黒腕INオラリオ


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作:雪兎ですが?
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6.黒腕と恩恵


 ~ゼファー~

 

俺は今フィンたちと共にロキの部屋に来ていた

 

「うしっ!ほな早速恩恵(ファルナ)をきざもか!服脱いでそこのベットに寝転んでや!!」

 

「おいロキよ、お前さんは女に見えないが一応女だろう?俺は好きでもねぇ女の前で全裸になる趣味はねぇ!」

 

俺はロキの絶壁を見ながらそう言った

 

「おいこら!!自分今どこ見て女に見えない言うた?一応も何もウチは女や!!ホンマにいい加減にせんとしばくで!!」

 

「ゼファー、恩恵(ファルナ)は背中に刻むから上だけで大丈夫だよ」

 

俺とロキのやりとりを見かねたフィンがそう言ってくる

 

「なんだよ、そうならそうやって言えよ!紛らわしい言い方すんじゃねぇ!!」

 

俺はそう言いながら上を脱ぎベットにうつ伏せで寝転がるとロキが背中にまたがってきた

 

「ほな刻むでぇ~っにしても自分ええ体しとるなぁ」

 

「なんだ?いっちょ前に欲情でもしたか?」

 

「アホぬかせ!ウチは女の子の方がええんや!!」

 

そう言いながらロキが背中に血をたらしそれをなぞると背中が暖かくなった

 

「よぉし刻めたでぇってなんやこれぇぇぇぇぇぇぇ!!」

 

「あぁん?どうかしたのか?」

 

「今写してみしたるからちょいまち!それとフィン!」

 

「何かなロキ?」

 

「今すぐリヴェリアとガレスを呼んできてほしいんやこれはウチ一人じゃ抱えきれんわ!」

 

「わかった、大至急呼んでくる」

 

そう言ってフィンは部屋をでた

 

「ほれ、これがゼファーのステイタスや」

 

ロキに紙を渡されたのでそれを見てみる

 

 

 

 

ゼファー LV 1

 

 力: 0

 

耐久: 0

 

器用: 0

 

俊敏: 0

 

魔力: 0

 

覇気: S

 

武術: S

 

 

魔法

 

 

 

 

スキル

 

<覇気>

・武装色の覇気

体や武器に纏わせて攻撃力を上げる

 

・見聞色の覇気

周囲を感知する 数秒先の未来が見える

 

 

<先生>

 

・自分の技、技術を伝授しやすくなる

 

・教え子の成長促進

 

<正義のヒーローZ>

 

・早熟する

 

仲間(守るもの)がいる限り継続

 

・戦闘時ステイタス補正大

 

<代行者>

 

・アテナより神殺しの許可

 

・神の嘘がわかる

 

・神に嘘がつける

 

 

 

 

「おいロキ、このステイタスは普通じゃないのか?」

 

「普通やないむしろ異常やでこのステイタスは!」

 

それからしばらくするとフィンとリヴェリア、髭を生やしたがたいのいいおっさんが入ってきた

 

「またせたねロキ、皆を連れてきたよ」

 

「おおきにな!フィン」

 

「ほぉ、こ奴が新しく入った奴か?儂はガレスじゃよろしくの!」

 

「おう!よろしくなガレス、俺はゼファーだ」

 

ガレスと握手をかわすとガレスが強く握ってくるので覇気を纏って俺も強く握り返す

 

「ガハハハハハハッやり返してくるとはなぁ気にいったぞ!!」

 

「話を始めてもいいかな?」

 

「そうじゃったな!して何の話じゃ?」

 

「まずはこれを見てほしいんや」

 

ロキはフィンたちに俺のステイタスが書かれた紙をわたす

その紙を見てフィンたちは驚いていた

 

「ロキ、これは本当かい?」

 

「本当もなにも今しがた刻んで出てきたもんやで!ホンマにゼファーは規格外やなぁ」

 

「なんだこのスキルは!!神殺しの許可だと?お前はいったい何者なんだ!!」

 

リヴェリアはロキをかばう様に立ち俺に杖をむける

 

「おちつきいやママ「誰がママだ!!」ゼファーのことを話すためによんだんやから杖しまってぇな!」

 

ロキに言われてリヴェリアは渋々杖をおさめた

 

「ほな、ゼファーが何者なんか話すでぇ」

 

ロキはそう言って俺が何者なのかを話し始めた

その話を聞いてリヴェリアは驚きを通り越して思考が停止しガレスは大笑いしていた

 

「さて、ゼファーは何者かっちゅう話はこんなもんや。リヴェリアは早う戻ってきぃや」

 

「はっ!すまない少しばかり思考が停止してしまったようだ」

 

「まぁそうなってもじゃあない。こんな話普通はありえへんもんなぁ」

 

「おめぇらが仕事をほっぽり投げたからだろうが!」

 

俺の言葉にロキは目をそらす本当にガープみたいな奴だなぁ

 

「まあまあゼファー、ロキを責めるのはその辺にして君のスキルについて教えてくれないかい?」

 

「俺が説明できるスキルは<覇気>ぐれぇしかねぇぞ?俺も他のスキルは今初めてみたからな」

 

<先生>ってスキルは海軍時代にやっていたことがそのままスキルになったのだろう

<代行者>は女神さんが言っていたやつだろうな

<正義のヒーローZ>はガキの頃になりたいと思っていたことがスキルになったのか?これが知られると少しばかり恥ずかしいからな!

