中三の債権者集会 建物売却の検討進むも配当は困難 弘前
去年閉店した弘前市の百貨店を経営する「中三」の2回目の債権者集会が開かれ、破産管財人の弁護士は建物の売却に向けて県内外の事業者と話し合いが進んでいると明らかにしたうえで、債権者への配当は難しいとの認識を改めて示しました。
百貨店の経営会社「中三」は業績の落ち込みなどを受けて去年8月、唯一残っていた弘前店を閉店し、現在、破産手続きが進められています。
4日は2回目の債権者集会が青森地方裁判所弘前支部で開かれ、中三の社長や債権者などおよそ10人が参加しました。
集会は非公開で行われ、破産管財人の弁護士によりますと、洋服の在庫や備品の売却で9000万円ほどが回収できると見込んでいることや、建物の売却に向けて県内外の5つの事業者と話し合いが進んでいることなどを説明したということです。
また、出席者からは売却の可能性がどれほどあるのかなどについて質問が出たということです。
破産管財人の山内賢二弁護士は債権者への配当は難しいとの認識を改めて示した上で、「建物の購入に関して検討している業者が出てきたという意味では前に進んでいると思う。次回までに具体的な話ができるよう進めていく」と話していました。
次の債権者集会は6月25日に行われる予定です。