ダンジョン都市で正義を騙るのは間違っているのだろうか?
数多の階層に分かれる無限の迷宮。凶悪なモンスターの坩堝。富と名声を求める命知らずの冒険者達。そして、欲望に塗れた悪人達。
膨大な資源そのものであるダンジョンを抱え、神の恩恵を受けた世界最強の多種多様な人間たちが住まう都市オラリオ。
己の欲望のままに悪を成す集団が跋扈していた、暗黒期とも呼ばれる過去を乗り越えた今でも、オラリオには悪の残滓がしぶとく生き永らえている。そんな闇を抱えたこのダンジョン都市で、今日も一人かつての正義の真似事をし終え、暗がりが広がる裏路地を歩きながら、そんなとりとめも無いことを考えてみた。
真似事であっても正義を成す行為自体は間違えてはいないのだろう。少なくとも、救われた誰かはいる。例え、犠牲になった誰かがいたとしてもだ。
だから多分、唯一間違えているとすればそれは、正義を騙っているのが俺だということだけなのだろう。
結局、考えてはみたものの、何時もと結論は変わらなかった。変える気はなかった。
週に一度、憧れた正義に会いに行く日は何時だって同じことを考えてしまっている。
誰も居ない裏路地で血に塗れた覆面と外套を外して、新鮮な空気を吸い込む。そして血を払ってから装備を鞄にしまい、今週も彼女に会いに行くために表通りへと足を向けた。
* * *
「こんばんは、店員さん」
「いらっしゃいませ、冒険者さん」
酒場『豊穣の女主人』の扉を開けて、酔っ払った冒険者達の声で騒がしい店内を進む。何時もの最奥のカウンター席に向かえば、カウンターの向こうで出迎えてくれた薄緑色の髪の華奢なエルフの女性に、綺麗な空色の瞳で冷たくじっとりと睨みつけられた。
何時もの挨拶ではあったが、何時も以上に瞳が冷たいリオンさんの様子を不思議に思っていると、
「血の匂いをさせたまま店に来るのはやめて下さい。お帰りはあちらです」
と、冷たい声で斬り捨てられた。
「装備は洗ったし、俺もちゃんとお風呂に入って、止血もしてきたんですけど……」
「そういう事を言っているのではありません」
一応釈明をしてみたが小さく溜息を吐かれるに終わり、カウンターにエールが入ったジョッキと、好物の不格好な冷めた焼き魚の皿が置かれる。
リオンさんは俺の感謝の言葉を何時ものように無視して振り返り、「ミアお母さん、本日のオススメとパスタをお願いします」と厨房の恰幅の良い女性、『豊穣の女主人』の女将さんであるミアさんに注文を通していた。
つい数時間前に魔法を使ったせいでカラカラになっていた喉をエールで一気に潤すと、リオンさんがお代わりのジョッキを渡してくれた。と思ったら、水である。やはり帰れということなのだろうか。
「お酒では水分補給にならない」
「あ、はい」
大人しく水を飲み干すと、リオンさんは最初のジョッキに改めてエールを注いでくれた。
焼き魚を食べながら何時も以上に騒がしい店内を眺めていると、あえて無視していた店の一角を占領する顔見知りの集団の中、縄でぐるぐる巻きにされた状態で天井に吊るされ、罵詈雑言を叫び続けていた灰色の毛並みの狼の獣人ベートと眼が合う。一瞬だけベートの罵詈雑言が止まったが、次の瞬間には何事もなかったかのように再び叫び出していた。
知り合い達の存在には気づかなかったふりをしてリオンさんに「店員さん、店で何かあったんですか?」と尋ねると、
「先程まであなたの隣の席に、シルのお客さんが座っていました」
という言葉と共に、パスタの皿と、兎肉の煮込み料理が乗った皿が眼の前に置かれた。
どうやらこの一品が本日のオススメらしい。代わりに存分に堪能させてもらった焼き魚の皿を返し「見た目は残虐でしたが、今日も美味しかったです。ご馳走様でした」とリオンさんお礼を言えば、「相変わらず失礼な人だ」と極寒の瞳で睨みつけられつつ、質問の答えが続けられた。
