【3月9日 AFP】8日に予定されていた24-25スペイン1部リーグ第27節のFCバルセロナ対オサスナの試合が、バルセロナのチームドクターが急死したため、延期となった。

バルセロナは「残念ながら、悲しいニュースをお知らせする。本日午後、ファーストチームの医師であるカルラス・ミニャロ・ガルシアが死去した」と発表。「このため、バルセロナとオサスナの試合は後日に延期された」と伝えた。

中止が発表されたのはキックオフの約20分前で、観客はすでに会場に集まり始めていた。

ジョアン・ラポルタ会長によれば、医師には妻と2人の子どもがいるという。

会長は「クラブにとって非常につらいニュースで、突然のことで胸が痛むし、ショックを受けている」とコメントし、「医師の母親と妻に連絡を取り、哀悼の意を表し、非常につらい状況にある彼らを支えることを約束した」「家族に寄り添う必要がある」と話した。

ガルシア医師は2017年からバルセロナのさまざまなチームで働いており、数か月前から男子のトップチームで働き始めたばかりだった。(c)AFP