福岡市に初の高専設置へ準備着手 慎重意見もあり丁寧に検討

福岡市は、市内で初めてとなる高等専門学校の設置に向けて新年度から準備に着手する方針です。
ただ、市議会の中には慎重な意見もあることから、丁寧に検討を進めることにしています。
福岡市教育委員会は、高度な情報技術を活用する人材の育成が高校では不十分とする有識者会議の報告を踏まえ、5年一貫教育を行う高等専門学校の設置に向けて新年度から準備に着手する方針です。
方針では、城南区にある博多工業高校の校舎を改修し建物内に高専を設けるため、高専の入学定員として見込む40人から80人程度については高校の入学定員を削減する想定です。
こうした方針について、市議会の中では人材育成に期待する声が出る一方で、「工業高校と高専の志願者層は異なり工業高校に入学できる生徒が減ってしまう」と懸念する声や「検討が足りておらずあまりに安易な提案だ」と慎重な検討を求める意見も出ています。
このため、福岡市は丁寧に検討を進めることにしています。
高専は、全国58校のうち51校が国立、残りが公立や私立です。
県内は国立が3校ありますが福岡市内にはありません。
設置には国の認可が必要で、福岡市は、新年度予算案に1159万円を計上し、カリキュラムや施設計画、設置時期など検討を進める予定です。

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