相次ぐ中国軍の汚職、習氏が対策強化指示 9月には軍事パレード?

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北京=畑宗太郎
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 中国の習近平(シーチンピン)国家主席は7日、全国人民代表大会全人代、国会に相当)会期中の軍の会議に出席し、軍で相次ぐ腐敗への対策強化を指示した。軍の最高指導機関である中央軍事委員会では、委員2人が処分されたまま、補充のない事態が続いている。

 習氏は軍トップの軍事委主席も務める。軍の機関紙・解放軍報によると、習氏は軍内の監督強化に触れ、「腐敗問題の徹底的な捜査と処罰」を指示した。さらに、支出について「経費投入の費用対効果を高めなければならない」と述べるなど、問題意識をにじませた。

 軍事委では軍の「顔」役の国防相が2代続けて汚職で失脚し、習氏に近い苗華・政治工作部主任も昨年11月に規律違反の疑いで職務停止となった。後任の国防相は1年以上、軍事委入りを「お預け」状態で、全人代に合わせた人事もなかった。

軍の腐敗、専門家の見方は

 一方で汚職の捜査は軍需にか…

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この記事を書いた人
畑宗太郎
中国総局
専門・関心分野
中国の外交、安全保障、社会、東南アジア情勢