「取引先チーム」の一括メンテナンス
一括機能を上手く使いこなしたいものです
つけ麺は中太麺派
2022/10/17 14:44:01
「取引先チーム」を柔軟に設定したい。「デフォルトのチームの設定」では個々で登録するのが大変💦といった場合に、一括で設定する方法があるのか調べてみたので、記事にしてみたいと思います。
【使用するツール】
・Dataloader
まず、【組織の共有設定】と「チームを使用した取引先のアクセス権に関する考慮事項」を確認します。
※共有設定については、わかりやすい図解入りで【会員限定】アクセスレベル ①共有設定とは にも記事があります。
一括で登録する場合やメンテナンスをする場合は、以下の手順で実施するのがスムーズかと思います。
① テストデータで入れてみたものをExport
② メンテナンスや入っているデータの内容に合わせてデータを準備
③ InsertやUpsert、Delete
④ Exportして最終確認
⑤ 実際のデータをランダムで確認
※ユーザIDの一覧と、取引先IDの一覧は別途準備いただき、取引先チーム用のファイルを作成されるのが正確かつ早いかと思います。
・必要な項目:(API名をヘッダーにしておくと、Dataloaderでマッピングする際に という機能が使えるため、かなり楽です。)
① ACCOUNTID:取引先ID
② ACCOUNTACCESSLEVEL:取引先への権限(※権限表を参照)
③ CONTACTACCESSLEVEL:取引先責任者への権限(※権限表を参照)
④ OPPORTUNITYACCESSLEVEL:商談への権限
⑤ TEAMMEMBERROLE:取引先チーム内での役割を指定
(注)取引先チームは、商談チームと役割を共有するため、取引先チーム内の役割を削除すると、その役割は、商談チーム内の役割として表示されなくなります。)
⑥ USERID:取引先チームに追加したいユーザID
※権限表※
・データ作成の際にあると便利な項目
① 取引先名
② ユーザ名
2.ファイルを作成したら、Dataloaderを使用してInsertします。
※ポイント※「Show all Salesforce objects」にチェックを入れます。
この後は、ファイルを指定し、通常のInsertと同様の流れで進んでいきます。
1.まず変更したい取引先チームの情報をExportします。
2.「取引先チームメンバー」を選択します。
※ポイント※「Show all Salesforce objects」にチェックを入れます。

3.ファイルのエクスポート先を指定し、エクスポートしたい項目を選択します。
※「Choose the query fields below.」の欄には表示されていませんが、「Account.Name」を追加することで、「取引先名」も一緒にExportできます。
【Export例】
↑UTF-8を指定してExcelにデータ展開をしています。
4.Exportを実行します。
(訳)エクスポートを実行するように選択しました。[はい]をクリックして開始してください。続行しますか?
Updateあくまで「今ある情報の更新」です。
① ACCOUNTID:取引先ID
② ACCOUNTACCESSLEVEL:取引先への権限(※権限表を参照)
③ CONTACTACCESSLEVEL:取引先責任者への権限(※権限表を参照)
④ OPPORTUNITYACCESSLEVEL:商談への権限
⑤ TEAMMEMBERROLE:取引先チーム内での役割を指定
(注)取引先チームは、商談チームと役割を共有するため、取引先チーム内の役割を削除すると、その役割は、商談チーム内の役割として表示されなくなります。)
⑥ USERID:取引先チームに追加したいユーザID
参考までにUpsertする際に選択できる項目は以下になります。
指定できる項目は、Idのみです。
ここで記載しているidは、「01M」で始まる「取引先チーム」内のidです。
ここまで記載しておいて…というところはありますが、以下の対応が主流になるのではないかなと思います。
・【取引先チームのメンバーを追加する】
・【取引先チームのメンバーを削除する】
プロセスビルダーで「取引先チームメンバー」の追加が「カスタム通知」でお知らせできるようにしてみた
【使用するツール】
・Dataloader
まず、【組織の共有設定】と「チームを使用した取引先のアクセス権に関する考慮事項」を確認します。
※共有設定については、わかりやすい図解入りで【会員限定】アクセスレベル ①共有設定とは にも記事があります。
一括で登録する場合やメンテナンスをする場合は、以下の手順で実施するのがスムーズかと思います。
① テストデータで入れてみたものをExport
② メンテナンスや入っているデータの内容に合わせてデータを準備
③ InsertやUpsert、Delete
④ Exportして最終確認
⑤ 実際のデータをランダムで確認
※ユーザIDの一覧と、取引先IDの一覧は別途準備いただき、取引先チーム用のファイルを作成されるのが正確かつ早いかと思います。
【取引先チームのメンバーを追加する】
1.インポートするデータを作成します。・必要な項目:(API名をヘッダーにしておくと、Dataloaderでマッピングする際に という機能が使えるため、かなり楽です。)
① ACCOUNTID:取引先ID
② ACCOUNTACCESSLEVEL:取引先への権限(※権限表を参照)
③ CONTACTACCESSLEVEL:取引先責任者への権限(※権限表を参照)
④ OPPORTUNITYACCESSLEVEL:商談への権限
⑤ TEAMMEMBERROLE:取引先チーム内での役割を指定
(注)取引先チームは、商談チームと役割を共有するため、取引先チーム内の役割を削除すると、その役割は、商談チーム内の役割として表示されなくなります。)
⑥ USERID:取引先チームに追加したいユーザID
※権限表※
権限 | CSV上で指定する値 |
編集・参照可能 | Edit |
参照のみ | Read |
非公開 | 空欄 or None |
① 取引先名
② ユーザ名
2.ファイルを作成したら、Dataloaderを使用してInsertします。
※ポイント※「Show all Salesforce objects」にチェックを入れます。
この後は、ファイルを指定し、通常のInsertと同様の流れで進んでいきます。
【取引先チームのメンバーの権限を変更する】
取引先チームの権限を変更するには、一旦は登録している内容を「Export」⇒「修正」⇒「Update」の流れで作業するとスムーズかと思います。1.まず変更したい取引先チームの情報をExportします。
※ポイント※「Show all Salesforce objects」にチェックを入れます。
3.ファイルのエクスポート先を指定し、エクスポートしたい項目を選択します。
【Export例】
4.Exportを実行します。
Updateあくまで「今ある情報の更新」です。
① ACCOUNTID:取引先ID
② ACCOUNTACCESSLEVEL:取引先への権限(※権限表を参照)
③ CONTACTACCESSLEVEL:取引先責任者への権限(※権限表を参照)
④ OPPORTUNITYACCESSLEVEL:商談への権限
⑤ TEAMMEMBERROLE:取引先チーム内での役割を指定
(注)取引先チームは、商談チームと役割を共有するため、取引先チーム内の役割を削除すると、その役割は、商談チーム内の役割として表示されなくなります。)
⑥ USERID:取引先チームに追加したいユーザID
参考までにUpsertする際に選択できる項目は以下になります。
【取引先チームのメンバーを削除する】
ここで記載しているidは、「01M」で始まる「取引先チーム」内のidです。
ここまで記載しておいて…というところはありますが、以下の対応が主流になるのではないかなと思います。
・【取引先チームのメンバーを追加する】
・【取引先チームのメンバーを削除する】
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