東武動物公園 ホワイトタイガーの家族に特別住民票

 8日の寒さから一転、県内は、朝からあたたかい晴れの一日となりました。

 その中、宮代町の東武動物公園では、ホワイトタイガーの家族に特別住民票が交付されました。

 9日の県内は、高気圧に覆われた影響で、朝から晴れとなり、日中の最高気温は、熊谷と鳩山で13.9度、久喜で13.5度、さいたまと秩父で13.3度と8日に比べ多くの地点で6度以上高くなりました。

 この陽気の中、9日、宮代町の住民として仲間入りしたのは、去年11月に誕生したホワイトタイガーの長男の「コタ」と次男の「ハク」、そして両親の4頭です。

 およそ300人が見守る中、午前中に行われた交付式には、特別に「コタ」と「ハク」も登場。

 宮代町の新井康之町長から東武動物公園を運営する東武レジャー企画の石附栄一社長に4頭の特別住民票が手渡されました。

 東武動物公園が飼育する動物の特別住民登録は、2011年にホワイトタイガーの「リュウ」が受けて以来、2度目となりました。

 また、園内では、枚数限定で来場者に4頭の特別住民票の写しも配られました。

SDGs QUEST みらい甲子園 埼玉県大会

 県内の高校生がSDGsに関する取り組みを発表する「SDGs QUEST みらい甲子園」が上尾市で開かれました。

 「SDGs QUEST みらい甲子園」は、高校生がSDGsについて考え地域課題を解決するアイデアを発表する大会で、今回で2回目です。

 県内の高校155チーム600人以上の応募があり、9日は、その中から書類やプレゼンテーション動画による審査を通過したファイナリスト12チームが参加しました。

 12チームは、1チーム2分間の持ち時間で研究内容を発表し、その中から、さいたま市立大宮国際中等教育学校のチームが、最優秀賞を受賞しました。

 チームは、AIを活用して衣服や花のリユース・リサイクルを自動で行うシステムを考えました。

 審査員からは、「実際に今起きている衣服やフラワーロスの問題を取り上げた夢のあるプラン」などと評価されました。

 最優秀賞を受賞したチームの代表者は、10月に「大阪・関西万博」で開かれるみらい甲子園特別イベントに招待されるということです。