「冒険者になりたての、純朴そうなヒューマンの少年です。多少イレギュラーな状況ではあったようですが、つい最近ダンジョンの洗礼を受けたらしく、そこを貴方のファミリアの仲間に助けられた」
洗礼と言えば、つまりは初めてダンジョンで死にかけ、そして醜態を晒したと言う事だろう。多くの人が通る道である一方で、「初々しい話だ」だったり「俺も若い頃は」だったりと酒の席で笑い話として語られる話だ。
吊るされたベートとその少年が座っていたという空席を見比べる。ベートは戦う覚悟がない弱い者を嫌っている。ダンジョンの洗礼を受けた少年にとって、酔っ払ったベートの弱者への叱咤激励と言う名のただの罵詈雑言は堪えただろう。
何となく事情を察しながら、リオンさんから手渡されたコップに何も考えずに口を付けると、ドワーフの火酒であったらしく強い酒精に少し咽てしまう。しかしただ狂ったように蒸留しただけのよくあるドワーフの火酒かと思いきや、想定外にも後から芳醇な味わいと香りが口内に広がる。
「今回はその料理のためだけに仕入れて来たお酒です。ミアお母さんからの評価も高い」
無表情ではあるが若干誇らしそうに酒瓶を掲げるリオンさんの言葉に、先程出されたじっくりと甘く煮込まれた、しかし香草と僅かな辛味がアクセントとして効いたホロホロの兎肉を一口食べてみると、火酒の独特な風味が混ざり溶け合い、とても美味であった。自分ではあまり飲まないのに、相変わらずリオンさんが選んでくれるお酒とこのお店の料理の組み合わせは素晴らしい。
少しばかり熱い料理を冷ましながら、数口分酒と一緒に堪能して、リオンさんから酒瓶を受け取って彼女のグラスにも少量だけお酒を注ぐ。上品に小さく切りわけた肉を食べていたリオンさんは、少しだけお酒を口に含み、僅かではあるが幸せそうに顔を綻ばせていた。
そんなリオンさんのグラスに再度お酒を注ぎながら、謝罪をする。
「知り合いがすみませんでした。悪意が無い……ことはないでしょうが、どっちにしろ良くない盛り上がり方をしたんですね」
「私への謝罪は不要です。それに思う所が全く無いわけではありませんが、あくまでも当人同士の問題。店に被害が出たわけでも……いえ、そう言えばシルのお客さんは無銭飲食をしていましたね」
「珍しい。店員さんが見逃すなんて、サボって寝てたんですか?」
なりたての冒険者が無銭飲食を達成できた事に素直に驚くと、リオンさんから「寝言は寝てから言いなさい」と冷たく睨まれた。
「自分の弱さがよほど許せなかったのでしょう。無銭飲食の事など全く頭にない様子で、悲痛な面持ちで、しかし強い想いを宿した瞳で店を飛び出して行きました」
リオンさんの随分と好意的な評価にまたしても驚いた。あえて止めなかったのだとすると、きっと後日代金を持って謝罪しに来ると半ば確信しているのだろう。
「おうおう、ええ酒飲んどるな自分」
突然隣の席に勢い良く腰掛けて来た酔っ払いを無視して、リオンさんにお願いをする。
「なら、代わりに俺に付けておいて下さい。当人同士の問題でも、事故とは言え犯罪がおきてしまってるなら関係者の責任ではあるので」
「わかりました。ロキ・ファミリアからの非礼に対する謝罪という形で良いでしょうか?」
「はい。神様も許可してくれるので、それでお願いします」
「は? ちょ、何の話や?」
隣に座った赤髪の酔っ払いの女性は、所属ファミリアの主神ロキ様だった。体格は少年のようで態度は中年親父のような女神様であるが、きちんと筋は通す神様だ。丁度よかったので手に持っていた瓶から神様のグラスにも火酒を注ぎ、事情を説明して事後承認をもらえば「あの食い逃げの子、ベートのせいやったんか……。悪い事したなあ」と深く反省していますと言わんばかりのわざとらしい表情を浮かべながら、空いたグラスをちらちらと見る。
