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例えAIの時代になろうとも、死ぬ気で困難にぶち当たって乗り越えることの大切さは変わっていない

本日が東大合格発表の日だったわけだが、この動画を見ると未だに予備校で浪人した1年の受験本番の頃を昨日のことのようにありありと思い出す。
最初に受けた私立大学の合格発表、私が受けた頃はまだネットでの発表は少なく公衆電話で聞く形が多かったから今の子達とは若干違う。
それでも、根幹にある大切なものは何も変わっていないと思うし、こういう経験を10代の頃にやっておいて良かったと心の底から思うのだ。
私の場合はありがたいことにセンター本番で一気に結果が出て追い風が吹いた状態でのスタートだったから、そこまで私立受験に際して不安はなかった。

しかし、いくら私立といえど受験は受験、ましてや私が受けたところは東京外大や国際基督教大学、上智大学などの上位の外国語大学を第一志望として受ける人たちが多いところだ。
だから気を引き締めてかかったわけだが、結果としては一般試験とセンター利用の双方において圧倒的な点差をつけて合格した
当たり前だ、10ヶ月もの間死ぬ気で勉強を頑張って何度も鼻っ柱を圧し折られ、プライドがボロボロの状態でも乗り越えるべく努力し、その向こう側にたどり着く。

この2つの動画でも語られているように、本気で勉強して合格した人と本気で勉強したが落ちてしまった人はまだいいと思う、実際私がそうだったから。
第一志望には確かに落ちたかもしれないが、それは長い人生で見れば決して失敗ではない、全力で準備して全力で挑んだ結果だから受け入れている。
それよりも、第一志望の大学とは違った沢山の出会いが私の人生をさらに深いものにしていったし、時間はかかったが大学時代は本当に充実していた。
一番いけないのは「頑張らずに落ちて後悔」であり、失敗しないことや挑戦しないことこそが一番の失敗と後悔であると今でもそう思う。

ここで皆さんに聞こう。

あなたは人生の若い時期のどこかで何かに向かって真剣に取り組み困難にぶつかって乗り越えた経験がありますか?

別に挑む内容はなんでもいい、勉強なら勉強でもいいしスポーツならスポーツなど色々あるが、目標に向かって本気で取り組んだ経験は一生の財産になる
そんな貴重な経験をどれだけ積んでいるかの差はやはり大人になって現れるし、実際社会に出るとそこの会社や人が本気で取り組めているかという成長性を私は一番見ているのだ。

私自身はあまり好きではないが、ヒカルがはなおでんがんに対して話していた「目の前のYouTubeくらい本気で頑張ってみないかという自分への問いかけ」という1点だけは共感している。
彼は決して学や教養を若い頃に積んだタイプの「勉学の天才」ではないが「金稼ぎの天才」ではあるわけだし、その本気の姿勢に関しては私も納得はするところだ。
何が言いたいかというと、例えAIの時代に差し掛かろうと、死ぬ気で困難にぶち当たって人生をかけて乗り越える経験の大切さは変わらないのである。

以前にこんな話をしたが、それこそなぜZ世代〜α世代の人たちが「叱られ慣れてない」雑兵ばかりなのかというと、そういう「死ぬ気で頑張って乗り越える経験値」を積む機会が昔に比べて減っているからだろう。
幼少期から便利なデジタル機器に囲まれて育ち人間関係にも恵まれていて、親からは過保護に甘やかされて育ち、学校に行けば体罰はダメ、叱れば「パワハラ」と称される
そうやって大人が本気で子供に向き合うことができない時代になった結果、子供たちはいちびった(関西弁で「調子乗っている」という意味)自己主張と狡賢い生き方の雑魚ばかりなのだ。
その癖、才能とセンスだけは無駄にあるものだから、これを黒羽翔は「ゴテンクス現象」と呼んでいたわけだが、その根幹にあるのは「脛齧りマインド」である。

まあそんな「脛齧りマインド」の底辺レイヤーの方々にとっては、私が書いていることも「新自由主義のおっさんが放っている戯言」にしか映っていないらしいのだが、まあそれは置いておくとして。
別に新自由主義だろうがなんだろうが、いつの時代も何かに向かって本気で頑張って掴む・勝ち取る成功体験を(過程を含めて)積み重ねていけることは大事なのである。
要はその「頑張り方=目的・目標・戦略・戦術」と「考え方=脳のOS」がどれだけしっかりしているかであって、それすら腐すような奴は心根のさもしいやつなのだろう。

こんな時代のせいなのもあるが、黒羽翔曰く今は逆に「最後の昭和世代」である私たちプレッシャー世代(82年〜87年生まれ)の価値が上がっているらしい。
確かにそうかもしれない、『進撃の巨人』の諫山創もプレッシャー世代の漫画家だし、経営者でも芸能人でもプレッシャー世代で未だに活躍している人が多いのだ。
それは私たちの世代がギリギリ厳しい上下関係や礼儀礼節を叩き込まれ、それこそ時に理不尽な思いをしながらも、歯を食いしばって耐えた最後の世代だからかもしれない。
これがZ世代から下になると本当にちょっときつめに言っただけですぐ反発したり不貞腐れたりするし、なんだったら3ヶ月も持たずに仕事を辞めてしまう軟弱者が大半を占める。

何者かになりたい、ならなきゃいけない。
でも目の前のことを死ぬ気で頑張る奴隷みたいになるのは嫌。
さりとて、頑張らなくても済むような仕組みを作るために奮闘するのも嫌い。
誰か私に構って、私を楽にして、食べ物与えて、お金ちょうだい、時間ちょうだい。

こんなマインドで過ごしている人のどこに人としての深みがあるというのか?赤ん坊や幼稚園児の方がよほど素直に大人の言うことを聞いて頑張れるぞ。
んで、そんな奴に限って偉そうに「ヒーローとはかくあるべし」とか言って推し活とかいうのに無駄なお金と時間を割いてばかりはなかろうか。
これからの世の中は敗者復活とゲームチェンジ、今まで恵まれなかった人はここで一気に形成逆転できる3年間のボーナスタイムに差し掛かる。
しかし、足腰を鍛えて踏ん張ってこずになあなあでやり過ごしてきた人たちは容赦無く淘汰される未来が待ち受けていることを自覚しておこう。

最後に国民的スター・亜嵐のリーダーのありがたいお言葉を拝借いたしましょう。

今目の前にあることに全力投球できないで大きな成功なんて掴めるわけがない!

大きな成功とは小さな努力と失敗と試行錯誤の積み重ねの上にしか成り立たないものなのだ。
そしてそれを決して「凄いこと」ではなく「当たり前のこと」として頑張れる自分でい続けること。

自分への戒めも含めて、改めてここで死ぬ気で何かを頑張ることの大切さを記しておこう。

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