Winter’23 ワークフロールールがDeveloper Edition以外で作成不可になるそうで
永遠のお別れにはならないようです
Admin
2023/08/15 17:06:12
以前の記事でも少し言及していたのですが、現実から目を逸らしたくて以降は触れずにおりました、終わりの始まりの詳細について書かせていただきます。
◇ SALESFORCE HELP >DOCS >SALESFORCE RELEASE NOTES > Salesforce Winter'23 Release Notes >Salesforce Flow > Flow Builder >Flow Management >Block New Workflow Rule Creation
こちらの記事を書いたときは、英語でメッセージが表示され、新規でワークフロールールを作成することができませんでした。
※プレリリース組織は頻繁に仕様が変わることがあるので、このときは正しい状態ではなかったのだと思います。
本日あらためてワークフローの新規作成を試みると、選択肢が与えられました。

「ワークフロールールで続行」か
「Flow Builder で作成」か
リリースノートに記載があったように、管理パッケージにワークフローが含まれる場合を考慮して、Developer Editionでは新規作成ができるようですね。
「ワークフロールールで続行」をクリックすると、慣れ親しんだ作成画面が表示されて嬉しくなります。

◇ SALESFORCE ヘルプ >ドキュメント >ビジネスプロセスの自動化 >フローとワークフロールールの同等の機能
移行作業に苦労されていらっしゃる方には参考になるかもしれません。
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公開:2022年9月6日
更新①:2023年8月15日
◇ SALESFORCE HELP >DOCS >SALESFORCE RELEASE NOTES > Salesforce Winter'23 Release Notes >Salesforce Flow > Flow Builder >Flow Management >Block New Workflow Rule Creation
Block New Workflow Rule Creation↓日本語訳です。
The next step toward retiring Workflow Rules is to disable the creation of workflow rules. You can still activate, deactivate, and edit any existing workflow rules. And you can still create automations in Flow. To test and create workflow rules for use in managed packages, developer orgs still allow you to create workflow rules.
Where: This change applies to Lightning Experience and Salesforce Classic in Essentials, Professional, Enterprise, Performance, and Unlimited editions.
Why: Most workflow builder use cases are now supported in and work better in Flow. We understand that migrating your workflow rules may take some time, but creating more workflow rules potentially creates more migration work later on. Use the Migrate to Flow tool to make the move. For edge cases that the Migrate to Flow tool doesn’t support, refer to Equivalent Features in Flows and Workflow Rules for tips on manual migration.
新規ワークフロールール作成の禁止
ワークフローの廃止に向けた次のステップは、ワークフロールールの作成を禁止することです。既存のワークフロールールは、引き続き有効化、無効化、および編集することができます。また、フローで自動化を作成することもできます。管理パッケージで使用するワークフロールールをテストおよび作成するために、Developer組織では、ワークフロールールを作成することを許可しています。
対象:この変更は、Essentials、Professional、Enterprise、Performance、および Unlimited エディションの Lightning Experience と Salesforce Classic に適用されます。
理由: ワークフロービルダーのほとんどのユースケースは、フローでサポートされるようになり、より効果的に動作するようになりました。ワークフロールールの移行に時間がかかることは理解していますが、ワークフロールールを増やすと、後で移行作業が増える可能性があります。移行を行うには、[フローに移行]ツールを使用してください。[フローに移行]ツールがサポートしないまれなケースについては、「フローとワークフロールールの同等機能」を参照して、手動で移行するためのヒントを得てください。
プレリリース組織(Developer)でもう一度確認してみました
こちらの記事を書いたときは、英語でメッセージが表示され、新規でワークフロールールを作成することができませんでした。
本日あらためてワークフローの新規作成を試みると、選択肢が与えられました。
「ワークフロールールで続行」か
「Flow Builder で作成」か
リリースノートに記載があったように、管理パッケージにワークフローが含まれる場合を考慮して、Developer Editionでは新規作成ができるようですね。
「ワークフロールールで続行」をクリックすると、慣れ親しんだ作成画面が表示されて嬉しくなります。
ところでプロセスビルダーはどうなるの?
こちらの記事を読み返すと、そろそろ[フローに移行]ツールがプロセスビルダーにも対応するはずなのですが、情報を見つけられておりません。ご存じの方がいらっしゃいましたら、コメントなどで教えていただけると助かります。機能の対照表?が用意されていた
さらっとリリースノートで紹介されていましたが、いつのまにか便利なページができていました。◇ SALESFORCE ヘルプ >ドキュメント >ビジネスプロセスの自動化 >フローとワークフロールールの同等の機能
移行作業に苦労されていらっしゃる方には参考になるかもしれません。
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Winter'23 ISCLONE関数がフローでも使えるように
Winter'23 取引先・取引先責任者・商談の項目とセクションがLightningページで編集可に
Winter'23 カスタム住所項目が作成可能に
Winter’23 カスタムレポートタイプの構造が図で示されるようになるよ
公開:2022年9月6日
更新①:2023年8月15日
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