よほどお酒が気に入ったのか、俺の食事を奪いながら何度も何度も無言でお代わりを要求された。ひとしきり堪能して満足した神様は、ニヤニヤと笑いながら俺の肩を抱く。
「それにしてもニルス、せっかくの遠征の打ち上げやっちゅうのに用事があるって断ったかと思えば、サボりかいな」
「ちゃんとした用事ですよ。週一回の大切なリオ……店員さんに会う日、もとい借金返済の日ですから。そもそも神様、知っててこの店で打ち上げすることにしたでしょう。相変わらず中途半端な悪ガキレベルの悪戯ばっかりやってますね。それでトリックスターとか恥ずかしくないんですか?」
「ほんっと口悪いな、自分……しかも今の全部本心で言っとるし……。ていうか、もう五年くらいになるんか? いま借金どのくらい返し終わったん? こんな高い酒頼むくらい毎回お金落としとるんなら、結構な額は行っとるやろ」
神様に言われて、そう言えば残りの借金の金額なんて全く把握していないことに気付いた。ならばとリオンさんを見てみると、
「私も詳細は把握していませんが、まだ十分の一にも満たないかと」
淡々とそう返された。
「はあ!? 何でそんだけなん?」
素で驚く神様だが、実は俺も結構驚いている。最近は一回あたりの支払いも当初に比べるとかなり跳ね上がっていたので、少なく見積もっても半分くらいは行っているだろうと考えていた。実は何時の間にか利子がつくことになっていたのだろうか。
「借金返済に充てられる事になっている純粋な店の利益分から、私の貸出代として八割が引かれていますので」
「え、何それこわ……。ん、でも、てことはもしかして、お金払ったらリューたんが専属で酌してくれるん?」
驚きから一転、嬉々として問いかける神様に、リオンさんは首を横に振る。
「いえ、そもそも私の私的な時間でアズラ……冒険者さんと一緒に食事、もとい借金徴収をやっているだけですので」
「んん? リューたん今は仕事の時間じゃないってことなん? じゃあレンタル代八割って……あ、やっぱなんでもないです……」
キッチンの奥からジロリと向けられたミアさんの視線に、神様はそっと目を逸した。
俺が五年間支払い続けていた金額の八割がよく分からない闇に消えていた事が判明しつつあるが、そもそも適正価格で飲食すれば何時の間にか借金が返済されるというよく分からない返済方法なので、瑣末な話だった。
「そう言えばリューたんもう聞いた? この子、前の遠征でまた大怪我したんやで」
「いえ、聞いていません」
誤魔化すように神様が変えた話題に、リオンさんは僅かに顔を苦そうに歪めた。
「他の子ら助けてのことやし、熟練度もめっちゃ上がって、ええことではあるんやけどな……。聞いてやリューたん、そんで褒めて叱ったって」
「承ります」
以前神様からもめちゃくちゃに殴られたのに、また怒られるのか。リオンさんの冷たく固められた無表情から、そっと目を逸してしまう。
「この前の遠征で、うちの子ら、武器まで溶かしてまう気持ち悪い腐食液吐き出す大量のモンスターに遭遇したんよ。で、大怪我した子らが出たからって、この阿呆は一人でそのモンスター共に突っ込んで行って一人で殿を引き受けたんやって。それも自分の槍も溶かされたからって、素手でやで。いくらある程度腐食液を焼き払えるからって、自分の魔法で大火傷するんなら結局一緒やってのに……。帰って来た時なんか傷だらけで、特に両手は火傷か爛れなんかわからんほどグッチャグチャのグッログッロで、そりゃもうひっどい状態やったんやで」
「手を」
神様の説明を受けたリオンさんは、俺を見つめてただ短くそれだけを発した。
大人しくカウンター越しに手を差し出すと、そっと両手で包み込まれ、そして指を曲げられたり広げられたりと一通り検分される。くすぐったい。
