Salesforceの実際の設定と脳内のでの想定の差
自戒の意味も含めて、取り組む姿勢等を書いてみました。
つけ麺は中太麺派
2022/10/28 11:01:12
Salesforceに限らずですが、改めて大事だと思ったことを書き出してみます。
それぞれについて、思いの丈を書いてみます。
Aのオブジェクトに関連付けているBのオブジェクトの項目の内容を表示させる場合でも、
「数式で表示した方が良い場合」「自動化機能で実施した方が良い場合」「手で入力した方が良い場合」等、現在の設定の状況や、データを作る順番(カスタムオブジェクトAでレコードを作成した後に、Bを紐づける場合等)によって、やり方が変わってくるので、その辺りの考慮に入れる必要があります。
とはいえ、「できなかった」で終わらせるわけにはいかないのでSandboxで、ゴリゴリ頑張ってみるのですが、テストデータの作成大変だったり、テストデータでは上手くいったのに本番と同様のデータでは上手くいかなかったり…ということも多々あります。
そういう時のために、Partial Copy SandboxやFull Sandboxで本番データを保持しつつ、動作のテストをすることもできます。
設定した手順を残しつつも、そうはいっても全部が全部残せていない場合に、助けになるのが「設定変更履歴の参照」です。
過去20回の履歴は画面に表示され、過去180日間にわたる設定の変更履歴をCSVでダウンロードできるので、自分が変更したものを確認できます。
こちらも、私だけなのかもしれないのですが、ヘルプや関連ブログ、* 質問広場~初心者から上級者まで~ 日本 *(Trailhead内での有識者の助け合いグループ)、英語に翻訳してみるなどして、上手くいかなかった原因を探していると、途中で知らなかった制限や目からウロコ!な使い方などを発見してしまい、読み漁ってしまうことがあります…自分の知識が増えるのは良いことですが、今調べていることから離れて行ってしまうので、横道にそれ過ぎるのには注意が必要です。
絶対ありえないパターン例)
前提:入力規則で、商談が一旦「成立」になったもののフェーズは変更できないように設定済
⇒商談が「成立」から「それ以外」に変更するパターンはテスト不要
変更を依頼してきた部署と、実際に使用する部署が違う場合もありますので、ユーザさんみんなが幸せになる組織を目指すためにもユーザさんにぜひご協力いただきたいものです。
<Sandbox>
・【会員限定記事】テストとリリース ②Sandboxを作成する
・Partial Copy Sandboxの作成方法
・使用されていない Sandbox の有効期限
<設定変更履歴>
・設定変更履歴を使用した設定変更の監視
<数式項目関連>
・【会員限定記事】データ品質の管理 ①入力規則とは
・【会員限定記事】データ品質の管理 ②主な関数
・【会員限定記事】データ品質の管理 ③入力を必須にする入力規則
・【会員限定記事】データ品質の管理 ④条件付きで入力を必須にする入力規則
・【会員限定記事】データ品質の管理 ⑤データの形式をチェックする入力規則
・【会員限定記事】データ品質の管理 ⑥データの整合性を保つ入力規則
・数式項目で取引先に登録した都道府県からエリアを表示する
・除算(/)の数式項目では、分母が 0 (ゼロ)になるときに返す値も一緒に設定する
1.実装方法を考える
2.実際に手を動かしてみる
3.手順を残す
4.途中でゴールを見失わない
5.確認を「最低限のパターン」でかつ「漏れなく実施」する
6.最後にユーザさんにテストしてもらう
それぞれについて、思いの丈を書いてみます。
1.実装方法を考える
答えは一つではないので、色々な手法が存在します。Aのオブジェクトに関連付けているBのオブジェクトの項目の内容を表示させる場合でも、
「数式で表示した方が良い場合」「自動化機能で実施した方が良い場合」「手で入力した方が良い場合」等、現在の設定の状況や、データを作る順番(カスタムオブジェクトAでレコードを作成した後に、Bを紐づける場合等)によって、やり方が変わってくるので、その辺りの考慮に入れる必要があります。
