「受けることばかりやると国は滅ぶ」石破首相が持論

自民党本部の青年部・青年局、女性局合同全国大会であいさつする石破茂首相(壇上左)=8日午後、党本部(斉藤佳憲撮影)
自民党本部の青年部・青年局、女性局合同全国大会であいさつする石破茂首相(壇上左)=8日午後、党本部(斉藤佳憲撮影)

石破茂首相(自民党総裁)は8日、党会合で「国家のためには、受けないことでもやらなければならない。受けることばかりやっていると国は滅びる」と述べた。

首相は、安全保障、社会保障、農林水産といった政策課題を例示し「つらいこと、苦しいことであっても、いかにしてそれが必要なのかいうことを、国民に誠心誠意お願いをしていく。あの人の言うことは聞いてみようという思いを持っていただける(ようにしたい)」語った。

首相自身については「まだまだその域には全く達していない」とした。実際、医療費の支払いを抑える高額療養費制度に関しては、当初は制度の持続可能性の維持などの観点から8月の引き上げにこだわったが、立憲民主党など野党や患者団体、参院選への悪影響を懸念する自民内から反発を受けて見直す方針に転換した。また、ある自民の閣僚経験者は「予算を通すためとはいえ、日本維新の会の高校無償化をのまざるを得なくなった。国民うけするかもしれないが、財政悪化など課題は置き去りにされている」と手厳しい。

石破首相、自民青年局会合でゲキ

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