「治療がよかったのですね。後遺症もないようだ」
少しだけリオンさんの顔が綻んだように見えたが、
「冒険者さん、人を助ける行為自体は尊ばれるべき素晴らしい行いです。しかしいくらその身が呪いそのものであるスキルに縛られているからとは言え、安易に自殺するような真似は控えるべきだ」
次の瞬間にはまた何時もの冷たい表情で、きつい言葉を投げ掛けられたので、気のせいだったようだ。
「店員さん、もう呆けたんですか? 何回か言ってますけど、俺のスキルは呪いじゃなくて、憧れた正義から、恩人から貰った生きる意味そのものです。いくら店員さんでもそれを侮辱するなら許しません」
「……」
「……」
無言でリオンさんと睨み合うこと数秒、リオンさんは小さく溜息を吐いた。
「貴方がLv.4になって、もう長い。先程の件も踏まえると、Lv.5が見えて来てもおかしくない頃でしょう。この手も、随分と大きくなった」
「……」
「だが、今のあなたには、かつての切り札とも言えるスキルもない。もう身体諸共心が燃え尽きて死んでしまう事はないのでしょうが、心が死なずとも人は簡単に死んでしまう」
「ただの残り火でも、誰かの助けを求める声があれば、俺は強くなれます。今回も求められたからこそ戦った。それにあの頃よりも、強くなった」
「それでも、です。例えあなたが憧れを抱いてしまった間違えた愚か者より強くなっても、無理をすれば死んでしまうのです」
リオンさんの手は、少しだけ震えていた。一瞬だけ迷ったが、それでも俺には、どうしても否定しなければならないことがあった。
「間違ってるのは俺なんかがその人に憧れたことで、その人は間違えてなんかない。だって、あの夜俺を、俺達を救ったのは──」
「その話はもういい。今は関係ありません。ともかくです。私はあなたが死ねば悲しいし、あなたはまだ借金の返済も終えていない。私が言いたいのはそれだけです」
強引に話を終わらせたリオンさんに、俺は何も言えなくなっていた。
そうか。リオンさんは、俺が死ぬと悲しいのか。悲しんでくれるのか。
「リューたん、リューたん。手、大丈夫なん? 素肌触られんの無理やったんやろ? セクハラされとるけど」
神様のそんな笑いを含んだ声にふと我に返った。何時の間にか席から立ち上がり、触診のために添えられていたリオンさんの右手を握り返していた事に気づく。
リオンさんも俺の顔と手を交互に見比べて、そして次の瞬間には俺の手を打ち払い、流れるような動作で左手で俺の頬を叩いていた。
「あーあ、こりんなあ、自分!」
鳴り響いた綺麗な平手の音に、心底楽しそうにケタケタと笑って神様は勢い良く席を立ち、自身のファミリアが占領する一角へと走りながら叫ぶ。
「聞いてえな、みんな! ベートに続いてニルスも粗相やで! しかもうちを差し置いてエルフの店員さんにセクハラするなんて最低な粗相や! 吊るせ吊るせ!」
「おや、それは良くない。あのセクハラ誹謗中傷
「我が同胞を辱めるとは最低だなあのセクハラ屁理屈暴言
低俗神様の呼び声に、アラフォーロリコン勇者と児童虐待ママの楽しそうな号令が重なる。
意味不明かつ理不尽な身の危機を感じていると、ロキ・ファミリアの団員達がロープを構えながらじりじりとにじり寄ってくる。吊るされているベートと目が合い鼻で笑われたが、その状況でよくそんなことができると感心する。頭おかしくなったのだろうか、あのおつむが幼稚な察して狼ちゃんは。
「良い家族ですね、セクハラ
微笑ましそうに悪意なく小さく笑うリオンさんに思わず反論しかけたが、それよりも早く彼女の背後から、ミアさんの拳が後頭部に振り下ろされていた。
突然の衝撃に目を白黒させているリオンさんに、ミアさんが怒鳴る。
「何が良い家族ですねだ、このポンコツエルフ! 自分から手握ったくせに何で客ぶん殴ってんだい!? あの神に騒ぐ口実与えちまっただろうが!」
