2023年に亡くなった作家大江健三郎さんや音楽家坂本龍一さんらが呼びかけ人となり、2011年の東京電力福島第1原発事故後から続く「さようなら原発」運動の全国集会が8日、東京・代々木公園で開かれた。主催者発表で約3000人が参加。冷たい小雨が時折降る中、脱原発を求める熱い声を上げた。
◆「日本最大の公害事件の責任は誰に」
呼びかけ人の1人でルポライターの鎌田慧さんは集会で、各地での原発再稼働の動きを受け「限りなく早く原発を止めるという事故後の誓いを破り、少しでも多くやるというのは絶対に認められない」と訴えた。
福島での原発事故を巡り、業務上過失致死傷の罪で強制起訴された旧経営陣の無罪が確定することに、福島県内から参加した原発事故被害者団体連絡会の大河原さきさんは「日本最大の公害事件の責任は誰にもないのでしょうか。こんな判決は間違っています」と語気を強めた。
参加者らは「守ろう地球環境 脱原発」「No More Fukushima」などと書いたプラカードを掲げた後、公園周辺をデモ行進。「再稼働反対」「福島を忘れるな」などと声を上げた。(山口登史)
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