室蘭 女子高校生行方不明から24年 情報提供を呼びかけ
室蘭市で、当時16歳の女子高校生が行方不明になってから6日で24年となるのにあわせ、警察が商業施設の前で情報提供を呼びかけました。
室蘭栄高校の1年生だった千田麻未さん(当時16歳)は、2001年3月6日、アルバイト先のパン屋へ行くと言って自宅を出たあと、午後1時半ごろに市内の商業施設で見かけられたのを最後に行方が分からなくなっています。
行方不明になって24年となる6日、千田さんが立ち寄った商業施設の前で、警察が写真が入ったポスターを見せながら買い物客に情報提供を呼びかけました。
警察によりますと、去年1年間に「似ている人がいる」などの情報があわせて29件寄せられましたが、有力な手がかりは得られていないということです。
室蘭警察署の杉田正刑事・生活安全官は「24年が経過しているが、諦めずに捜査を続けていきたい。どんな小さなことでもかまわないので、情報提供をお願いしたい」と話していました。
情報提供は室蘭警察署で受け付けていて、電話番号は0143−43−4220です。