Winter23 フローの関連レコードの更新が少し変わるよ(プロセスビルダーに似てるよ)
自由なだけ自分で定義付けをきちんと行わないといけないフローですが、ちょっとだけ歩み寄ってくれたようです。
Admin
2023/08/15 17:13:06
前回の予告のとおり、今回は新しくなった「フローでの関連レコードの更新」について書きます。
◇ SALESFORCE HELP >DOCS >SALESFORCE RELEASE NOTES > Salesforce Winter'23 Release Notes >Salesforce Flow >Flow Builder >Flow Builder Updates >Use Record-Triggered Flows to Update Related Records
前回の記事でも少し出ていましたが、「商談が成立(ISWonがTrueになる)したときに完了予定日を元の値で更新」するフローに、「関連する取引先の「成立済み(カスタムのチェックボックス項目)」にチェックを入れる」レコード更新の要素を追加します。
※変更になったところを確認したいので、設定手順は部分的に省略しています。
「+」をクリックして「レコードを更新」要素を追加します。

①「更新するレコードを検索してその値を設定する方法」のところで、「Update records related to the 商談 record that triggered the flow.」を選択します。
※現在は英語表記のままですが、おそらく絶賛翻訳中でそのうち日本語訳に切り替わると思います。
②「Select Related Records」で、取引先レコードを指定します。
③「検索条件を設定」で、②のレコードが複数存在する場合に、更新するレコードを絞り込む条件を設定します。今回は「None - Update All Related Records」を選択し、レコードをは絞り込んでいません。

②での関連する取引先の指定は、
$Record (トリガとなった商談レコード)→Account(関連している取引先のID)という流れで指定します。

そう、私たちはプロセスビルダーの「レコードを更新」アクションで、似たような選択肢を提示され続けてきました。

選択肢「レコードを識別する条件を指定し、項目を個別に設定」から行う操作とあまり変わらないかもしれませんが、プロセスビルダーに慣れ親しんてきた方は、こちらの方がわかりやすく、あまり抵抗がないと思います。
なんだかちょっと涙が出そうになりました。プロセスビルダーは引退しても、培ってきたものはなくなるわけではないのですね。
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公開:2022年8月22日
更新①:2023年8月15日
◇ SALESFORCE HELP >DOCS >SALESFORCE RELEASE NOTES > Salesforce Winter'23 Release Notes >Salesforce Flow >Flow Builder >Flow Builder Updates >Use Record-Triggered Flows to Update Related Records
Use Record-Triggered Flows to Update Related Records↓日本語訳です。
Now you can use record-triggered flows to update any records related to the triggering record.
Where: This change applies to Lightning Experience and Salesforce Classic in Essentials, Professional, Enterprise, Performance, Unlimited, and Developer editions.
How: Use the Update Records element and select Update records related to the objectName record that triggered the flow. Then, select the related records you want to update. You can also set filters to update only certain related records. If you don’t specify a filter, all related records are updated.
レコードトリガ型フローで関連レコードを更新する
レコードトリガのフローで、トリガとなったレコードに関連するレコードを更新することができるようになりました。
対象:この変更は、Essentials、Professional、Enterprise、Performance、Unlimited、および Developer エディションの Lightning Experience と Salesforce Classic に適用されます。
方法 :「レコードを更新」要素を使用し、「Update records related to the オブジェクト名 record that triggered the flow.」を選択します。次に、更新したい関連レコードを選択します。また、特定の関連レコードのみを更新するようにフィルタを設定することも可能です。フィルタを指定しない場合は、すべての関連レコードが更新されます。
プレリリース組織で確認しました
前回の記事でも少し出ていましたが、「商談が成立(ISWonがTrueになる)したときに完了予定日を元の値で更新」するフローに、「関連する取引先の「成立済み(カスタムのチェックボックス項目)」にチェックを入れる」レコード更新の要素を追加します。
※変更になったところを確認したいので、設定手順は部分的に省略しています。
「+」をクリックして「レコードを更新」要素を追加します。
①「更新するレコードを検索してその値を設定する方法」のところで、「Update records related to the 商談 record that triggered the flow.」を選択します。
※現在は英語表記のままですが、おそらく絶賛翻訳中でそのうち日本語訳に切り替わると思います。
②「Select Related Records」で、取引先レコードを指定します。
③「検索条件を設定」で、②のレコードが複数存在する場合に、更新するレコードを絞り込む条件を設定します。今回は「None - Update All Related Records」を選択し、レコードをは絞り込んでいません。
②での関連する取引先の指定は、
$Record (トリガとなった商談レコード)→Account(関連している取引先のID)という流れで指定します。
プロセスビルダーの簡便さを受け継ぐフロー
皆さん、こちら、なんとなく見覚えがありませんか?そう、私たちはプロセスビルダーの「レコードを更新」アクションで、似たような選択肢を提示され続けてきました。
選択肢「レコードを識別する条件を指定し、項目を個別に設定」から行う操作とあまり変わらないかもしれませんが、プロセスビルダーに慣れ親しんてきた方は、こちらの方がわかりやすく、あまり抵抗がないと思います。
なんだかちょっと涙が出そうになりました。プロセスビルダーは引退しても、培ってきたものはなくなるわけではないのですね。
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公開:2022年8月22日
更新①:2023年8月15日
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