結構人望があった人で、送別会も100人近く参加したんだけど、
まあ現実的に一緒に仕事で濃い時間を共有してきた人ってそりゃまあそれくらいなんだけど、
意外と若い女子や年配女性が帰っちゃっておっさんだらけの会になったわけよ
でも本人は割とかっこいい感じで女子にも優しかったし、仕事も仲良くやってたんだけど、女子は2次会には来なかった
それ見てちょっと思ったのよ
会社という制約条件の中で人間関係うまくやるということと、本当の友人や仲の良い人達を作るのって別の事なんだなって
いや、女子がいないだけでそこまで考えるのはおかしいじゃんって思うだろうけど、違うのよ
割と女子社員と仲良いシュッとしたおじさんで有名な人だったのよ
誰からみてもいい感じで人付き合いできてて女子社員とも仲良くて尊敬されてて羨ましさも感じるほどだったわけ
だけど20時半くらいからの2次会の話になったら女子は来なかったわけよ
え、あれだけ世話になって、職場を明るくしてくれた人の退職なのに2次会来ないで家に帰っちゃうの??って。
定年退職したらその後は会社とのかかわりはほとんど無くなるわけだけど、そうなったときに何が残るんだろうなあって考え始めたら止まらなくなってきて今この日記書いてる
定年退職しちゃった後だって、関わってきた当事者の心の中にはその人と仕事した思い出は当然残ってるしそりゃ忘れんよ
だけど新しい人もどんどん入ってきて、今いる人も転職したりしていってて、次第にその人がその会社で仕事をしていた話なんて全くしなくなるわけね
ってなったら会社員として20年とか40年、その会社で出社と退社繰り返して当たり障りの無い仕事しながら定年退職まで時間を過ごすのって、
社長もそう。社長の退職の時も結構人数集まって退職祝いして、引継ぎの間退職後もちょくちょく前社長が会社に来てたんだけど、驚くほどみんな声かけないのよ。
え?前社長だよ?社長経験者のOBすら、退職しちゃったら空気扱いにされるのかよ、ってその時は衝撃だった。
だから最近会社という組織って、一見学校組織と似ているようで、孤独な一人一人が生活のために仕方なく通勤して仕事してる寂しい場所なんだなって思いが強くなってる。