国公立大学の２次試験の前期日程が、２５日から全国で始まりました。

　さいたま市桜区の埼玉大学では、教養学部と経済学部それに教育学部で試験が行われ、受験生は英語や国語などの教科に臨みました。

　ことしの埼玉大学の募集人員は、前期日程と後期日程合わせて５つの学部で１３６５人です。

　これに対して志願者数は７１７４人で、平均倍率は去年より０.８ポイント上昇し５.３倍となりました。

　埼玉大学では２６日、理学部、工学部、それに教育学部の一部で試験が行われ、３月６日に合格者が発表されます。

　また、３月１２日からは後期日程の試験が行われ、合格発表は３月２０日です。

　２５日未明、草加市で鉄骨２階建てアパートの一室が焼ける火事があり、男性１人が死亡しました。

　警察は、遺体がこの部屋の住人とみられる男性とみて身元の確認を進めています。

　２５日午前１時半ごろ、草加市中根の鉄骨２階建てアパートの２階の部屋で「２０２号室から煙が出ている」と、別の部屋に住む４０代の女性から１１９番通報がありました。

　火はおよそ１時間後に消し止められましたが、アパートの一室の一部が焼けました。

　この火事で男性１人が病院に搬送されましたが、およそ７時間後に死亡が確認されました。

　警察によりますと、部屋には７０代の男性が１人で暮らしているとみられ、火事のあと男性と連絡が取れていないということです。

　警察は、見つかった遺体がこの部屋の住人とみられる７０代の男性とみて、身元の確認を進めるとともに出火の原因を調べています。

　去年７月、川口市の路上で女子児童の体を触ったとして、不同意わいせつの疑いで都内の私立高校に勤務する６１歳の教諭の男が逮捕されました。

　逮捕されたのは、東京都北区赤羽北の教諭　柏原潮容疑者（６１）です。

　県警によりますと、柏原容疑者は去年７月８日、午後２時４０分ごろ川口市内の路上で、下校途中だった１０代の女子児童の体を触るなど、わいせつな行為をした疑いが持たれています。

　調べに対し、柏原容疑者は「自己の性欲を満たすためにやってしまいました」と容疑を認めているということです。

　柏原容疑者は、別の女の子に対する同様の犯行をほのめかしているということで、県警が調べています。

　特殊詐欺の被害が後を絶たない中、投資詐欺の被害などについて弁護士が応じる無料電話相談会が行われました。

　相談会は、投資詐欺の被害防止と救済に取り組んでいる弁護士で構成する「埼玉投資被害対策弁護団」が開きました。

　弁護団によりますと「家族がＦＸで借金をして、お金を用立ててほしいと言われた」「毎月、一定額の利息がつく社債を購入したが、利息が入ってこない」などといった相談が寄せられたということです。

　弁護団は、ホームページを開設し投資詐欺の被害の相談を受け付けているほか、注意を呼びかけています。

　将棋の八大タイトルの一つ「王将戦」七番勝負の第５局が、３月８日と９日に旧渋沢邸「中の家」で行われるのを前に、深谷市で２５日、棋士に提供する勝負めしなどを決める実行委員会が開かれました。

　２５日の実行委員会には、深谷市の小島進市長や地元の関連団体の代表などおよそ１５人が出席しました。

　王将戦は、１回の対局を２日制で行われ、七番勝負のうち先に４勝した方がタイトルを獲得します。

　ここまで藤井聡太王将が３勝、挑戦者の永瀬拓矢九段が１勝していて、藤井王将はタイトル防衛に王手をかけています。

　２５日の実行委員会では、対局前日の前夜祭や当日の大盤解説会で行う催しの内容のほか、深谷牛や深谷ねぎなど地元の食材を使った勝負めしや勝負おやつなどを決めました。

　王将戦の第５局は３月８日と９日に、深谷市の旧渋沢邸「中の家」で行われます。

　川口市の幼稚園で、４月から小学校に通う新１年生に武南警察署などからランドセルカバーが贈られました。

　ランドセルカバーの贈呈式は、新年度から小学校に入学し、初めて登下校を行う児童が安全に通学できるようにと行われたもので、園児およそ６０人が参加しました。

　武南警察署の藤木渉署長は、「横断歩道を渡るときは手挙げましょう」などと指導しました。

　武南交通安全協会の中山久仁夫会長は、遠くからでも見えるような色にしたなどランドセルカバーのポイントを話しつつ、交通事故に遭わないように呼びかけました。

　そして、代表の園児６人に、去年誕生した武南警察署のマスコットぶにゃんくんがデザインされている黄色のランドセルカバーを贈りました。

　このランドセルカバーは、川口市内の新小学１年生およそ２２００人に配られます。