 

「かまわないよ!教えてくれるなら」

 

「じゃぁ説明すんぞ。覇気ってのは全ての人間に潜在する力のことだ」

 

「全ての人間に潜在する力?」

 

「そうだ。気配、気合、威圧、人として当たり前の感覚と何ら違いはねぇ」

 

「じゃあ僕らでも覚えることができるのかい?」

 

「お前らは素質があるから大丈夫だろう俺がみっちり鍛えてやる」

 

俺がニヤリと笑いながらフィンたちを見ると苦笑いをしていた

 

「覇気は大きく分けて二つある。相手の気配を強く感じる力、それが見聞色の覇気だ。こいつを高めれば見えねぇ敵の位置や数もわかるし相手が次に何をしてくるかもわかるようになる」

 

「なるほど、試験の時僕の攻撃が当たらなかったのはその覇気で僕の動きがわかっていたんだね?」

 

「そういうこった!次は武装色の覇気だ。こいつは体や武器に纏わせれば攻撃力があがる」

 

「実際どのくらいあがるものなのだ?」

 

リヴェリアの質問にどう答えたらいいものかと考えていると部屋に転がる空き瓶をみつけた

 

「おいロキ、この空き瓶もらうぞ?それと何かいらねぇ紙ねえか?」

 

「ん?まぁ空き瓶はええけど紙なんて何につかうんや?」

 

ロキは疑問に思いながらも紙をわたしてくれた

 

「ありがとよ!いいかお前らよく見とけよ?普通は紙で空き瓶なんて切れねぇよな?」

 

「それはそうじゃろうそんなことできるはずがない」

 

「だが武装色の覇気を纏わせた紙なら、フンッ!!」

 

”スパッ”

 

俺は紙に武装色の覇気を纏わせ黒くなった紙で空き瓶を切った

 

「「「「ッ!?」」」」

 

フィンたちはあり得ないという表情をしていた

 

「これが武装色の覇気だ!これを纏えば木の棒でも名刀のような切れ味になる」

 

「すさまじいな、フィンとの模擬戦で腕が黒くなったのはこれか!」

 

「すごいね、覇気が使えるようになれば戦力アップになるしダンジョン攻略も楽になるかもしれない!」

 

「覇気は人によって得意な色に力が片寄る。その得意な色を見極めてそれを伸ばした方がいいだろう。俺の見立てじゃフィンとリヴェリアは見聞色でガレスは武装色だな」

 

「なるほどね、それじゃあ訓練メニューと指導はゼファーにまかせるとするよ!」

 

「おいおい、いいのか?入りたての新参者に任したら他の奴らが何か言ってくるだろう?」

 

「せやでフィン!いくらゼファーが強いからって言うても入りたてのもんに教わるんは嫌やって奴もおるで?」

 

「ロキの言う通りだフィン!そんなことをすればファミリア内の空気が悪くなる」

 

「たしかにロキたちの言うとうり皆の空気が悪くなるだろう。けど覇気を教えられるのはゼファーしかいない!大丈夫、僕にいい考えがある!」

 

そう言ってフィンはニッコリと笑う

おい何だその笑顔は!ぜってぇわりいこと考えてんだろ!!ロキを見ろすげぇやな顔してんぞ!

 

「ゼファーの実力を示せばいい!っと言うことで明日から早速ダンジョンに行ってランクアップさせよう!」

 

「フィン、本気で言うとる?そないなことしたら神々(バカ共)が騒ぎだすで?」

 

フィンの提案にロキは真剣な表情で問いただす

 

「もちろんわかっているよロキ」

 

「したら何でそんな提案したんや?」

 

「この提案をした理由は二つ。まず一つはさっき言ったファミリア内でのいざこざが起きないためにゼファーにランクアップをはかること!ここまではいいね?」

 

フィンはそう言って俺たちを見る

 

「もう一つの理由はゼファーの目的をやりやすくするためだよ!」

 

「「「ッ!?」」」

 

「あん?どういうこった?」

 

フィンの考えにロキたちは驚いていたが俺はよくわからなかった

 

「ゼファーにわかりやすく言うと君を餌に神を釣るってことかな」

 

神々(ウチら)が下界に降りた理由はアテナから聞いとるやろ?」

 

「ああ、たしか天界にあきて娯楽を求めて降りたんだろ?」

 

「せや!神々(ウチら)は娯楽を求めて降りたんや!そんなところにごっつおもろそうなもんがあったら?」

 

俺はそこまで聞いてフィンの考えがわかった

 

「なるほどなぁ、俺を手に入れようとちょっかいを出してくる神々をとっ捕まえて送還すりゃ俺の目的が果たされるわけか!」

 

「その通りだよ!君が有名になれば誰にも文句を言われずに僕たちは強くなるための指導が受けられるし君の目的も果たしやすくなる一石二鳥じゃないか!!」

 

フィンよお前いい笑顔だが言ってることは真っ黒だかんな!!

 

「ほな、今後のことも決まったようやしそろそろご飯やから食堂いこうか!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白ひげ以外のキャラも出そうと思います

  • エース
  • ロジャー
  • ボンちゃん
  • バレット
  • シキ
  • おでん
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