~ゼファー~
ロキの部屋を出て団長とか言う奴の部屋へ向かう
「ここがフィンの部屋やでおーいフィン入るでぇ~」
ロキはそう言いながら返事を待たずにドアを開ける
部屋の中には金髪の子供が一人いて机に向かい書類を整理していた
「やあ、ロキ何か用かな?と言うよりいつも返事を待ってから入るように言っているんだけど?」
「すまんすまん今度から気お付けるわ!」
こいつ直す気ねえな?見ろ向こうの奴も呆れて溜息ついてんじゃねぇか
「はぁそれで?大体の察しはついてるけど何の用かな?」
「そや!こいつゼファー言うんやけどウチのファミリアに入れたっってぇな!!」
「珍しいねロキが女の子以外を連れてくるなんて何かあるのかい?」
「まっまぁそんなとこや」
「はぁ、その話は後でリヴェリアたちと聞くとしよう」
金髪の子供はロキにそう言うと俺の方に歩いてきた
「初めまして僕はフィン・ディムナ、ロキファミリアの団長だよ。僕は
「俺はゼファーってんだ。よろしくなフィン!」
俺はフィンと握手をかわした
(こいつそうとう出来るな)
「さて、いくら主神であるロキの推薦でも試験は受けてもらわないといけない。でないと他の者たちに示しがつかないからね」
「それもそうだな。んで?試験の内容は?」
「僕と模擬戦をしてもらう。僕に一撃入れるか僕に参ったと言わせれば合格だよ」
「了解した!」
「それじゃあ僕も準備があるから30分後に中庭でおこなうよ!案内はドアの前にいるアイズにさせよう」
フィンがそう言うとドアが開き先ほどジャガ丸くんを買ってあげた嬢ちゃんがいた
「ごめんな、さい、ゼファーさん、を探してたら、声が、きこえた、から」
「俺に何か用があったのか?」
はて?いったい何の用があるのか見当もつかん
「あの、これ」
そう言って嬢ちゃんは俺にお金を渡してきた
「さっきの、ジャガ丸くんの、お金、です」
あぁ、そういうことか!にしても小せぇのにしっかりしてんなこの嬢ちゃん
「そいつは嬢ちゃんからは受け取れねぇよ!もらうんだったら嬢ちゃんの持ち物を出かける前にちゃんと確認しなかった保護者からもらう」
そういって俺はロキを見る
「えっ?ウチが払うんか?」
「今ならサービスして3,000ヴァリスでいいぞ?ww」
「ふえとるやないかい!!!」
「ロキ、漫才はそのへんにして試験の準備をしよう。アイズ彼を中庭へ案内してくれるかい?」
「ん、わかった。ゼファーさんついてきて」
俺は嬢ちゃんの後についていく
~フィン~
やあ、僕はフィン。ロキファミリアの団長を務めているよ
さて僕はこれからロキが連れてきたゼファーという少年と入団試験を兼ねた模擬戦をするがその前に
「ロキ、彼は何者なんだい?」
「ん?どういう意味やフィン?」
「彼と握手をした時親指が疼いた」
「ッ!?」
僕の親指が疼く時は何かあるときだ。第六感と言っていいこの親指の疼きには何度も助けられてきたその親指が疼いたということは彼には何かある
「どうなんだいロキ?」
「はぁー、やっぱフィンには隠し事はできへんなぁ」
「隠す気があったとは思わないけどね」
「ええか?今から言うことは他言無用や!リヴェリアとガレスには後で伝えるとしてそれ以外は言うたらあかん!ええな?主神命令や!!」
ロキが真剣な顔でそこまで言うってことは他に知られたら大変なことになるということなんだろう
「わかったよ[勇者]の名に誓い他言無用にするよ」
僕の返事を聞いてロキは話始めた話を聞いて僕は驚きを隠せなかった
彼は天界にいる神々の代行者であること
下界で悪事や自堕落に過ごしている神々を強制送還させるためにオラリオにきたこと
下界の子供たちを鍛え導くためにきたこと
それを聞いた僕はロキが言った他言無用の意味がわかった
「彼は神の代行者ってことは精霊かなにかなのかい?」
精霊とは神の分身とも言われているから彼が精霊である可能性がある
「いんや、ゼファーは正真正銘のヒューマンやで。せやけど神に選ばれるだけの実力があると思っといたほうがええ!」
入団試験は完全武装で臨まないとまずいかもしれないね
「ロキ、悪いんだけとハイポーションとエリクサーをありったけ用意して中庭に持って来るようリヴェリアに頼んどいてもらってもいいかな?」
「ええけど、そんなに必要なん?」
「万が一だよそれに彼の本気に僕も本気で挑むためにもね!」
さて、準備をして彼の待つ中庭に行くとしよう
~ゼファー~
嬢ちゃんに中庭まで案内してもらい中庭についた
中庭では鍛錬をしている人たちがいるがまったくもってなってない!!
そんな力任せに武器を使ったら武器が壊れるだろ!!
そっちの奴は体の動かし方がなってねぇ!!
猫耳の女!そんな避け方したら隙だらけだ!!!
おいおい、こいつらホントに大丈夫か?海軍の見習いより動きがわるいぞ!!
そんなことを思いながら体を解しているとフィンがやってきた
フィンの後ろにはロキと長い緑色の髪に長く尖った耳をしたべっぴんさんがいた
「やあ、またせたね?」
「いや、そうでもねぇよ戦う前に体を解せたからな!」
「そう言ってもらえて助かるよ」
「んで?後ろのべっぴんさんは誰だ?」
「べっぴんさんやなんて照れてまうやん!!」
「おめぇじゃねぇよ絶壁!!」
「なんやとこぉらぁ!!フィン!あんのムカつくガキボコボコにしたれぇ!!!」
「あははは、彼女はリヴェリア、うちの副団長だ」
「リヴェリア・ヨリス・アールヴだよろしく」
「おう、俺はゼファーだよろしくな!」
「さて、そろそろ試験を始めようか」
フィンはそう言って中庭の中央にいく
「これよりゼファーの入団試験をおこなう!場所をあけてくれ」
フィンの一声で鍛錬していた奴らは端による
それを確認して俺はフィンから5メートルくらい離れたところに立つ
「合格の条件はさっき言った通り僕に一撃入れるか僕に参ったと言わせることだ武器はそこにある物を使ってもいい」
「武器は使わねぇんだ」
おれはそう言って戦闘態勢をとる
「リヴェリア、合図をたのむ」
「双方準備はいいな?それでは入団試験・・・」
「始め!!!」