Winter'23 ISCLONE関数がフローでも使えるように
今までなかったのが不思議。
Admin
2023/08/15 17:12:19
ワークフローとプロセスビルダーのリタイアが決まり、できるだけ新規の自動化はフローで作ろうとしたものの、この関数が使用できないことで回れ右をして引き返した経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お待たせしました。ISCLONEがフローに登場です。
◇ SALESFORCE HELP >DOCS >SALESFORCE RELEASE NOTES > Salesforce Winter'23 Release Notes >Salesforce Flow >Flow Builder >Flow Builder Updates >Use ISCLONE in Record-Triggered Flow Formulas
レコードトリガフローを選択して【作成】をクリックします。

次のように「開始」を設定します。
オブジェクト:商談
トリガを設定:レコードが作成された
エントリ条件を設定:数式の評価が Trueになる
数式:ISCLONE()
フローを最適化:アクションと関連レコード

「レコードの更新」要素を追加します。
更新するレコードを検索してその値を設定する方法:フローをトリガした商談レコードを使用
検索条件を設定:なし ー 常にレコードを更新
商談の項目値をレコードに設定:項目 Description|値 コピーレコードです😎

フローを保存して有効化し、商談レコードをコピーしてみました。

ちゃんと動いてますね!
レコードのコピーはとても便利ですが、変更すべき項目をそのままにしてしまうこともありますし、取り扱いには気を付けなくてはいけません。フローでレコードのコピーを区別して処理を実行できるようになると、レコードの管理もしやすくなりますね。
Winter’23のスケジュールが出ました
Winter’23のプレリリース組織が取得できますよ
Winter’23で適用となる「拡張個人情報管理」、Spring’22でカスタマイズが可能に
【速報】拡張ドメインの適用が Spring'23(2023年の2月)に延期になりました!
Winter’23 項目作成時の権限セットに対する項目レベルセキュリティの設定(ベータ版)
Winter'23 フローの要素のカット&ペーストが変わるよ
Winter23 フローの関連レコードの更新が少し変わるよ(プロセスビルダーに似てるよ)
フローを食わず嫌いしている人へ
バージョンアップとは(プレミアムコンテンツ)
プレビューとは(プレミアムコンテンツ)
公開:2022年8月23日
更新①:2023年8月15日
お待たせしました。ISCLONEがフローに登場です。
◇ SALESFORCE HELP >DOCS >SALESFORCE RELEASE NOTES > Salesforce Winter'23 Release Notes >Salesforce Flow >Flow Builder >Flow Builder Updates >Use ISCLONE in Record-Triggered Flow Formulas
Use ISCLONE in Record-Triggered Flow Formulas↓日本語訳です。
Record-triggered flows for new and updated records now support the ISCLONE formula function. Copy your Process Builder or workflow rules formulas containing these functions into record-triggered flows. None of these formula functions are available in flows triggered when a record is deleted.
Where: This change applies to Lightning Experience and Salesforce Classic in Essentials, Professional, Enterprise, Performance, Unlimited, and Developer editions.
How: When copying formulas containing ISCLONE into record-triggered flows, use the $Record global variable instead of the object. For example, to use ISCLONE (account.x) in a record-triggered flow formula, change it to ISCLONE ($Record.x).
レコードトリガフローの計算式でISCLONEを使用する
新規レコードおよび更新レコードのレコードトリガフローが、ISCLONE式関数をサポートするようになりました。これらの関数を含むプロセスビルダーまたはワークフロールールの数式をレコードトリガフローにコピーしてください。レコードの削除をトリガとするフローでは、これらの式関数は使用できません。
対象:この変更は、Essentials、Professional、Enterprise、Performance、Unlimited、および Developer エディションの Lightning Experience と Salesforce Classic に適用されます。
方法:ISCLONE を含む数式をレコードトリガフローにコピーする場合、オブジェクトの代わりに $Record グローバル変数を使用します。たとえば、レコードトリガーフローの数式で ISCLONE (account.x) を使用するには、ISCLONE ($Record.x) に変更します。
ISCLONE関数のおさらい
ISCLONEはその名のとおり、レコードがあるレコードからコピーされたものかどうかを判別します。コピーである場合、結果はTrue、そうでない場合はFalseが返されます。プレリリース組織で確認しました
商談をコピーしたら、テキスト項目「説明」に「コピーレコードです😎」と入力されるフローを作ります。レコードトリガフローを選択して【作成】をクリックします。
次のように「開始」を設定します。
オブジェクト:商談
トリガを設定:レコードが作成された
エントリ条件を設定:数式の評価が Trueになる
数式:ISCLONE()
フローを最適化:アクションと関連レコード
「レコードの更新」要素を追加します。
更新するレコードを検索してその値を設定する方法:フローをトリガした商談レコードを使用
検索条件を設定:なし ー 常にレコードを更新
商談の項目値をレコードに設定:項目 Description|値 コピーレコードです😎
フローを保存して有効化し、商談レコードをコピーしてみました。
ちゃんと動いてますね!
レコードのコピーはとても便利ですが、変更すべき項目をそのままにしてしまうこともありますし、取り扱いには気を付けなくてはいけません。フローでレコードのコピーを区別して処理を実行できるようになると、レコードの管理もしやすくなりますね。
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公開:2022年8月23日
更新①:2023年8月15日
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