2.実際に手を動かしてみる
私も頭で「できるだろう」と思っていて、実際やってみたときに上手くいかないということがかなりあります💦とはいえ、「できなかった」で終わらせるわけにはいかないのでSandboxで、ゴリゴリ頑張ってみるのですが、テストデータの作成大変だったり、テストデータでは上手くいったのに本番と同様のデータでは上手くいかなかったり…ということも多々あります。
そういう時のために、Partial Copy SandboxやFull Sandboxで本番データを保持しつつ、動作のテストをすることもできます。
3.手順を残す
色々設定をしているうちに、自分がどんな設定をしたのかよくわからなくなってしまうこともあるかと思います…(もしかして私だけですかね!?)設定した手順を残しつつも、そうはいっても全部が全部残せていない場合に、助けになるのが「設定変更履歴の参照」です。
過去20回の履歴は画面に表示され、過去180日間にわたる設定の変更履歴をCSVでダウンロードできるので、自分が変更したものを確認できます。

4.途中でゴールを見失わない
こちらも、私だけなのかもしれないのですが、ヘルプや関連ブログ、* 質問広場~初心者から上級者まで~ 日本 *(Trailhead内での有識者の助け合いグループ)、英語に翻訳してみるなどして、上手くいかなかった原因を探していると、途中で知らなかった制限や目からウロコ!な使い方などを発見してしまい、読み漁ってしまうことがあります…自分の知識が増えるのは良いことですが、今調べていることから離れて行ってしまうので、横道にそれ過ぎるのには注意が必要です。5.確認を「最低限」のパターンでかつ「漏れなく実施」する
商談のフェーズなどの選択リスト値や、複数選択リスト値に関連する自動化、数式項目、連動項目など、「値」が多くあり、パターンが沢山ある場合に、漏れなく全パターンをチェックしたくなります…ただ、それをやっていると膨大な時間がかかりますし、「動きとして同じと見なされるパターン」と「絶対にありえないパターン(管理者としてNGにしたいパターン)」も存在します。絶対ありえないパターン例)
前提:入力規則で、商談が一旦「成立」になったもののフェーズは変更できないように設定済
⇒商談が「成立」から「それ以外」に変更するパターンはテスト不要
6.最後にユーザさんにテストしてもらう
こちらでどんなに入念にテストしても、ユーザさんは想像の斜め上を行く使い方をしているものだと思っています…可能であれば、よくSalesforceを使用している方に、追加した機能以外の部分も含め一連の流れでやってみていただくのが一番です。変更を依頼してきた部署と、実際に使用する部署が違う場合もありますので、ユーザさんみんなが幸せになる組織を目指すためにもユーザさんにぜひご協力いただきたいものです。
関連記事・ヘルプ
※【会員限定記事】をご覧いただくためには、画面右上からユーザ登録が必要です。<Sandbox>
・【会員限定記事】テストとリリース ②Sandboxを作成する
・Partial Copy Sandboxの作成方法
・使用されていない Sandbox の有効期限
<設定変更履歴>
・設定変更履歴を使用した設定変更の監視
<数式項目関連>
・【会員限定記事】データ品質の管理 ①入力規則とは
・【会員限定記事】データ品質の管理 ②主な関数
・【会員限定記事】データ品質の管理 ③入力を必須にする入力規則
・【会員限定記事】データ品質の管理 ④条件付きで入力を必須にする入力規則
・【会員限定記事】データ品質の管理 ⑤データの形式をチェックする入力規則
・【会員限定記事】データ品質の管理 ⑥データの整合性を保つ入力規則
・数式項目で取引先に登録した都道府県からエリアを表示する
・除算(/)の数式項目では、分母が 0 (ゼロ)になるときに返す値も一緒に設定する
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