踏切ではねられ死亡、施設入所者の男性か 付き添い職員は車に
毎日新聞
2025/3/9 05:00(最終更新 3/9 05:00)
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8日午後3時ごろ、東京都国立市谷保のJR南武線・矢川―谷保間の踏切で、男性が立川発川崎行き快速電車にはねられ、搬送先の病院で死亡が確認された。警視庁立川署によると、国立市内の社会福祉施設に入所する、知的障害のある男性(40代)とみられ、詳しい状況を調べている。
立川署によると、この施設では日常的に、鉄道が好きな入所者を連れて電車を見に行っていたとみられる。この日も、複数の入所者が付き添いの男性職員と一緒に車で踏切に立ち寄っていた。
この男性ら入所者2人が踏切内にいたところ、電車の接近を知らせる警報音が鳴ったため、1人は踏切外に出たが、残った男性がはねられた。付き添いの職員は車に残っていたという。
JR東日本によると、この影響で上下線計22本が運休し、約1万1000人に影響した。【遠藤龍】
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