中国外相、対米政策の一貫性強調 「抑圧には最後まで付き合う」
中国の王毅外相は14日、ミュンヘン安全保障会議で講演し、中国の対米政策は「一貫して安定している」と強調した。2023年2月撮影(2025年 ロイター/Wolfgang Rattay)
2月14日(ロイター) - 中国の王毅外相は14日、ミュンヘン安全保障会議で講演し、中国の対米政策は「一貫して安定している」と強調した。「中国と米国の間に衝突があってはならない」とし、世界的な課題に対処する上で両国の協力の必要性を訴えた。
その上で「中米関係の未来について完全に自信を持っている」とし、関係改善への期待も示した。
一方、米国の姿勢次第では強硬な対応も辞さない構えも見せた。「米国が中国の抑え込みに固執するなら、われわれも最後まで付き合うしかない」と警告し「一方的な『いじめ』行為には断固として対応する」と述べた。
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