「……私は何時もやりすぎてしまう」
「何誤魔化してんだい!」
ミアさんに怒られ落ち込んでいるリオンさんに、俺は徐々に狭まる団員たちの包囲網から逃げることを諦め、笑顔で返した。
「良い家族ですね、ポンコツエルフさん」
* * *
かつてダンジョン都市オラリオには、暗黒期と呼ばれた時代があった。
暗黒期のオラリオにおいて、《正義》を掲げる
暗黒期のオラリオにおいて、《悪》を名乗る集団に
しかし、正義を掲げた少女は、悪によって愛する
そして少女の復讐の過程によって最愛の
落ちた正義の使者である少女と、それに憧れたかつて悪だった少年。
殺戮によって暗黒期を終わらせ、自分達も終わり行くはずだった少女と少年は、しかしそれぞれ新たな家族によって救われて今もなおダンジョン都市オラリオで生きている。
かつての少女──リュー・リオンは、とある酒場で店員として。
かつての仲間達の正義の成果を見届けるため。そして、間違えた正義に今も憧れるかつての少年を正すという、最後の責任を果たすために。
かつての少年──ニルス・アズライトは、とあるファミリアで冒険者として。
あの夜に伝えられた妹の最期の言葉を叶えるために。そして、憧れた正義を騙り、正義の存在を証明するために。
故に、これは彼と彼女の【正義を巡る物語】。
ダンジョン都市に迷い込んだ一匹の白兎の存在によって新たに始まる、一時期は【
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【とうじょうじんぶつ】
ニルス・アズライト
・失言&暴言標準装備型主人公
・高位存在への変身という使用条件付きレア魔法を発現させたが故に嬉々として神々に【ヒーロー】(第二候補はニチアサ)という二つ名を付けられたが、使用条件が不明で一度たりとも発動出来たことがないが故に【ピエロ】と呆れられて掌返しされた残念冒険者
・『ロキ・ファミリア』の冒険者さん
リュー・リオン
・バーテンダー的独自システム構築型ヒロイン
・本日のお酒は「ちょっと特別なドワーフの火酒」
・『豊穣の女主人』の店員さん
冒険者になりたての純朴そうなヒューマンの少年
・主人公の脳を破壊しに来る原作主人公
ロキ
・第一話のカウンター席への飛入り客
・少年のような体格で中年親父のような性格の、主人公所属ファミリアの低俗女神様
・「それでトリックスターとか恥ずかしくないんですか?」と地味にアイデンティティを傷つけてくる主人公をこらしめたい
ベート・ローガ
・第一話の酒場に居合わせた客その1
・主人公の同僚兼友人のおつむが幼稚な察して狼ちゃん
・主人公のことを「存在自体がネタなくせにシリアスぶってる勘違い野郎な上に、貢いでる酒場のエルフから雄として見られてないクソザコナメクジ。貢いでないだけ俺の方がマシ。笑える」と思って見下してる。周りからは同類扱いされている。
フィン・ディムナ
・第一話の酒場に居合わせた客その2
・主人公の頼りになる上司であるロリコン
・主人公に対して「本当に風評被害はやめてほしい。火のない所に煙は立たないとか、うるさい黙れ。18にもなって10歳児並の拗らせ方してる男に人権はない」と青筋を立てながら、月のない夜に背中を見つめていることがある。
リヴェリア・リヨス・アールヴ
・第一話の酒場に居合わせた客その3
・主人公の頼りになる上司である児童虐待ママ
・主人公とは「虐待と言われるほど折檻はしていない。おおん? された方がどう思うかだと? よろしい表に出ろ」と活発な議論を交わす仲。ただし用いる言語は肉体言語のみ。原作より物理攻撃力高め。
ミア・グランド
・『豊穣の女主人』の女将さん兼お母さん
・本日のオススメの一品は「白兎の蜂蜜と香草煮込み」