朝ドラ「おむすび」第23週(3月10日~)【あらすじ】コロナで歩(仲里依紗)らのイベント中止、結(橋本環奈)の病院で患者受け入れ始まる

米田結(橋本環奈)、塚本文香(濱田マリ)(C)NHK
米田結(橋本環奈)、塚本文香(濱田マリ)(C)NHK

女優の橋本環奈がヒロインの米田結役を演じるNHK連続テレビ小説「おむすび」(総合など)の第23週「離れとってもつながっとうけん」(第111~115回)の放送が10日から始まる。横浜で新型コロナウイルス感染者が確認されるなど、結たちの日常にコロナによる不穏な影が忍び寄り…。

平成元年生まれのヒロインが栄養士として人の心と未来を結んでいく青春グラフィティー。どんなときも自分らしさを大切にする「ギャル魂」を抱き、激動の平成と令和をパワフルに突き進む姿を描く。主題歌「イルミネーション」をB’z、語りをリリー・フランキーが担当する。

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令和元(2019)年10月、病院で管理栄養士として働く結は、コンビニ大手「フォーチュンストア」で働く幼なじみの佐久間菜摘(田畑志真)から意見を求められた。菜摘は高齢者向けの弁当を企画していて、結は、健康な高齢者向けなら、カロリーは控え目にしないほうがいいと助言。加齢によって心身が衰えた「フレイル」の状態が進むと要介護状態になることがあり、低栄養がその原因の1つになっていると教えた。結の意見を取り入れた企画が認められ、結は菜摘と高齢者向け弁当を共同開発することに。結と菜摘は合格点の試作品を作り上げるが、手間がかかりすぎる点がネックとなり開発は中止となった。

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連続テレビ小説第111作。福岡・神戸・大阪を舞台に、「どんな困難も明るくたくましく乗り越える」平成ギャル、米田結(よねだ・ゆい)が栄養士となり、現代人が抱える問題を「食の知識とコミュ力」で解決しながら、縁・人・時代をむすんでいく青春物語。

  • 【放送】総合:月~金曜(土曜は総集編)午前8時~8時15分(再放送)午後0時45分~1時、BS/BSプレミアム4K:月~金曜午前7時30分~7時45分(再放送)BS:土曜午前8時15分~9時30分/BSプレミアム4K:午前10時15分~11時30分
  • 【作(脚本)】根本ノンジ
  • 【音楽】堤博明
  • 【主題歌】B'z「イルミネーション」
  • 【語り】リリー・フランキー
  • 【土曜版ナレーション】高瀬耕造アナウンサー

一方、結の娘、花(宮崎莉里沙)はサッカーに夢中で、将来は五輪代表になると張り切り、日々、父の翔也(佐野勇斗)が練習に付き添った。そんな花がある日、練習試合でシュートミスして負けたことが悔しいと落ち込み、「パパ、ガッカリするわ」と言って悔しそうにした。結は「花は花のためにサッカーやったらいいと思う」と声をかけるが、花は「でも花はパパに喜んでもらいたいの!」と感情を爆発させた。娘を思っての言葉だったが、思い通りにいかないことに結は苦悩。そんな彼女に、ギャルサークル「博多ギャル連合」OGで親友の佐藤珠子(谷藤海咲)が「子育ても仕事も理想高すぎんやない? 目の前のこと地道にやるしかなくね?」と声をかけた。その助言に結の目の前が一気に開けた。

レシピを見直した結は試食会で意見を募り、菜摘は市場調査を実施。作業工程、食材の問題をクリアしたメニューを完成させ、最後のプレゼンに臨んだ。製造会社の管理栄養士、土屋信也(森優作)は納得してくれたが、菜摘の上司、豊岡修治(隈本晃俊)だけは相変わらず難色を示した。菜摘はそこで準備してあった資料を配り始め、この弁当の発売に合わせたフレイル予防のキャンペーン実施を提案。低栄養を防いでしっかり食事をとる大切さを伝え、栄養の知識のアップデートを促すことは、食を取り扱う企業として意義あることだと力説した。結もこの案に賛成し、入院患者を減らす第一歩の予防が食事だと強調した。これまでずっと渋い表情だった豊岡も「ええやないか。これはやる意義がある試みだ」と言い、「うちの会社だけやなく行政も巻き込んだら大きいプロジェクトになるかもしれへん! よう自分で気ぃ付いたな、佐久間」と初めて菜摘のことをほめた。

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