」
ファンとそんな話をしていたらリヴェリアが話しかけてきた
「ゼファーお前はここに来る前は何をしていたのか差支えなければ教えてくれないか?」
真剣な顔で聞いてくるリヴェリア。周りを見ればロキとフィンも興味津々な顔でこっちを見てやがる
「はぁ、聞いてて気分の良い話じゃねぇぞ?」
「かまわない聞かせてくれと此方がお願いしたんだ文句はいわんよ」
隠してるわけでもねぇから話すか。でもその前に
「そこにいるアイズとラウル入ってこい」
俺がドアに向かってそう言うと名前を呼ばれた二人が入ってきた
「まったくお前たちは何をやっている!!」
「まあまあリヴェリアお説教は後にしてゼファーの話を聞こうじゃないか」
今にも説教をしそうなリヴェリアをフィンがなだめ部屋にいる全員が聞く体制になったのを確認して俺は話始めた
「俺が前にいたとこにはな海賊ってのがいっぱいいてなぁ俺はそんな海賊たちを捕まえて市民を守る海軍ってとこに属していた。階級は大将で黒腕のゼファーっつたら知らねえ奴はいなかったぐらいだった。
海にでては海賊をとっ捕まえて牢獄に送ったり海軍本部で見習いたちに稽古をつけたりしていた。なつかしいなぁ己の正義を掲げて海賊たちを捕まえていた日々、見習いたちが成長していくのを見るのは実にたのしかったなぁ
あんなことが起きるまではな」
「なにがあったの?」
アイズが心配そうに訪ねてきた。
きっと今の俺の顔はひでぇ顔してんだろうなぁ何年たとうがあの日ことが忘れらんねえ
「大事なもんを、家族をまだ新米だった教え子たちを海賊に殺された」
「「「「「ッ!!」」」」」
部屋にいる全員が息をのんだ
「何が海軍最強の男だ!!俺は愛する妻も息子も先生と慕ってくれた教え子たちすら守れなかった!!!」
あの時枯れたと思っていた涙が目から溢れ頬をつたい落ちていく
フィンたちは何も言わずに俺をみていた
「その後俺は海軍をやめて世界を巻き込む大事件を引き起こしてそてを止めに来た海賊と海軍に敗れて死んでアテナにお願いされてここにきたってわけだ」
話し終えた俺はロキたちをみる案の定みんな暗い顔してやがるラウルなんて泣いてんじゃねぇか
ロキはなんかぷるぷる震えてるしどうしたんだ?
「ゼファー、おどれは、おどれは・・・」
「そうだ、俺ははんざい「結婚しとっかんかぁぁぁぁ!!」しゃってそっちかよ!!!もっとあんだろ驚くとこがよ!!」
「いやまぁ長く生きとったら
俺はケラケラと笑っているロキに真剣な顔をして聞く
「今の話を聞いて俺を追い出そうとは思はないのか」
「思わん!!たしかに前の世界じゃ犯罪者やったかもしれへん!せやけど今はちゃう!今のゼファーはウチの大事な子供や!」
ロキの言葉で少し救われたきがした
普段はおちゃらけているくせにこうゆう時はちゃんとした神にみえる
俺はロキの評価を少し改めた
~ロキ~
ウチ等はゼファーの過去を聞いた。
まさかあんな過去をもっとったなんてなぁ
アテナが選んで送ってきた子やから何処かの世界の英雄だと思っとった。
きっと手に汗握る英雄章が聞けると思ってワクワクしとった。
フィンたちもそう思っとったやろうなぁラウルなんかは目をキラキラさせとったさかいなぁ
せやけど語られたのは愛する者たちを失い世界を壊そうとした
全てを聞き終えた後に暗くなった空気を和ませるためにあないなこと言うたけどやっぱくるもんがあるなぁ
「ロキ、ゼファーの話は...」
ゼファーが部屋を出た後に今まで俯いとったリヴェリアが聞いてきた
「嘘は一つもないで。あの話は全部ホンマの話や」
「ロキ、この話は他言無用にしようリヴェリアたちもいいね?」
「そうだな。私たちがよくても他の団員がよく思わんだろう」
「ウチも賛成やアイズたんとラウルもほかの子に話したらあかんで!ええな?」
「うん」
「わかったっす!」
「ほな、夜も遅いしはよ寝よかぁ」
ウチは寝る準備をしとったら後ろから頭をつかまれた
「ロキ、お前は私と話し合うことがあるだろう?」
おっふ ママの説教忘れとったわぁ
「それじゃロキ、僕たちはもう寝るよおやすみ」
「おやすみ」
「おやすみっす」
「ちょっフィン見捨てんといてぇ!!アイズたんもラウルもウチをたすけ「うるさいぞロキ!」てぇ~」
「さぁ説教の時間だ!覚悟はいいなロキ?私はできている!」
朝までこってり怒られました。