宮城県内多くの中学校で8日、卒業式が行われ、卒業生たちが思い出の多い学び舎を巣立ちました。

このうち、統廃合により2024年度いっぱいで19年の歴史に幕を下ろす大崎市立鳴子中学校では24人が卒業を迎えました。(2006年に統合で新・鳴子中学校となる)
式では、保護者や在校生らが見守る中、卒業生一人ひとりに卒業証書が手渡されました。
そして簗田智志校長が「最後の卒業生として学びを胸に大いに活躍することを楽しみにしています」とはなむけの言葉を贈った後、卒業生を代表し千葉太綺さんが答辞を述べました。

卒業生・千葉太綺さん
「この鳴子中学校で積み重ねた3年間を生かし私たちはそれぞれの道でさらに成長していきたい」

鳴子中学校は少子化に伴い、鳴子温泉地区の小学校3校と統合されることになり、2024年度で閉校します。
現在の鳴子中学校の校舎には4月、義務教育学校の「鳴子小中学校」が開校します。