ドイツ、保守と社民が連立政権樹立に向け正式交渉へ

ドイツ次期首相、仏英と核兵器共有で協議する意向
 3月9日、ドイツのメルツ次期首相(写真)はラジオ番組のインタビューで「核兵器の共有は私たちが話し合う必要のある問題だ」と語り、フランスや英国と協議する意向を示した。3月8日、ベルリンで撮影(2025年 ロイター/Annegret Hilse)
[ベルリン 8日 ロイター] - ドイツ連邦議会(下院)選挙で第1党になった保守、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と中道左派、社会民主党(SPD)は8日、連立政権樹立に向けて正式交渉に入ることで合意したと明らかにした。
欧州とトランプ米政権との溝が深まる中、CDUのメルツ党首は4月20日の復活祭までに連立政権を発足させたい考え。
2月23日の下院選挙では、反移民で「極右」と称されるドイツのための選択肢(AfD)が第2党に躍進したが、主要政党はAfDの政権参加阻止で一致。CDU・CSUとSPDの幹部らは選挙後にメルツ氏を首相とする連立政権を復活祭までに樹立する方向で予備折衝を行っていた。ドイツでは、各党はまず予備的な協議を行い、その後正式な連立協議に入る。 もっと見る
両党は来週までに合意することを目指しており、国内経済を回復させ、軍事費を増やすため借入限度額の緩和を議会で推進したい考え。
メルツ氏は「特にドイツ連邦軍の予算に関しては、非常に緊急性が高い」と語った。
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不法移民対策を強化するとし、他の欧州諸国と協力して取り組むと表明した。1─2%の経済成長と企業支援に向けたエネルギーコストの引き下げを目指すとも述べた。

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