舞台『冥婚ゲシュタルト2020』
意志を持ったラブドールとの結婚を題材に、それに反対する人々、利用する人々を通して、自由とは何か、人とは何かを描く、近未来サイエンスフィクション。
死番虫のささやき聴こえる朽ちた都市で淫売屋は神を試みる
ゲノム戦争の退廃は二重螺旋の歯車を巻き
ヒトでない者を冥府の淵から呼び出した
熱を持ち、体を求め、
隷属し、血を流す、愉悦にまみれた光学異性体の人形たち
謎めいた秘密クラブで毎夜行われる人体解体ショー!
増殖を拒む華々しき冥婚騒動!
ヒトがヒトであるために必要な持ち物とは何か
螺線仕掛けの嬌態と、本能の漏洩の夢を見る!
「ヒトのように生きているだけよ!」
作品紹介
■舞台『冥婚ゲシュタルト2020』
”人形”。遺伝子操作でつくられた人間の形と心を持った人間そっくりのラブドール。その解体ショーを行う秘密クラブがあった。ヒラサカは悪友のアマヤスに誘われそこへ行くが、運悪く警察機関、邏卒隊のガサイレに遭遇してしまう。秘密クラブのドン・ギンバイカやアネモネと、邏卒隊の影華らの撃ちあいが始まる中、逃げ出すヒラサカ達に一体の人形、ヤエコが助けを求める。ヒラサカは、アマヤスの制止も聞かずにヤエコを連れて逃げる。
逃げ延びたヒラサカ達は人形の開発者、ハルミ博士を訪れる。博士はヤエコの持っていた指輪に興味を示す。ギンバイカ達に与えられていたその指輪には、ある人形の意識が封印されていた。ハルミ博士の手によって人形に転写されたそれはマリと名乗る。マリは自由意志を持ち、ことごとく人間に反抗をする。
ハルミはヤエコの所有権をヒラサカに獲得させ、公的にヤエコをヒラサカの持ち物とするべく人形との結婚式、冥婚式を勧める。冥婚を取り仕切る指輪教の協会へ向かうヤエコ、ヒラサカ一行。式の準備の進む中、マリは、自分がかつて33人の人間を愛し殺した人形の意識のコピーであることを告げる。そこへ踏み込んでくる邏卒隊とギャング達。再び逃亡するヒラサカとヤエコ達だったが、ヤエコは徐々にマリに影響されていく。
■究極映像版『冥婚ゲシュタルト2020』
映画さながらに撮影、編集した究極映像版『冥婚ゲシュタルト2020』が登場!
舞台とは異なる数々のシーン描写をお愉しみください。
登場人物
ヤエコ : 紅日毬子
ヒラサカゴロウ : 桜井咲黒
マリ : 辻真梨乃
ハルミ博士 : 山本恵太郎(ゲンパビ/-ヨドミ-)
ミチコ : 白永歩美(月蝕歌劇団)
アマヤス : 伊井ひとみ
影華 : 十三月紅夜
麗華 : こもだまり(昭和精吾事務所)
彩華 : 鈴原かおり
ミア : ハラグチリサ
ヒカル : 鬼口モモカ
ドン・ギンバイカ : 高田那由太(なゆたハムニダ)
アネモネ : 左右田歌鈴
フユクサ : 伊勢参(偉伝或~IDEAL~)
コユキ/ミライ : 木村飛香
ユミコ : なにわえわみ(劇団フェリーちゃん)
シーモア : 西邑卓哲(FOXPILL CULT)
ギャラリー
舞台スチール
ムービー
お取り扱い
クレジット
廻天百眼劇場本公演『冥婚ゲシュタルト2020』
脚本/演出 石井飛鳥
音楽/音楽監督 西邑卓哲(FOXPILL CULT)
舞台監督 吉川尚志
音響 飯塚ひとみ
照明 横原由祐
発明 奥山友太
衣裳 hypno ジョジョーフ 皇希
美粧 ウヅメ 十郎
美術 桜井咲黒
小道具/特効/操演 ATELIER十三月 なにわえわみ(劇団フェリーちゃん)
演出助手 天宮来来来
物販 荊城チカ
広告美術/制作 ワタナベユウキ
制作 カタオカエイコ
◎究極映像版
助監督/撮影 天宮来来来
撮影 Studio GIFT 天城凛太郎 只野小平 鳥居志保
整音 西邑卓哲(FOXPILL CULT)
監督 石井飛鳥
◎協力
株式会社ディスクユニオン 株式会社ウルトラ・ヴァイブ 株式会社アミティープロモーション イーグルサウンド
ヴィレッジヴァンガード高円寺店 前衛派珈琲処マッチングモヲル BiblioMania テクノブレイク BARロオル
DxUxS
昭和精吾事務所 FOXPILL CULT 月蝕歌劇団 麻邑楽 ACM:::(A Concrete Mur) 劇団フェリーちゃん 偉伝或~IDEAL~ -ヨドミ- ゲンパビ なゆたハムニダ ミク16歳
黒田哲平(Voyantroupe) 詩生 更科澪
◎協賛 百眼帝国臣民諸氏
◎製作 ツキヨミプロジェクト
◎企画 虚飾集団廻天百眼